森田圭介とその仲間たち
1992年放映のTBSトレンディードラマ【ホームワーク】は、タイプの違う4人がそれぞれ恋愛、仕事で悩みながらも自分自身を模索し、複雑に絡み合った恋愛を繰り広げたドラマでした。
その渦中であった、登場人物達の各設定と性格を分析してみました!

森田圭介 主人公 (唐沢寿明)
主人公である森田圭介は、結婚願望が強く、妻となる人には家庭に入って欲しいタイプ。
しかし、恋人との関係が上手くいってない現状の中、自身には他に気になる人ができたという超矛盾な所も持ち合わせている。

水野うらん (浦江アキコ)
文具メーカーで働く傍ら、サイドビジネスで個人貿易を経営しているやり手の彼女。
俗にいうキャリアウーマンタイプでした。

滝本周二 (福山雅治)
ミュージシャンを夢見ていましたが、挫折してしまい人生グラフも急降下。
幸子の彼氏兼ヒモ男。
荒れ狂った福山雅治様を拝見できるなんて..当時とてつもなく複雑な心境でした。
竹永幸子 (清水美沙)
弁護士事務所で秘書として働いている幸子は、古風でおとなしいタイプ。
幸せな子と書いて幸子ですが、正直「幸薄そう」です...
既存カップルの内情どうだった?
気になる既存カップルの内情はどうだったのか、振り返ってみましょう!
圭介&うらん
同じ文具メーカー会社で働く二人は同僚でもあり、3年程同棲している恋人でしたね。
そろそろ結婚しようと考えていた圭介ですが、仕事に夢中のうらんは結婚する気もなかったようです。
周二&幸子
失業中の周二は、幸子の家で同棲していました。
周二自身もこの状態から抜け出せずにいる自分に嫌気がさしていました。
何もかもやる気を無くした周二は、幸子の家に居候して3年もの間ずっと仕事もせずヒモ状態の上、荒れた日々を送っていたようです。
主人公の森田圭介、男のサガ発動!
出世する人には判断力と決断力、そして行動力が必要と言われています。
圭介には、その3つが備わっていました。
彼のその行動力とは、どういった事なのでしょうか?
圭介の気持ち~ホップ~
圭介が通勤途中に、幸子に足を踏まれた事がきっかけで二人は出会う事。
圭介にとって幸子はまさに自分の理想のタイプだったようです。
「足踏み事件」以降、時々駅で見かけるうちにどんどん気になる存在になったようです。
圭介の気持ち~ステップ~
会社帰りに接待でカラオケバーに行き、酔っぱらう圭介。
そんな時、店の中で偶然幸子に会い、みっともない姿を見られてしまいました。
そして!圭介クン、勝手に恥ずかしくなっていました。
この時点で、圭介の気持ちはもぅ完全に幸子へと走ってしまっていたようです。
圭介の気持ちと行動~ジャンプ~
うらんと一緒に駅にいた圭介は、気になる女性である幸子を見かけ何とも大胆で衝撃的な行動をとってしまってます!
うらんを置き去りにし、幸子が乗る反対側の電車に乗って、デートの約束をしました。
気持ちはわからないでもないですが、恋人と一緒にいるのにとんでもない行動に出るとは...
男の「サガ」が200%出たとも取れる行動です。
圭介の行動~大ジャンプ~
うらんが家事を頑張っているにも関わらず、幸子への気持ちが止まらない圭介。
なんと幸子を駅で待ち伏せしてしまっています!
しかし、幸子には「もう会わない方が良い」とバッサリ言われてしまいます。
圭介を取巻く女たちの心理
圭介のとんでもない行動力に仰天してしまいましたが、その他の登場人物達はどういった気持ちだったのでしょうか?
幸子の気持ちと行動
圭介に声をかけられ迷ってはいたものの、承諾した時点でまんざらでもなかったとも言えます。
しかし、周二と交際している反面、圭介を徐々に好きになっていく幸子は、けじめとして会う事を拒否します。
拒否された圭介はさておき、幸子の行動は全うな事だと思います。
うらんの気持ちと行動
恋人である圭介の気持ちの変化に気づきはじめたうらん。
彼の気持ちを引き戻す為に、料理教室に通ったり苦手な家事をしたりと懸命に頑張っていました。
健気に頑張るうらん姿には、胸が締め付けられそうなほど姿でした。
しかし圭介の気持ちは離れるばかりで、うらんは荒れていきます。
やはり森田圭介の抜群の行動力が原因だったのか!
終盤では4人が鉢合わせしたり、幸子が自分の気持ちをはっきり告げ、うらんからの平手打ちの刑に合ったりとこんな事があっていいのか!っというレベルにまで発展しました。
最終的には圭介と幸子・うらんと周二の組み合わせで、見事に2組のカップルが入れ替わってしまいました。
これは偏に、森田圭介の強い信念と抜群の行動力の力の賜物だったともいえます。
「信じれば夢は叶う!」とは、この事なのかもしれません...
名曲となったテーマソング『クリスマスキャロルの頃には』
稲垣潤一さんのこの曲は爆発的ヒットとなり、現在でもクリスマスシーズンが訪れると必ず街中で流れていますね。