【はじめの一歩】熱かった数々の試合を振り返る!幕ノ内一歩VSハンマー・ナオ

【はじめの一歩】熱かった数々の試合を振り返る!幕ノ内一歩VSハンマー・ナオ

1990年代に圧倒的な人気を誇った『はじめの一歩』。当時の驚くような人気ぶりでしたが、本当に凄いのは現在も連載が続いているということでしょう。今回の記事は、一歩とその後輩であるハンマー・ナオとの試合について振り返っていきたいと思います。心の優しい一歩は心を鬼にして後輩に本気のパンチを打てるのでしょうか。


『はじめの一歩』とは?

はじめの一歩

幕ノ内一歩VSハンマー・ナオ

試合後、療養していた伊達を見舞いに行った一歩は、次世代へのバトンタッチと、病室で伊達から骨折した手で握手を求められました。日本チャンピオンである一歩は、その意味の大きさや重さを改めて感じるのでした。
そんな一歩の次の防衛戦が決まり、相手は一般的には無名のボクサー。聞かされた一歩も、誰なのかピンときていない様子。ハンマー・ナオというリングネームを名乗ってはいますが、かつては同じ鴨川ジムで同じ汗を流した後輩・山田直道であることに気付いて驚きを隠せません。
しかし、ボクサーとして優しすぎる一歩にとっては、甘さという課題を克服するにはうってつけの相手。勝って当然の相手に対して、どのように料理するのか、伊達からのバトンタッチをどのように受け取っているのか、試合内容を問われる一戦となります。

幕ノ内一歩

日本チャンピオンであり、その実力は誰もが疑うことはないでしょう。今回の試合は勝つのは当然であり、その内容を問われるもの。格上ばかりと戦ってきた一歩にとって、これまでにない経験が試合展開を面白くします。

一歩の弱さとは

試合が決まって相手がかつての後輩・山田直道だと知ると、その彼の顔を本気で殴ることを想像してしまって、明らかに練習に集中できていない姿を見せます。優しさが表立ってしまい、勝負に徹するというプロ意識の欠如は一歩のボクサーとしての致命的な弱さだといえるでしょう。

試合にかける意気込み

後輩である山田が日本タイトルに挑戦してきた背景を知ると、さらに一歩の試合に対する気持ちに悩みが生じるようになります。ハンマー・ナオは噛ませ犬としてリングに上がり、対戦相手にパンチを打たせ、傷つきながらも一歩がもつ日本タイトルまで勝ち上がってきたという背景がありました。
そこまでして、自分に挑戦してくる山田の気持ちが分からず、理解に苦しむ様子が描かれています。

ハンマー・ナオ

本名は山田直道。かつては鴨川ジムに入門して、一歩たちと同じ汗を流した門下生でした。家庭の事情で東北地方に引っ越すことになってしまい、そのまま鴨川ジムからも離れてしまうことに。しかし、引っ越した先でもボクシングは継続して、憧れの先輩である一歩に挑戦できるまでの存在に成長を果たしました。

引き締まったボディー

鴨川ジムに入門していた頃はポッチャリした体格をしており、明らかにフェザー級の体重ではありませんでした。しかし、ボクシングを続けるうちに自然に体重は落ち、引き締まった体を手に入れました。
パンチの打たれすぎで顔は変わり、まゆを剃っていることで、以前の柔らかい印象は消えて強面の怖いイメージをもつキャラクターになっています。

プロボクサーとしての自覚

憧れの先輩と本気で勝負することを願っていて、一歩のように、プロとして勝負に甘さを残している印象はありません。わざわざ応援にきてくれた青木・木村といった面々に対しても悪態をつくなど、とことん勝負に徹しています。
後輩という立場でありながら、こういった精神的な部分では、明らかにハンマー・ナオのほうが上手といえるでしょう。

一歩・ナオの運命のゴング!

いきなり一歩が全力で倒しに

一歩の猛攻に耐えきれず、これまで噛ませ犬として数々のパンチを浴びてきたハンマー・ナオも流石にダウンしてしまいます。しかし、一歩の動きには力みがあり、全力でパンチを放っているように見えても、実は手打ちになっており、いつもの一歩の強打の姿は失われていたのです。
一歩は、こんな試合は早く終わらせたいという焦りがあって、勝負に徹するという甘さを克服できずにいました。

ハンマー・ナオの反撃

顔を狙ってもパンチは当たらないと、ボディー攻撃に切り替えます。すると、ハンマー・ナオの攻撃は一歩を捉えるようになります。もとは上の階級の体格だったハンマー・ナオは絞って、今の階級になっていることもあり、パンチ力は優にフェザー級のレベルを超えるものです。ボディーブローは、ブロックはしても、一歩の体を浮かせるほどでした。
ようやく攻撃が当たるようになったハンマー・ナオでしたが、第1ラウンド終了のゴングが鳴ると悔しさからロープを殴って悪態をつき、一歩はその仕草に驚きを隠せませんでした。

インターバルでの助言

第2ラウンドが始まると、引き続き、ハンマー・ナオはボディー攻撃を仕掛けます。
第1ラウンドでは一歩を捉えていたボディーブローも直撃しなくなり、うまく対処されるようになってしまいます。改めて一歩と自分のキャリアの違いを痛感するハンマー・ナオでしたが、試合中に泣き言を漏らしている場合ではありません。
接近戦のどさくさに紛れて、手のひらで強引に一歩のガードをこじ開け、みぞおちを狙うソーラープレキサスブローを打ち込むのでした。みぞおちを打たれたことで、呼吸困難に陥ってダウンしそうになる一歩でしたが、ここは必死に耐え忍びます。
耐えた一歩をみて、ハンマー・ナオは再び二撃目・三撃目のソーラープレキサスブローを打つのでした。しかし、一歩はダウンせずに耐えます。

壮絶な打ち合いを演じる両者

しかし、一歩はどれだけハンマー・ナオのパンチを直撃してもダウンせず、パンチを出して反撃をするのでした。どれだけパンチを直撃されても倒れない一歩に、ハンマー・ナオは自分のパンチを疑い、逆に精神的に追い詰められるようになっていきます。
これまで一歩を苦しめてきたソーラープレキサスブローが再び入り、一歩の動きは止まってしまいます。果たして、先輩・後輩の対決はどのような結末を迎えるでしょうか。一歩は次世代を担う存在として、伊達から渡されたバトンを受け止めたのでしょうか。
記事はここで締め括りますので、続きは、ぜひご自身の目で確認なさってくださいね。

幕ノ内一歩VSハンマー・ナオ 戦のまとめ

今回の記事で紹介した一歩VSハンマー・ナオの試合はアニメ化されていて、原作コミックだけではなく、映像でも存分に楽しむことができるのです。

Amazon.co.jp: はじめの一歩を観る | Prime Video

9~12話が幕ノ内一歩とハンナー・ナオの試合を描いたところとなります。

これまでは実力のあるライバルと一歩はどのように戦うのか、そんな図式の試合ばかりでしたよね。しかし、この試合においては、少し様子が違って面白いです。同じように甘さという課題をもつ人は、一歩の悩みや気持ちが参考になるかもしれませんね。
ぜひこの機会に、アニメ版や原作コミックにて『はじめの一歩』一歩VSハンマー・ナオ戦をご覧になってくださいね。

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