江口洋介主演の格差ラブコメディ「僕らに愛を!」を覚えている?

江口洋介主演の格差ラブコメディ「僕らに愛を!」を覚えている?

江口洋介さん、武田真治さん、鈴木杏樹さんなどが主演した月9ドラマ「僕らに愛を!」を振り返ってみましょう。


「僕らに愛を!」はいつ放送していたの?

「僕らに愛を!」は1995年4月から6月まで、フジテレビ系列の月9で放送されていました。この前のドラマは「For You」次のドラマは「いつかまた逢える」です。

1995年にVHSが発売されていますが、DVD化はされていません。ですが最近はFODの配信で見ることができますよ。DVDになっていないドラマを配信してくれると本当にうれしいですよね。
「僕らに愛を!」を見たいけれど見れなかったという人、もう一度観たい方はぜひ配信をチェックしてみてください。

「僕らに愛を!」のキャスト

「僕らに愛を!」のキャストは以下の通りです。

「東京ラブストーリー」「愛という名のもとに」「101回目のプロポーズ」などの人気ドラマで除染として活躍したのち、「ひとつ屋根の下」で主演を務めた江口洋介さんが主演です。

最初の方はちょっときざな役が多かったですが、「ひとつ屋根の下」から貧乏だけど愛にあふれた青年役がしっくりくるようになりましたね。

武田真治さんは江口さん演じる晴海のいとこ役です。武田真治さんも「じゃじゃ馬ならし」「南くんの恋人」「17才-at seventeen-」「若者のすべて」などに出演した後で人気絶頂の頃ですね。

鈴木杏樹さんも「あすなろ白書」「若者のすべて」などに出演した後でした。人気キャストがそろっているので当時は相当豪華なキャストでしたね。

主題歌はL→R!

「僕らに愛を!」の主題歌はL⇔Rの「KNOCKIN' ON YOUR DOOR」です。前作がスマッシュヒットしていましたが、この曲はドラマタイアップが付いたこともあり大ヒットしました。ミリオンセラーとなり、L⇔R最大のヒット曲でもあります。

元々プロデューサーが主題歌の依頼をしたのですが、最初はあまりインパクトのない曲だったそう。「もっと頭からガツンとくるような曲にしてほしい」というリクエストにドアをたたくような音はどうだろうか?と考えたところからこの「KNOCKIN' ON YOUR DOOR」が生まれたそうです。

曲の最初にドアをノックするような音が入っていて印象に残りますよね。ちなみに、ドラマ第一話のサブタイトルは「恋の扉を開けよう」です。この主題歌からとったんでしょうね。結果的にドラマともすごくマッチしましたね。

「僕らに愛を!」のあらすじ

江口洋介さん演じる主人公の井出春海は、製パン会社の函館支社に勤めていました。ある日出張で東京に向かっていたのですが晴海は高所恐怖症。飛行機の中でパニックになってしまいます。スチュワーデスの奥野小百合にしがみつくなど大騒ぎ。

結局飛行機ではなく電車で東京に向かいました。本社にいる従姉妹の明男がとりもってくれたのですが晴海のミスは重大でそれが原因で首になってしまいます。

晴海は祖母が経営する下宿屋「ふじみ館」を訪れます。ですが祖母が急病のため入院することに。管理人がいなければ下宿は閉めるしかありません。そこで祖母の晴海が代わりに下宿所の管理人になることに。

古いオンボロの下宿なのですが、住人はいるのでこまってしまいますもんね。明男も住んでいます。そしてある日、ふじみ館の隣に立派な寮ができます。ふじみ館とは比べものにならない立派なマンションはスチュワーデスの寮でした。

下宿の住人はスチュワーデスたちに興味津々。その中には飛行機で出会った小百合もいたのでした。

晴海は下宿の管理人をしながらも新しい仕事をしますがなかなかうまくいきません。そして下宿所の住人達は何とかスチュワーデスたちと交流を持とうと試行錯誤します。晴海は小百合、明男は佐野未香 との距離を縮めていくというラブコメディです。

楽しくみられるドラマって最近減ったような気がしますが、こういうドラマっていいですよね。

最終回はどうなった?

観ていたはずだけど最後が思い出せない、最後を見逃してしまったという人もいるでしょう。最終回は一体どうなったのでしょうか。

最終回の前の祖母が亡くなり、ふじみ館は経営の危機に、実は借金がたくさんあったのです。晴海は前職での経験を活かし、ふじみ館に併設するパン屋を開店することに。

そこで売るだけでなく、前に勤めていた製パン会社にも売り込みに行き、何とか事業はきどうにのるということろでした。ですが、ある日オーブンが爆発を起こしてしまうのです。そしてパン屋の話は白紙に戻り、結局ふじみ館を手放すことになってしまいます。

ふじみ館はお別れパーティーを開きます。明男はブラジルに行くことになり、未香を一緒に行こうと誘います。

一方小百合は藤岡と婚約をしました。晴海は「婚約おめでとう」といいます。小百合のためにパンを焼きたかったのですが間に合わなかった晴海。小百合のために空港に持って行くと言います。晴海は小百合にパンを届けに行き、小百合は涙を流します。

好き合っていたのに切ないですね。

住人たちがいなくなったふじみ館。そこに小百合がやってきます。藤岡との婚約が決まっていた小百合ですが本当の気持ちに嘘をつけず晴海の元にやってきたのです。というハッピーエンドで物語は終わります。

最後の最後のどんでん返しなので最後までどうなるの?と読めませんでしたよね。このドキドキ感を味わいたいか方はぜひ本編を見てみてくださいね。

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