70年代の代表的なドラマシリーズといえば、それはもう「赤いシリーズ」でしょうよ。

70年代の代表的なドラマシリーズといえば、それはもう「赤いシリーズ」でしょうよ。

70年代のテレビドラマに、忘れようにも忘れられないシリーズがあります。通称「赤いシリーズ」。山口百恵を主演させ、山口百恵と三浦友和を共演させ、山口百恵と三浦友和を結婚させた、あのドラマシリーズですよ。


赤い激流

シリーズ5作目の「赤い激流」では山口百恵は特別ゲストに留まっています。代わりのポジションを務めるのは水谷豊に竹下景子。お二人のファンであれば知ってて当然でしょうが、意外な感じがします。水谷豊出てたんだぁ、みたいな。主演?主演はもちろん宇津井健です。

そして更に意外なのが、「赤い激流」は、平均視聴率25.5%、最高視聴率は37.2%というシリーズ最高の視聴率を記録していたことです。

脚本:安本莞二、鴨井達比古
監督:増村保造、降旗康男、國原俊明 ほか
出演者:宇津井健、水谷豊、竹下景子、松尾嘉代、緒形拳、小沢栄太郎、石立鉄男 ほか
ナレーター:内藤武敏

赤い激流

「赤い激流」人気があったんですよねぇ。松尾嘉代、緒形拳、石立鉄男なども出ていますしね。出演者は実に豪華です。
内容的にもウィリアム・アイリッシュの推理小説「幻の女(これ読んで損なしの名作です)」の要素が取り入れられたりもしてます。

赤い絆

「赤いシリーズ」第6弾にして山口百恵のシリーズのレギュラーから卒業となった作品「赤い絆」。お相手は三浦友和ではなく国広富之。そして宇津井健は出ていません。

脚本:佐々木守、長野洋、今井詔二
監督:富本壮吉、野村孝、降旗康男
出演者:山口百恵、国広富之。岡まゆみ、石立鉄男、左幸子 ほか
ナレーター:城達也
オープニング:山口百恵「赤い絆 (レッド・センセーション)」

赤い絆

宇津井健、ほんとに出ていないですね。レギュラーどころか、特別ゲストとしても出ていない。毎回毎回宇津井健かぁという思いもしないではありませんでしたが、出ていなかったら出ていないで寂しいものです。残念。そんな気さえしますよ。

「赤いシリーズ」は山口百恵という印象が強かっただけにこの作品でレギュラー最後と言うのは残念というか、意外という感じします。
しかし、それでもまだまだ「赤いシリーズ」は続くのです。

赤い激突~赤い嵐~赤い魂~赤い死

主演が宇津井健に戻って1978年6月23日~12月15日まで放送されたシリーズの7作目「赤い激突」。前作に続いて国広富之がでてますが、とりまく女性陣が実に豪華。坂口良子、秋野暢子、森下愛子に木内みどりですからね。

因みに若き日の関根 勤は、当時「ラビット関根」と名乗っていました。

実はこの「赤い激突」でシリーズは一旦中断します。そして1年後に次回作「赤い嵐」が放送されました。
「赤い嵐」は柴田恭兵の主演、宇津井健の特別出演ということでマニアには無視することのできない作品ではありますが、前作同様に現在ではなかなか見ることの難しい作品となっています。
更には1980年4月4日~9月19日まで杉浦直樹を主演に放送された「赤い魂」も同様ですね。

杉浦直樹は宇津井健のポジション。宇津井健でもよかったのでしょうが、制作側は目新しさを求めたように思います。が、杉浦直樹はいい味出してますよ。浜田朱里も可愛いですし、石立鉄男、峰岸徹、鈴木ヒロミツといった出演陣もいい。が、がですね、本作を持って「赤いシリーズ」のレギュラー放送は終了してしまいます。

そして、シリーズ最終作となるのは1980年11月7日と11月14日に放送された全2回のテレビスペシャル「赤い死」です。山口百恵を主演として、三浦友和、石立鉄男、三國連太郎、そしてもちろん宇津井健。音楽は宇崎竜童。山口百恵の引退記念スペシャルドラマとして製作され、それにふさわしい出演者ですね。
「赤いシリーズ」は宇津井健で始まり、最後は山口百恵のために作られたんです。何とも感動的なシリーズの幕引きですね。

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