1973年に行われた『第15回日本レコード大賞』を振り返ってみよう!

1973年に行われた『第15回日本レコード大賞』を振り返ってみよう!

紅白歌合戦と共に行われている年末の風物詩でもある「日本レコード大賞」。レコード大賞を受賞した楽曲の売上が大きく伸びると言われた時代もありました。時代を表すレコード大賞を主な受賞作と共に振り返ってみましょう!


1973年『第15回日本レコード大賞』

制作:TBSテレビ
放送期間:1973年12月31日
放送時間:月曜19:00 - 21:00
視聴率:44.1%。

司会は、5度目をつとめるアナウンサーの高橋圭三と、前年に引き続き女優の森光子が行った。アシスタントはTBSテレビ番組『ロッテ 歌のアルバム』司会の玉置宏。

日本レコード大賞 「夜空」 五木ひろし

「夜空」
歌手:五木ひろし
作詞:山口洋子
作曲:平尾昌晃
編曲:竜崎孝路

1973年10月にリリースされた、五木ひろしの21枚目のシングルが大賞に輝いた。オリコンチャートでは「あなたの灯」から4作ぶりのBEST10入り(週間4位)となっている。この曲の1986年8月中旬までの累計出荷枚数は81.0万枚で、五木ひろしの中では歴代5位のヒットとなった(デュエット曲を除く)。本曲がリリースされた頃からハンドマイクが普及しはじめ、五木ひろしの特徴である「ボクシングの構えのような振り付け」が生まれた。

最優秀新人賞 桜田淳子(曲:「わたしの青い鳥」)

「わたしの青い鳥」
歌手:桜田淳子
作詞:阿久悠
作曲:中村泰士
編曲:高田弘

1973年8月に発売された桜田淳子の3枚目のシングル。この曲で第4回日本歌謡大賞放送音楽新人賞も含め、この年の各音楽賞の新人賞を総なめすることとなった。

当初『ランラランラン』だった歌詞を、作曲の中村泰士が「青い鳥の鳴き方は、クッククックだ」として、作詞の阿久悠に断り無く勝手に『クッククック』に書き換えた。阿久悠はというと「メロディが先に出来た作品で、その時点で既にこの部分だけ『クッククック』が入っていてどうにも変えようがなかった。前後ラララのハミングで、その1小節だけ『クッククック』だったというのも運命的だった」と当時の話を明かしている。

最優秀歌唱賞 「恋文」由紀さおり

「恋文」
作詞:吉田旺
作曲:佐藤勝
編曲:馬飼野俊一

由紀さおりの16枚目のシングルで、1973年8月20日にリリースされた。第24回NHK紅白歌合戦ではこの曲で出場した。この曲の序盤の歌詞に出てくる「アズナヴール」とは、フランスの歌手で俳優のシャルル・アズナヴールのことである。作詞は吉田旺(前年のレコード大賞ではちあきなおみの『喝采』で大賞を受賞)、作曲は映画音楽の作曲で知られる佐藤勝がつとめている。

歌唱賞

「ちぎれた愛」西城秀樹

「ちぎれた愛」
作詞:安井かずみ
作曲・編曲:馬飼野康二

1973年9月に発売された、西城秀樹の6枚目のシングル。のちに西城秀樹の作品を多数つくる、作詞の安井かずみと作曲の馬飼野康二の二人では最初の作品である。西城秀樹はこの曲で初めてオリコン週間チャート首位となった。この楽曲では絶唱型と呼ばれる歌唱法が初披露されており、歌詞の中にセリフが挿入された最初の作品となっている。

「なみだ恋」八代亜紀

「なみだ恋」
作詞:悠木圭子
作曲:鈴木淳
編曲:小谷充

「夜の新宿 裏通り…」で始まる、悲恋を歌った曲で、60万枚の大ヒットとなる。この曲で八代亜紀は第24回NHK紅白歌合戦に初出場した。当初はB面の「雨のカフェテラス」がA面候補になっていて、B面曲として用意されていた「なみだ恋」はレコーディングで数回歌ったのみだったが、最終的に「なみだ恋」をA面にしてヒットした。

「白いギター」チェリッシュ

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