90年代に活躍!SOPHIAのヒット曲を振り返ろう!

90年代に活躍!SOPHIAのヒット曲を振り返ろう!

1995年にメジャーデビューしたバンドSOPHIA。ボーカルの松岡充さんはドラマなどでも活躍されていますよね。そんなSOPHIAのヒット曲を990年代の楽曲を中心に1997ねん振り返ってみましょう。


SOPHIAのデビューから活動休止まで

まずはSOPHIAの来歴を振り返ってみましょう。

SOPHIAは1994年に松岡充(ボーカル)、豊田和貴(ぎちあー)、都啓一(キーボード)の3人で大阪で結成されました。その後、黒柳能生(バース)、赤松芳朋(ドラム)が加入。すぐにインディーズデビューし注目を集めたのです。

そして1995年にミニアルバム「BOYS」[GIRLS」をリリースしてトイズファクトリーからメジャーデビューしました。デビューがシングルでもなくアルバムでもなくミニアルバムというのは珍しいですよね。

デビュー当初は「ビジュアル系バンド」と呼ばれていましたが、ちょっと化粧をしていた程度でゴテゴテのビジュアル系ではなかったですよね。違う時代にデビューしていたらビジュアル系とは呼ばれなかったんじゃないかなと思います。

SOPHIAはライブにこだわりが強いバンドなのですが、写真撮影、録音OKという珍しいバンドでした(録画はNG)。1998年の「ALIVE」ツアーからは、基本アンコールを行わないスタイルに。本来、アンコールはステージに感動した客が求めて行うものですが、元々セットリストに組み込まれていることに納得がいかなかったそうです。アンコールはセットリストに組み込まれていませんが、ライブが良かった時、かつ時間に余裕がある時はアンコールを行うこともありました。これこそ本当のアンコールで見られたときは嬉しかったでしょうね。

2004年から東芝EMI,UNIVERSAL J、avex traxとレコード会社を移籍していきます。トイズファクトリー、東芝EMI、ユニバーサルミュージックで発売したCDやDVDはすべて廃盤になっています。その後、2013年の日本武道館のライブを最後に活動を休止しています。

松岡さん、豊田さん、赤松さんの3人はMICHAELという新しいバンドを結成しました。

活動休止であくまでも解散はしていないのでいつか復活してくれる日が来るといいですよね。

デビュー曲「ヒマワリ」

SOPHIAのデビューシングルとして発売されたのは「ヒマワリ」。この曲がリリースされてからライブ会場にヒマワリの造花を持って行ったり、ヒマワリのヘアアクセサリーなどをつけていくファンが増えました。

オリコン初登場17位とそれほど大ヒットしたわけではありませんが、ファンにとっては大切な曲で代表作の1つだと思います。

「Believe」

3枚目のシングルとしてリリースされたのは「Believe」。この曲はリリース前からライブの定番曲として知られていました。

デビューミニアルバム「BOYS」と「GIRLS」を購入して応募するともらえるCDで一度音源化されていたのですが満を持してCD化されました。

オリコン初登場14位でスマッシュヒットという状態が続いていましたね。この曲もファンにとっては大切な一曲だと思います。

「little cloud」「街」

1997年2月にリリースされた4枚目のシングル「little cloud」は「ぐるぐるナインティナイン」のテーマソングとなりヒット。オリコン順位は初登場14位で今までのシングルとあまり変わりませんが、初の10万超えとなりました。

その後アルバム「little circus」をリリース。アルバムからのシングルカットで5枚目のシングル「街」がリリースされました。プレイステーション用ゲームソフト「ブレス オブ ファイアIII」のCMソングのタイアップも付いていましたよ。

アルバムからのシングルカットというのはこの時代よくあることでしたが、CDの売れない今の時代から考えると信じられないですね。

「街」はシングルカットでありながらロングヒットとなりました。この曲でSOPHIAを知ったという人も多いでしょう。この2曲はSOPHIAの知名度を一段階上げた楽曲といっても過言ではないですね。

「黒いブーツ 〜oh my friend〜」

1998年11月にリリースされた8枚目のシングルは「黒いブーツ 〜oh my friend〜」。デビューからコンスタントにシングル、アルバムを発売してきたSOPHIAですがこの曲は前作「ゴキゲン鳥 〜crawler is crazy〜」から7か月後のリリースでした。

オリコン初登場2位でSOPHIAとして最高位ですね。その後も2位の楽曲はありますが「KURU KURU」「未だ見ぬ景色/手紙」で2位は獲得していますが1位は獲得していません。

「黒いブーツ 〜oh my friend〜」は松岡と豊田の知人で早くに亡くなったバンドマンの友人をモデルにした楽曲です。ですが暗くなく明るく歌っているのがいいですね。

「ゴキゲン鳥 〜crawler is crazy〜」あたりから本当に言いたいことを歌にしている感じがして個人的に好きです。ボーカルで作詞を担当している松岡さんは、音楽番組などでも今までは番組用に短くしたバージョンを言われるがままに歌っていたのですが、どうしてもワンコーラス歌いたいですと主張するようになったとも話していました。

なのでタイアップはついていないのですがオリコン順位は5位辺りをキープしていたのもすごいです。

冒頭でお話した通りこのあたりの楽曲は廃盤になってしまっているのですが、音源が手に入る方は懐かしく聞いてみてはいかがでしょうか。

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