全国の視聴者の涙を誘ったイソップの死は第13話です。念のために説明しておくと、イソップとは貧相な体格で運動能力の低いラグビー部員、奥寺 浩のあだ名です。当然補欠だったのですが、誰よりもラグビーを愛し、脳腫瘍に倒れるまで誰よりもひたむきに人生を駆け抜けました。彼の生き方が、もう胸をしめつけるのですよね。
因みにイソップには実在したモデルとなる人物がいたのですが、実際に脳腫瘍で亡くなっています。
主要登場人物の死と言うことではもう一人、ラグビー部のマネージャー山崎 加代が第19話で交通事故にあって命を落とします。
加代は一日も欠かさず練習日報を付けていて、交通事故に遭った当日、最後の日報にはには「このノートに書けなかったのは、それは"花園出場"という4文字です。」と綴られていた。泣く。もう泣く。麻倉未稀が歌う「ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO」が流れてきたらもう最後、涙で画面が見れなくなること必至ですわ。
因みに山崎 加代にも実在したモデルとなる人物がいるのですが、こちらはご健在です。
ポニーテールは振り向かない
80年代の大映テレビを代表する女優は伊藤かずえ かもしれませんね。「少女が大人になる時」「不良少女とよばれて」「乳姉妹」「花嫁衣裳は誰が着る」「ザ・スクールコップ」などなど主役、脇役に関係なく多くの作品に出ています。あ、そうです「スクール☆ウォーズ 」にも出ていましたね。
そんな伊藤かずえ のファンの方にも、そうでない方にもお勧めしたいのが「ポニーテールはふり向かない」です。
ポニーテールはふり向かない
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何故「ポニーテールはふり向かない」をお勧めするかというと、伊藤かずえの初主演作品というだけではなく、他に80年代の大映テレビを代表する松村雄基、鶴見辰吾、岡田奈々、石井めぐみ、下川辰平、片平なぎさ、国広富之、松崎しげる、名古屋章といった役者が顔を揃えているからなんですよ。
大映テレビ俳優総出演!「ポニーテールはふり向かない」を観ると80年代の大映テレビの濃さが分かるというものです。
しかし、まぁ、出来ることなら石立鉄男、宇津井健にも出演してほしかったなぁ。
90年代に入ると「スチュワーデス物語」のコメディー版と言われる「トップスチュワーデス物語」や「スクール・ウォーズ2」と80年代作品の続編を制作。これらの作品はヒットはしたものの、まぁ、徐々に勢いを失っていくんですよねぇ。
しかし、大映テレビはシリーズものに活路を見出します! 1983年から 2008年まで続いた「家政婦は見た!シリーズ」をはじめ、「十津川警部シリーズ」「山村美紗サスペンス 赤い霊柩車シリーズ」「小京都ミステリーシリーズ」「温泉若おかみの殺人推理シリーズ」がそれです。
「赤い霊柩車シリーズ」と「小京都ミステリーシリーズ」に主演した片平なぎさは各放送局で引っ張りだことなり、2時間ドラマの女王となるわけです。片平なぎさは大映テレビが育てたと言ってもいいでしょうね。
80年代の大映テレビ作品はどの作品も観ると絶対に楽しめます。観終わるとお腹がいっぱい!それが大映テレビです。