13年のロング連載ギャグマンガ「まゆみ!」

13年のロング連載ギャグマンガ「まゆみ!」

りぼんで1990年から2003年まで13年に渡り連載されてきた「まゆみ!」。この時期にりぼんを読んでいた片なら一度は目にしたことがあるでしょう。今回は「まゆみ!」ついてまとめてみました。


「まゆみ!」は13年のロング連載!

「まゆみ!」は少女漫画誌「りぼん」で1990年10月号から2003年6月号まで13年に渡って連載されていました。「りぼん」でこれだけ長い連載は珍しいですよね。

さらに同期間、「りぼん」の別冊「りぼんオリジナル」でも連載をされていました。四コマ漫画なのでページ数は少ないですが2誌で連載というのはすごいですよね。ギャグマンガを長年続けるのは大変だと言われています。13年もの連載は本当にすごいことだと思いますよ。

「りぼんマスコットコミックス」は全7巻発行されていました。現在はその中から厳選した作品を集めた「まゆみ!選抜」A,Bがデジタル書籍として購入可能です。チェックしてみてください。

まゆみ! 選抜B~女子高生の赤裸々秘めゴト~ (マーガレットコミックスDIGITAL) | 田辺真由美 | 少女マンガ | Kindleストア | Amazon

「まゆみ発見恋」から「まゆみ!」へ。

「まゆみ!」は初め「まゆみ発見恋」としてりぼんオリジナルに掲載されました。これは作者の田辺真由美さんのデビュー作です。

その後「まゆみ!」にタイトルを変更されています。「まゆみ発見恋」時代の方がギャグ要素が少なく、恋愛四コマ漫画のような感じだったのを覚えています。個人的には「まゆみ発見恋」というタイトルの方が好きでした。

モデルは作者!

「まゆみ!」の作者は田辺真由美さん。主人公の名前はまゆみ。じつはモデルは作者本人なんだそうです。田辺真由美はペンネームかもしれませんが、自分の名前を主人公に付けちゃうなんてすごいですよね。

まゆみはどこにでもいる普通の女子高生。同級生のいとーくんと付き合っています。途中からちょっとギャルっぽくなりますが、時代に合わせた変化という感じですね。ボケ役のことも多いのですが祖母の「ボーバー」(僕のばあちゃんの意味)がとんでもないボケキャラで、ボーバーが出てくるとツッコミ役に。

ボーバーが出てくると一気にギャグ色が強くなったのを覚えています。

初期の頃はまゆみは時々愛の妖精「マユリン」に変身していました。このキャラは漫画的でしたね。恋愛や勉強などを応援するために登場するのですが、あまりうまくいかないことが多いです。また、マユリンが登場すると「スーパーボーバーEX」も登場します。これはボーバーが変身したキャラですね。

マユリンに勝手についてくるのでやっぱりどうしてもボーバーに食われてしまう印象でした。

「まゆみ!」のあらすじ

「まゆみ!」はどこにでもいる普通の女子高生、まゆみの日常を描いた四コマギャグマンガです。いとーくんという彼氏がいるのですが、彼氏のことが大好き。彼氏もいたって普通の青年です。ですから初めの方はクスッと笑える四コマ漫画という感じであまりギャグ要素は多くなかったんですよね。

ですが、まゆみの祖母、ボーバーが登場してから一気にギャグ色が濃くなります。ボーバーは作者の祖母がモデルだそうです。

ボーバーはまず見た目がインパクトあるのですが、その見た目も回を追うごとにだんだんギャグ色が強くなります。初めはリアルな老人だったのですが、だんさん三等身になっていきますからね。埼玉弁(飯能弁)が強く、田舎のおばあちゃんという感じの人物です。

ただ、ボーバーも実在のおばあちゃんをモデルにしているということですこまでぶっ飛んだキャラではないですよ。あまりふざけたギャグマンガは苦手という方でも楽しめる作品だと思います。

「まゆみ」の続編が登場!?

田辺真由美さんは現在、大人の少女漫画誌「cookie」で「まゆみ!!2016~再婚~」を連載しています。「cookie」にはほかにも「ママレード・ボーイ」や「赤ずきんチャチャ」の続編も連載されていましたからね。

田辺真由美さんは20代の時に結婚。1人の息子がいますがすぐに離婚されてしまったそうです。その後お見合いパーティーにも数多く参加し、それを題材にした漫画も描かれています。

そして、現在はアラフォーになっています。再婚をしたいけれど縁がないということで占いに行くと2年後に再婚できる、とのお告げ。ですが2年後には再婚どころか彼氏もいません。さらに息子には彼女がいるという始末。

再婚に本腰を入れる田辺真由美さんの奮闘を面白おかしく描いたコメディ漫画ですね。

四コマ漫画ではないので「まゆみ!」とはまた少し印象が違います。です画風もかなり変わっていますね。今の方が描き例で読みやすいです。

ですが「まゆみ!」に登場していたボーバーとボーバーの友人ナアさんが心の友として出演しています。(実際はすでに亡くなっているようですね)作者いわく、担当さんにどうしても描けと言われたのだとか。ここは昔のファンも楽しめるポイントだと思います。

田辺真由美さん、まだアラフォーということは連載開始当初は中高生くらいだったのでしょうか。すごいですね。読者と同年代なので当時の読者が読んでも楽しめそうです。

「まゆみ!」とはまた一味違いますが、気になる方はcookieをチェックしてみてください。(2020年8月現在、コミックスはまだ出ていないようです)

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りぼん 1990年

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