フライトシューティングゲーム「スカイミッション」なぜわかりにくいゲームなのか調査

フライトシューティングゲーム「スカイミッション」なぜわかりにくいゲームなのか調査

フライトシューティングゲーム「スカイミッション」は、「わかりにくい」「意味不明」という声が聞かれますが、なぜそのようなことになっているのか調査しました。調べてみると基本的な「何」かがされていませんでした


スカイミッションとは

スカイミッションは当時のナムコが1992年に発売したスーパーファミコン用ソフトでフライトシューティングシュミレーションです。
ゲームの舞台は第一次世界大戦となっているので、計器や装備などは時代感が表れています。
プレイヤーはイギリス空軍、相手はドイツ軍と実際に国名が表記されていますが当時は大丈夫だったのでしょうか。

スカイミッションのゲーム内容

ゲームの内容は与えられたミッションを順番にクリアしていくゲームで、ミッションクリアというよりも死ななければ次のミッションへと進んでいきます。
しかし、あまりにもミッションを達成しないと除隊扱いとなりゲームオーバー、もちろん死んでもゲームオーバーとなる、なんとも現実的なゲームです。
与えられたミッションは「空中戦」「爆撃」「地上攻撃」の3つあります。
5人のパイロットから選ぶのですが、その5人の名前が全て「Marcel LeBlanc」「Sean Maloney」「Jone Hargreaves」「Charlie Dexter」「Lawrence Wolfe」と英語表記、さらに英語で書かれているパイロットたちの特徴も何を書かれていないので基準で選んでいいのか全くの謎でした。
後にわかった事ですが、最初に誰かを選び、死亡もしくは除隊になると次の人物を選び、最終的に5人全て失ったらゲームオーバーという仕組みでした。

スカイミッションがすべて英語の理由

スカイミッションはパイロットたちの名前も英語表記だが、ゲームを進めるのもすべて英語という当時の子供たちはよくわかったものです。
英語の理由は、スカイミッションの前身はWINGS2 ACES HIGHという名前でアメリカのゲーム開発会社が開発し、ナムコ・ホームテックというアメリカの会社が発売しました。
その後、スカイミッションという名前でナムコから発売されたのですが、普通、アメリカのゲームを販売する際、日本語表記に直されるのが普通ですが、このゲームは英語のまま。
それなので、ミッション終了後も、どのようなことが書かれているのか、肝心なエンディングもさっぱりわかりません。

スカイミッションの操作方法と画面の演出

操作方法は、十字キー→左右で機体の傾き、上下で機体の高度操作、Yボタン→機銃発射、LボタンRボタン→爆弾投下となっています。
スタート画面から名前も読めない5人のパイロットから一人選んでゲームをスタートします。
最初のミッションは空中戦からスタート、前方に飛んでいる敵を撃ち落とすことが目的で、上手く敵戦闘機の後ろにつけて、Yボタンで機銃を発射し撃ち落とします。
機体の操作に慣れないとなかなか上手くいきませんが、そこは経験を積めば大丈夫です。
ミッションをクリアすると次は爆撃が待っています。
まずターゲットの写真が映し出され、その後そこを目指してフライトし、LボタンRボタンで爆撃を開始します。
弾数に制限はないので、そこまで難しくはありませんが、たまに攻撃してくる砲台に注意しましょう。
そして3つ目のミッションである地上攻撃ですがこれが一番難しかったです。
最初の地上攻撃ミッションはトラックを機銃で破壊するのですが、高度の操作・感覚がとてもつかみにくく、高度の掴み方はかなりやりこまないと難しいと思います。
それぞれのミッションをクリアすると成績表が表示されますが英語でサッパリ、次にミッションを成功した場合、戦闘機をパワーアップすることができます。
パワーアップできる項目は「Flying」「Shooting」「Mechanics」「Stamina」ですが、項目の意味がなんとなくわかるような・・
このように20ステージ34ミッションのクリアをします。

難しいスカイミッションも裏技で簡単に

スカイミッションには裏技があり、これを使えば簡単にクリアできるはずです。
その方法は、ミッション4でパスワード入力画面で、なにもせずにENDを選ぶとゲーム画面戻り、またミッション4からゲームが始まります。
この時、パイロット「Marcel LeBlanc」の戦闘機のパワーアップ項目がすべて満タン状態になります。
他にも、タイトル画面でLボタンRボタン十字キーの↓を押しながらスタートすると第一次世界大戦の戦闘機にレーダーをつけることができます。

まとめ

いかがでしょうか。
スカイミッションのされていない何かとはゲームが日本語表記に直されていないところでした。
忘れていたということはないでしょうから、販売までの時間がなかったか、そのままの方が味があったのか、直されなかった真相はわかりませんが、当時の子供たちは説明書が欠かせなかったことでしょう。
これをゲームすれば飛行機の操縦能力が上がるだけではなく、英語も覚えられるかもしれません。
あなたもフライトシューティングゲームで英語力を鍛えてみませんか。

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