【修羅の門】アメリカ×ボクシング編!エドワード・ヒューズとの対談!

【修羅の門】アメリカ×ボクシング編!エドワード・ヒューズとの対談!

前回の記事では第三部の始まりを紹介させていただきました。テディを口説いて、九十九はアリオスを対戦するため、とうとうアメリカでボクシングのリングに上がることになります。しかし、ここからも一筋縄では進まず、世界一の大富豪であるエドワード・ヒューズの助けは必要不可欠です。それではヒューズと九十九の対談の内容について振り返っていきましょう。


『修羅の門』とは?

『修羅の門』

九十九、ヘビー級のリングに立つ

ヘビー級のボクサーと対戦してみると、体格とパワーの差は明らか。その圧倒的なパワーに振り回されてしまう九十九でしたが、ここで陸奥圓明流の新たな拳技がさく裂します。
右拳を頭の上に乗せ、相手の懐に入ると全身の力をつかって、頭ごと右拳を突き上げるというもの。九十九が『陸奥圓明流・浮嶽』と技名を告げると、対戦相手はノックダウンしてリングに倒れていました。驚くべきは富嶽の破壊力で、頭と一緒に突き上げた拳は対戦相手の顎を砕いており、見るも無残な姿だったことです。

シューレスニンジャボーイ

その特徴的なスタイルから、シューレスニンジャボーイと呼ばれ、九十九のファンになるアメリカ人も少なくありませんでした。こうして少しずつ人気を獲得して、九十九の存在はアメリカのボクシング界でも知られるようになっていきます。

ヘビー級・統一王座決定戦

エザードはこれまで圧倒的に強い世界チャンピオンを育てあげてきましたが、その中でも、アリオスはキングオブキングス(王様の中の王様)になれるほどの逸材と言っていたそうです。残念ながらエザードは亡くなってしまい、プロボクサーとして単身デビューしたばかりだったアリオスは無名のボクサーという扱いだったのです。
しかし、ボブ・キングという敏腕プロモーターと手を組んだアリオスは世界チャンピオンまで最短距離を進もうとします。
そんなボブ・キングが発表したのは、ヘビー級の統一王座決定戦。アリオスがヘビー級の世界チャンピオンになるための最速ルートを敷いたのでした。
これをチャンスと捉えた九十九たちは、統一王座決定戦に出場したいと試行錯誤しますが、ボブ・キングは首を縦に振らず、アリオスとの対戦は暗礁に乗り上げてしまいます。

ある少女との出会い

お人好しの九十九はわがままを聞き、その娘の分のフランクフルトを買うと、娘は九十九に「自分は食べないの?」と聞いてくるのでした。その言葉に九十九は「俺は好きじゃない」と返すと、娘は「ホットドッグはイルカやクジラの肉じゃないから?」と日本人である九十九のことを責めるように文句を並べます。
襲われているところを助けてあげたはずなのに、こんな目にあって可哀想ですよね。
九十九は娘の言葉に対し、「お前が食べているそれだって、豚の肉じゃないのか?」と言います。すると娘は、「イルカやクジラは賢くてお友達になれる」「豚はいくらでも増やせる」と返してくるではありませんか。
九十九は「豚さんはお友達にしてもらえないのか…」とさみしそうな表情をして、さらに「俺だったらイルカやクジラになりたい」と言います。そして、「豚はそれまでお友達だと思っていた人間に殺されてしまう…豚にしていることのほうが、よほど可哀想だと思う」「イルカやクジラは捕まるまで自由に海を泳いでいたんだ…俺なら戦って敗れたい」「両者には決定的な違いがある…それは戦うチャンスがあるもの、戦うチャンスすらないもの」「俺はこの差はでかいと思う」と続けると、娘も負けずに言い返そうとします。
しかし、このタイミングで娘のボディーガードと思われる人物がやってきて、心配そうに駆け寄ってくるのでした。じつは、この女の子はボディーガードがつくほどのお嬢様だったという結末で、二人の言い合いはここで終わります。

エドワード・ヒューズとの対談

ヒューズは孫娘のわがままさを九十九に詫びると、先日の九十九と孫娘の会話を確認するような口ぶりで話し始めます。孫娘の名前はフローレンスで、生まれつき心臓を患っていると言います。しかし、そんなに治すことは難しいことではなく、簡単な手術で完治するそうです。ただ、フローレンスは怖がっていて、手術を受けたがらないみたいです。
ヒューズは九十九のことも事前に調べていて、シューレスニンジャボーイとして人気のあるボクサーであること、さらにはヘビー級・統一王座決定戦への出場を希望していることも知っていました。そこで、ヘビー級・統一王座決定戦に出場させる代わりに、アリオスや並みいる強豪たちに打ち勝ち、フローレンスに手術を受けるための勇気を与えてやってほしいと言うではありませんか。

「やだね。」

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