「タモリ・さんまの〇〇」(トークコーナー)
80年代、90年代にいいともをみていた世代の方にはタモリさんとさんまさんのトークコーナーが懐かしいのではないでしょうか。
明石家さんまさんは1984年から1995年まで金曜日レギュラーとして出演されていました。最初は「タモリ・さんまの雑談コーナー」という名前でスタートし、2か月後に「タモリ・さんまの日本一の最低男」と名前を変えています。この名前では1987年まで放送しているのでなかなか長いですね。
内容はただの雑談でコーナー名が変わっても変わりません。「タモリ・さんまの日本一のホラ吹き野郎!」「タモリ・さんまのもう大人なんだから」「タモリ・さんまのもっともっとしゃべらせてよ!!」「さんタモの2000回から3000回にむかって」「タモリ・さんまの何でもしゃべれる!!」など20種類以上のタイトルがありました。
「もうタイトル替えるか」とトーク内で話して翌週には替わっているということもありましたね。タモリさんがさんまさんの遅刻をいじったり、物まねをしたりというゆるーい感じでした。セットも丸テーブルが1つ置かれているだけでしたね。
個人的には放送開始当初は幼児だったので「しゃべっているだけで面白くない」と思っていたのですがだんだんと好きになっていました。成長したんですね。
2012年に「復活!!タモリ・さんまの日本一の最低男」として1日限りの復活。最終回でも2人のトークが繰り広げられました。
身内自慢コンテスト
1998年から番組終盤まで続いた人気コーナーは関根勤さん司会の「身内自慢コンテスト」といっても、こちらもコーナー名は変更されています。
最初は「彼氏自慢!もうあなたしか見えない」というタイトルのコーナーでした。タイトル通り、自分の彼氏が〇〇に似ている、こんな特技がある、などを披露するコーナーです。はじめに彼女が登場し、フリップと口頭で彼氏を紹介。その後ご本人が登場してジャッジするという流れです。
その後、彼氏だけでなく家族、同僚など誰でもOKの「身内自慢コンテスト」に名前が変更。その後は芸能人に似ている人を紹介する「夏・冬のそっくりさんカーニバル」という名前になったり、また「身内自慢コンテスト」に戻ったりしていました。
春・夏・冬など長期休みの時期だけ放送されるコーナーにもなっていましたね。関根さんが曜日移動するとこのコーナーも一緒に移動していて司会はずっと関根さんが務めていました。
紹介者が登場した時に関根さんがその人を見て適当に「「楳図かずお全巻持ってます」「パスタばっかり食ってます」「ITのコト、よくわかりません」などというのも楽しみでした。この例えが面白すぎて肝心の身内自慢が頭に入ってこないこともありましたよね。
〇歳に見えないコンテスト
こちらも視聴者参加型のコーナー。当初は「〇歳に見えないコンテスト」というタイトルでした。毎週、今週は〇歳と決まっていて実年齢とのギャップがある人が集まっていました。こちらも学校が休みの時期になると年齢設定が低くなり、学生も集まっていましたね。
実は江頭2:50さんが31歳の時に「31歳に見えないコンテスト」に出場されていました。
その後「年齢ギャップ HIGH&LOW」、「年齢ギャップコンテスト」「慎吾HIGH&LOW」などタイトルを変えて放送されていました。
毎週〇歳、という縛りはなくなり実年齢と見た目年齢のギャップがある人が集まり、実年齢を当てるというコーナーでしたね。
他にもニューハーフを当てるコーナーなどもありましたね。
世紀末クイズ : それ絶対やってみよう
1991年頃、月曜日のレギュラーだったウッチャンナンチャンが司会をしていたコーナー「世紀末クイズ : それ絶対やってみよう」ブームになり、本も3冊出版されました。持っていたという人も多いのではないでしょうか。何を隠そう、私も持っていました。
なぞなぞのようなクイズですね。学校でみんなでやるのが楽しかったです。本の中にはウッチャンナンチャンやタモリさんが登場していますよ。
1988年に「10回クイズ」が流行していてその流れでこちらも流行ったというのもあるでしょう。
みんな学校でやっていたよね!?世紀末クイズ - Middle Edge(ミドルエッジ)
他にもこんなコーナーが!
笑っていいとも!の歴代のコーナーは1万を超えるといわれています。ネットもまだ普及していなかった時代なのでデータがないコーナーが多いですが他にはこんなコーナーもありました。
1位を当てちゃいけまテン
色々なランキングから1位を避けて上位を当てるというコーナー。1位以外をすべてあてれば商品が盛られますが、1位を当ててしまうとセンブリ茶を飲まなくてはいけません。
いいとものクイズコーナーではたびたび青汁やセンブリ茶などの罰ゲームが登場しましたよね。日常生活ではあまりお目にかかることのないものなので怖いもの見たさにちょっと飲んでみたい気分になりました。(青汁は飲みやすいものもありますが)
ゲストを当てるコーナー
笑っていいともでは、レギュラー陣のほかにゲストが登場することも多かったですね。そして、ゲストを当てるコーナーも。
昔の写真が出てきて誰だか当てたり、ゲストに関するキーワードが出てきて当てたり、なのですがなかなか当たらないとゲストの搭乗時間が短くなるという。
このバタバタ感も生放送ならではですし、昔の番組感があって楽しかったです。