元近鉄のブライアントが監督を務める「士別サムライブレイズ」が北海道フロンティアリーグの初代王者に!!
プロ野球の独立リーグ・北海道フロンティアリーグに所属する、元近鉄バファローズのラルフ・ブライアントが監督を務める「士別サムライブレイズ」が、26日に行われたチャンピオンシップ最終戦にて石狩レッドフェニックスに4-3で勝利し、同リーグの初代王者に輝きました。
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今年発足したばかりの北海道フロンティアリーグ。士別サムライブレイズ、石狩レッドフェニックス、美唄ブラッグダイヤモンズの3チームでリーグ戦を争っており、9月22日よりリーグ1位の石狩レッドフェニックスと2位の士別サムライブレイズでチャンピオンシップを争っていました。このチャンピオンシップでは、最終的に3勝2敗で士別サムライブレイズが勝利。これにより士別サムライブレイズは、30日から4つの独立リーグの優勝チームが争う日本独立リーグチャンピオンシップに挑むとのことです。今回のリーグ優勝に関し、ブライアント監督は「士別のファンの皆さんに1年間の応援の感謝を伝えたい。グランドチャンピオンシップでは、選手たちが最後まであきらめないでベストを尽くしてくれることを期待している」とコメントしています。
ラルフ・ブライアント プロフィール
ラルフ・ブライアントは1961年、アメリカジョージア州出身。ロサンゼルス・ドジャース、中日ドラゴンズを経て1988年より近鉄バファローズで外野手として活躍、1989年には49本塁打を記録しパ・リーグ本塁打王に輝いたほか、1993年には204三振を記録するなど、豪快な打撃と三振の多さで知られています。

1989年に放った4打席連続ホームラン!
ブライアントのエピソードで有名なものとして「4打席連続ホームラン」があります。これは1989年10月12日に西武球場で行われた西武とのダブルヘッダーで達成したもので、「投球がソフトボールよりも大きく見えた」「これで西武にとどめを刺したと確信した」といったコメントを残しています。事実、この年は近鉄がリーグ優勝を果たし、一方で西武は3位となりリーグ5連覇を逃しています。
1990年に放った「天井直撃ホームラン」!!
「4打席連続ホームラン」と同じく語り草となっているエピソードとして挙げられるのは「天井直撃ホームラン」。これは1989年6月6日に東京ドームで行われた対日本ハム戦にて、天井スピーカーを直撃する一打を放ったもので、東京ドームの特別グラウンドルールにより本塁打と認定されました。このルールが適用されることは滅多になく、2008年にフリオ・ズレータが18年ぶりに達成するまで同様の本塁打は放たれることはありませんでした。
「士別サムライブレイズ」について
プロ野球独立リーグである北海道フロンティアリーグ所属のプロ野球球団。2020年創設で、本拠地は北海道士別市。2022年現在「日本最北の独立リーグ球団」として知られており、2021年には北海道ベースボールリーグで、2022年からは北海道フロンティアリーグで活躍。ラルフ・ブライアント監督の下、同年にはリーグ初代王者に輝いています。
「士別サムライブレイズ」公式サイト
士別サムライブレイズ
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