【はじめの一歩】熱かった数々の試合を振り返る!鴨川源二VSラルフ・アンダーソン

【はじめの一歩】熱かった数々の試合を振り返る!鴨川源二VSラルフ・アンダーソン

ミドルエッジ世代の青春といえるボクシング漫画『はじめの一歩』。今回は主人公・一歩の師匠といえる鴨川会長の若き日のエピソードを振り返っていきます。現代のボクシングでは絶対にありえないマッチメイクですが、だからこそ熱くなってしまい、惹き付けられる魅力があるように思えます。


『はじめの一歩』とは?

はじめの一歩

鴨川源二VSラルフ・アンダーソン

過去の思い出として描かれる名トレーナー・鴨川源二の若き日のエピソード。親友や宿敵として登場する猫田・団吉などの出番もあって、プロボクサーとしての試合展開だけではなく、ドラマチックに展開する人間模様も注目のパートとなります。
時代背景は戦後であり、対戦相手のアンダーソンはGHQとして日本国内に駐在するアメリカ兵です。鴨川や猫田・団吉はバンタム級であるのに対し、アンダーソンはウェルター級と6階級も上位のボクサーと対決することになってしまいます。

主な登場人物たち

鴨川源二

本来のスタイルは技巧派のアウトボクサーで、知識を重んじ、理論的に試合を組み立てるタイプです。アンダーソンとは全く階級が違うこともあって、試合に前向きな気持ちではありませんでした。
猫田とアンダーソンの試合を観て、反則してまで勝ちにいったアンダーソンに怒りを覚え、猫田の敵討ちするために試合に臨みます。

猫田銀八

鴨川のライバルであり、親友という不思議な立ち位置の存在。これまでの試合のキャリアからパンチドランカーの症状を自覚するようになります。ユキに対して特別な感情を抱いていて、彼女を元気づけたいとアンダーソンとの試合に臨みます。
アンダーソンとの試合開始直後はパンチドランカーの症状が表れず、猫田は試合を優位に進めますが、反則行為である後頭部狙いのラビットパンチを受けて形勢は逆転。この試合をきっかけに、パンチドランカーの症状は悪化して引退を余儀なくされてしまいます。

浜団吉

鴨川・猫田のライバルであり、プロの拳闘家として名の知られた存在。鴨川との対戦で顎に大きなダメージを負ってしまい、ボクサーとしては致命的な弱点を抱えています。
このパートで登場する三人の拳闘家の中では、最初にアンダーソンと試合して負けてしまいました。

ユキ

広島出身の被爆者で、拳闘に興味をもつ可愛らしい女性ファン。鴨川や猫田の試合を観戦していたことをきっかけにして仲良くなっていきます。
住む場所に困っていたため、鴨川の住まいで同居することになるのですが、二人が同居することを快く思わなかった猫田も鴨川の住まいに居座るようになり、賑やかで楽しい三人の不思議な生活が始まります。

ラルフ・アンダーソン

GHQとして日本に駐在するアメリカ兵。日本の生活でフラストレーションが溜まっているらしく、ボクシングでは日本人男性を傷めつけ、日が落ちて暗くなると日本人女性を襲うといった悪党といった印象の強い存在です。
猫田との試合では反則を使ってまで勝ちにこだわりますが、この一件では本人も罪悪感に苛まれており、鴨川との試合ではボクサーとしての純度を高めています。

試合の見どころ

体格差があり、あまりにも階級が違うことでアンダーソンとの試合に前向きではなかった鴨川。しかし、自分の目の前で、親友である猫田がルールを無視した反則行為によって、アンダーソンに負けてしまったことで、鴨川は敵討ちするためにアンダーソンと試合することを決意しました。
鴨川は、素手の拳で丸太を土手に打ちつけるといった無謀な練習を重ねてアンダーソンとの試合に臨むのでした。

試合直後の展開

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