【修羅の門】神武館の四鬼竜である増畑・泉・陣雷との仕合いを振り返る!

【修羅の門】神武館の四鬼竜である増畑・泉・陣雷との仕合いを振り返る!

前回は物語の始まりから神武館・木村指導員との戦いを振り返りましたが、今回は続きとなる四鬼竜との仕合いについて記事にしていきたいと思います。大畑・泉・陣雷といった猛者に対し、主人公・陸奥九十九はどのような戦いぶりを魅せるのか。ぜひ記事をご覧になって熱い想いを共感してください。


『修羅の門』とは?

修羅の門

木村が倒されたことで四鬼竜が集結

道場破りや指導員の木村を倒した部外者・陸奥九十九と神武館の四鬼竜がいよいよ対峙しますが、九十九は「じゃあ、やりに行こうか。さっさと片付けて飯が食べたいだ、俺」と話して、張り詰めた緊張感もなく仕合いは始まってしまうのでした。

陸奥九十九VS増畑大志

こうして九十九と増畑の仕合いは始まりますが、九十九の正拳が増畑の顔面を捉え、一撃のもとに倒してしまいます。増畑が油断していたこともありますが、数コマで終わってしまう展開で見せ場もなく勝負は着いてしまいました。

陸奥九十九VS泉敏彦

九十九が攻撃に出ると、先ほど泉が見せた「飛燕連脚」を逆にやってみせて、泉や周囲で観戦している門下生を驚かせます。
今度は泉が九十九との間合いを一気に詰め、手のひらで視界を遮り、素早く横に回ってからの飛び三段蹴りを繰り出します。「紫電三連脚」と名付けられた技で、一瞬、視界を奪うことで左右のどちらから攻撃を浴びせられるのか見切らせないという攻撃です。九十九はまともに受けてしまいますが、再び泉が仕掛けてきた「紫電三連脚」に対して、同じように「紫電三連脚」を浴びせようとするのでした。
九十九は「紫電三連脚」を再現できましたが、泉は防ぎ、着地の際に生まれる隙を狙っていました。しかし、九十九は空中でさらに蹴りを出して、泉の頭部を捉えたのです。
こうして九十九は「紫電三連脚」を真似るだけではなく、その上をいく「紫電四連脚」といえるような技を繰り出して見事に泉を打ち倒しました。

陸奥九十九VS陣雷浩一

しかし、仕合いが始まると、陣雷の喧嘩ファイトといった戦いぶりを受け、九十九も本気で戦うことを公言します。陣雷は公式試合では反則となる金的攻撃や、さらに髪を掴んで顔面へ膝を叩き込むといった厳しい攻撃を仕掛けてきます。九十九も負けず、髪を掴まれた陣雷の手の指を握って骨を折ってしまいます。ここで陣雷も引かず、折られた指で目を突きにいき、九十九は間一髪のところでかわし、眼球を潰さずには済みますが、まぶたが傷ついてしまって視界を奪われてしまいました。
視界がないことで一方的な展開となり、陣雷からの攻撃を受ける九十九。勝負は着いたかと思われましたが、九十九は聴覚を頼りにして陣雷に突っ込んでいきます。九十九は陣雷と密着することはできましたが、視界がないため、逆に数発の肘打ちを受けてしまいます。
この瞬間、九十九は拳を胸に添えた状態から、陸奥圓明流の技を繰り出し、余力を残していた陣雷を一撃にもとに倒すのでした。陣雷の意識はなく、胸部は馬に蹴られたかのように陥没していたこともあって救急搬送されていきました。

いよいよ神武館の天才・海堂晃との戦い

陣雷に勝ったことで、天才と呼ばれ、神武館の実力ナンバー1の誇る海堂晃の出番がやってきました。これまで連戦してきて満身創痍の九十九でしたが、その闘志は衰えることなく、全く引く様子をみせません。
これに「待った」をかけたのが、これまでの仕合いを傍らで見守っていた龍造寺舞子。
傷だらけでボロボロの体なのに海堂と戦おうとする九十九の姿をみて、このままでは死んでしまいと思い、涙ながらに両者の間に割って入って仕合いを止めようとします。舞子はあまりに必死に両者を止めることもあって、お互い臨戦状態を解き、また日を改めて仕合うことを約束するのでした。

『修羅の門』四鬼竜との戦いを読み直そう!

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今回の記事では、ここまででボリュームのある内容になってしまったので神武館・四鬼竜の最後の砦となる海堂晃との仕合いは紹介できませんでした。海堂晃との戦いは、それだけの単独で記事にしても濃密な内容になりますので、改めて仕切り直したいと思います。
こちらの記事で登場した陣雷は、この後の活躍も目覚ましく、神武館の全国トーナメントで優勝するほどの存在になるので、意外とこれからの彼の発言や行動は見逃せませんよ。

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格闘 1987年

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