岡田奈々のプロフィール

まずは岡田奈々のプロフィールからご紹介します。
本名:矢井弘子(やいひろこ)
生年月日:1959年2月12日
出身地:岐阜県岐阜市
最終学歴:堀越学園高校
堀越学園高校を卒業後矢板短期大学に進学しましたが、1979年に女優業に専念するために中退しています!そのため最終学歴は堀越学園高校になりますね。
デビューのきっかけ:1974年、高校1年の時に「あなたをスターに!」の第2回チャンピオンとなり、芸能界入りしています。
翌1975年にはデビューシングル「ひとりごと」をリリース。
また初代ポッキーのCMガールを(1975年~1980年)まで務めています。
ドラマでは「俺たちの旅」で田中健演じる中谷隆夫の妹の真弓役で出演しました。
1976年にはシングル「青春の坂道」がヒットして、歌手としても女優としても活躍しています。
岡田奈々の大映ドラマ出演作

岡田奈々が出演した大映ドラマのあらすじや役柄についてご紹介します!
不良少女と呼ばれて

まずは1984年放送の「不良少女と呼ばれて」です。
伊藤麻衣子(現いとうまい子)演じる、曽我笙子は家庭内の金銭問題で苦労していた母親からの「お前なんか産まれてこなければよかった…」という一言で非行に走ってしまいます。
そして相模悪竜会の会長として、300人の少年少女のトップに立ち、悪の限りを尽くしていました。
そんな時に出会った官僚で舞楽師の久樹哲也は、笙子を立ち直らせようと懸命に取り組みます。
そんな哲也の真心に打たれた笙子は、悪竜会を抜け罪を償うために自主をしました。
そして2人の間には愛が芽生えていくのですが、哲也には婚約者が既にいてその婚約者葉山恭子を演じたのが、岡田奈々です!
哲也から婚約解消を期に坂を下るように人生を転落していくのでした。
舞楽の名士であり女子大卒の品の良いお嬢様役が、岡田奈々の清楚な美貌にピッタリです。
伊藤麻衣子さんは可愛いですが、当時のクルクルパーマや不良メイクが似合わない…。
普通に考えたら、岡田奈々演ずる葉山恭子と結婚したいと思いますが、人の好みはわかりませんね。
スクールウオーズ

続いても1984年の放送のスクールウオーズです!
この物語は元日本代表のラガーマンが、弱小ラグビー校をわずか数年で全国優勝を果たすまでの軌跡を描いた作品です。(大映ドラマナレーション風)
岡田奈々は主人公山下真司演じる滝沢賢治の妻の滝沢節子を演じていました。
最初は娘(間下このみ)よりも生徒を大事にする賢治に失望し、家を出ています。
賢治の家族ということで不良に取り囲まれたりしてしまいますから、娘を守るためには母親として当然とも言えますよね。
次第に賢治を理解し、川浜一のワルの大木(松村雄基)の分のお握りまで作る優しくしっかり者の妻役を好演しました。
貧乏でお弁当のない大木は、遠征先でも食べるお弁当がなくバスの中で待ってようとしますが、節子が大木の分も作ったというお握りを渡し、バスの中で涙ぐみながら食べるシーンは凄く良かったですよね。
ポニーテールは振り向かない

こちらは1985年放送のポニーテールは振り向かないです。
ドラマー一家の父子家庭で育った麻生未記は、傷害事件を起こして少年院に収監されてしまいました。
でもその後ドラマーを志し、ロックバンドを結成するまでの道のりが描かれています。
岡田奈々は未記が少年院を出所後に、引き取られたライブハウス「フロンティア」でブルースの専属歌手をしている千葉かおる役でした。
元アイドルの設定で、挫折も経験しているのでちょっと影のある感じが素敵です。
子役時代の高橋かおりも可愛い!
バイキングではすっかり目が据わっている坂上忍が爽やかなのも新鮮です。
花嫁衣裳は誰が着る

最後は1986年放送の「花嫁衣裳は誰が着る」です。
父を知らず3歳で母を失った堀ちえみ演じる雪村千代は、母亡き後佐渡の伯父夫婦に引き取られます。
そこで伯父夫婦の娘であり、同い年のみさ子が崖から転落し、足が不自由になった事故の犯人にさせられてしまいました。
そして周囲のいじめや孤独に耐えられなくなった千代は、上京し幼いころからの夢だったデザイナーを目指します。
岡田奈々は家出してきた千代を社員として受け入れる、新進気鋭のデザイナーユリ麻見を演じました。
面倒見も良く、優しい性格で不遇な千代の理解者を好演しています。
ちょっとビックリしたのが、原作がマンガだったのですね。
最近はマンガ原作のドラマや映画が人気でしたが、昔はそんなになかったように思います。
「王家の紋章」で有名な細川智栄子の「あこがれ」です。
そして作中で千代がデザインするウエディングドレスのタイトルも「あこがれ」になっていました。
まとめ
今回は「岡田奈々の大映ドラマの出演作・意外だけど大映ドラマには欠かせない名脇役だった」をご紹介しました。
大映ドラマで活躍した伊藤かずえや松村雄基よりちょっとお姉さんなので、岡田奈々は落ち着いた役では欠かせない存在でしたね。
とにかく美しい岡田奈々は、目の保養になる女優さんです。