今更聞けない【パズルボブル2X】ってどんなゲーム?
【パズルボブル2X】は1995年タイトーからアーケードゲームとして公開されたパズルゲームです。
パズルゲームと言えば「テトリス」や「ぷよぷよ」などが思い浮かぶと思いますが、【パズルボブル2X】はシューティングの要素も備えたパズルゲームです。
プレーヤーは上部に集まっているバブルを発射台から打ち、くっつけることで落としていきます。
全てのバブルが無くなった時点でクリアです。
撃ち落とすには、同じ色のバブルにくっつける必要があります。
くっつける場所の下に違う色のバブルがあると一緒に落とせるので、バブルを打つ位置が上手くいくとあっという間にクリアできることも!
でもあまりのんびり考えていると、上部に溜まっているバブルが段々下に迫ってきてしまいます。
バブルが発射台に触れてしまうとゲームオーバーです。
登場するキャラクターは恐竜の子供の姿をした「バブルン」「ボブルン」がメインキャラクター。
見た目もキャラクターも可愛らしくて子供向け?などと侮るなかれ。
レベルが上がるにつれてバブルがどんどん迫ってくるのはなかなかスリリングです。
公開当初はこんなにメインのゲームになるとは思わず、小作品的な扱いだったそうです。
ですが、誰でもプレイできるシンプルなルールと、ゲームをクリアしていくたびにステージが難しくなっていくゲーム性が受けて、予想以上のヒット作品になりました!
【パズルボブル2X】ということは、シリーズ化されたんですね?
「2X」と付いていることから分かるように、パズルボブルはシリーズが多々展開されています。
・パズルボブル
・パズルボブル2
・パズルボブル3
・パズルボブル4
・スーパーパズルボブル
・スーパーパズルボブル2
・ウルトラパズルボブル
・ひっぱって!!パズルボブル
・スペースパズルボブル
・とびだす!パズルボブル 3D
・サイキックフォースパズル大戦
・あずまんが大王パズルボブル
・東方スペルバブル
これだけのシリーズがありました!
これだけの数が展開されている所からも、人気の高さがうかがえますね。
【パズルボブル】シリーズは多彩!セガサターンの他にも移植されました
【パズルボブル2X】は当初アーケードゲームとして登場したのですが、後に家庭用ゲーム機にも多々移植されています。
セガサターンに移植されたパズルボブルが【パズルボブル2X】です。
その他は
・プレイステーション版『パズルボブル2』
・ゲームボーイ版『パズルボブルGB』
・携帯版『スーパーパズルボブル』
・海外向けNINTENDO64版『パズルボブル2』
と、若干内容を変えつつも幅広いプラットフォームに展開されました。
パズルボブル2「X」の有る無しで、どんな違いがあるの?
数あるパズルボブルシリーズの中でも「X」が付いている【パズルボブル2X】ですが、名前から想像できるように「パズルボブル2」というタイトルもあります。
あえて「X」が付いている【パズルボブル2X】ですが、その違いは
・クリスマスシーズンや正月になるとタイトルデモ中に追加デモが流れる。
・上級者向け「X」モードの追加
・従来のパズルモード「ひとりで対戦」「ふたりで対戦」が550面に増加
という違いがあります。
題名になっている「X」モードは上級者向けモードが入っていることを意味していて、バブルの間に障害物があったりと簡単には撃ち落とせない障害物があります。
また、クリスマスやお正月にはいつもと違うオープニングが流れています。
いつものソフトで季節によって楽しめるのも良いですね。
【パズルボブル2X】まとめ
【パズルボブル2X】は同じ色のバブルを発射台から撃ち落としていく、パズル&シューティングゲームです。
誰でもプレイできるシンプルなルールと進めていく過程のゲーム性が支持されて、元々期待されていた以上にヒットした作品です。
シリーズ化され多くのプラットフォームに移植されましたが、セガサターン用の「X」には上級者モードが搭載されていること、季節によってオープニング画面が変わったりする点が他とちがった魅力です。
今でも十分現役で、また家族みんなで、また独りでも楽しんでみたいゲームです。