長くしゃべり過ぎちゃったゲスト
テレビ番組といえば15分くらいの枠組になっていますが、それを超えて話し続けるゲストが結構いましたよね!
1位はとんねるずの48分22秒、2位は黒柳徹子さんの46分、3位は有吉佐和子さんの45分でした。
45分以上も使われてしまうと、後に予定されていたレギュラーコーナー潰さなければならなくなり、番組スタッフは大変だったと思います(笑)

萩本欽一「タモリ嫌いだった」
2014年に芸歴50周年を迎えた萩本欽一さんは、この年初めてテレフォンショッキングに出演されました。
その時のトークは大変面白くて、その昔、突然欽ちゃんの家に来たタモリさんが、延々と話し続けて翌日に帰っていったというエピソード。
欽ちゃんにしてみれば仕事もある中での突然の来宅に困っているのに、タモリさんは延々と一人で話し続けるので、それ以来嫌いになったとか(笑)
勿論テレフォンショッキングに出演した時には過去の話となっており、わだかまりもありませんでしたが、萩本欽一さんの素敵な人柄が判る回だったと思います。

放送中のトラブル
生放送であったこの番組では、何度かトラブルがありましたよね!
一番覚えているのが1983年12月1日の佳山明生さんがゲストの時、一般男性が突如舞台に上がり、ゲストの席に座ってしまったんですよねぇ
タモリさんも含めて困惑している中、その一般男性は全く席から離れる気配もなく、スタッフに無理やり連れだされたんでしたよね。あれはびっくりしました・・・
また、2005年9月21日の山崎邦正さんがゲストの時、突然観客席の男性が「タモリさん、『いいとも』年内に終わるって本当なんですか?」と大きな声で質問したんですよね。タモリさんも山崎方正さんも受け答えはしたものの、CMの後にはその男性は退席させられていました(笑)
やっぱり生放送って色々ありますよねぇ

電話番号を間違えて一般人にかけてしまう
1984年4月23日のゲストだった泰葉さんが、お友達紹介の際に歌手の「しばたはつみ」に電話をかけたつもりが番号を間違えてしまいました。
その時、一般人にかかってしまい、タモリさんが電話を代わり事情を説明した後「明日来てくれるかな?」といつもの質問をしました。これに対し、電話口の相手は「いいとも!」と答えた為、翌日の放送で「一般人コース」としてその相手が実際にゲストとして登場したんでしたよね!(笑)
その相手が翌日のゲストとして友人の一般人を紹介し、結果これが3日間続きました。
尚、この時は「一般人コース」と並行して通常のコーナーも行われました。

他局のアナウンサーが出演
いまでこそ番組の垣根を越えてテレビ放送が行われる様になっていますが、1980年代の頃には局アナウンサーが他局の番組に出演することは前代未聞のことでした。
そんな中、1983年4月5日に日本テレビのアナウンサーである徳光和夫さんと小林完吾さんが、フジテレビのいいともに出演されたんですよね。
また、2008年にはTBSテレビのアナウンサーである安住紳一郎さんもゲストとして出演されていました。

小田和正との確執と和解
ジャズをはじめ音楽をこよなく愛するタモリさんですが、フォークソングを「暗いから嫌い」とバッサリ切り捨てている側面もあるんですよね。
そんな中、1984年2月14日にテレフォンショッキングにフォークソングの雄である小田和正さんが出演されることになりました。
当然嫌われてることを知ってる小田和正さんとタモリさんは不調和音を奏で、ピリついたムードがスタジオ全体に漂っていたそうですよ(笑)
ただ、2015年には知り合いの結婚式でお二人が再開し、固い握手を交わしたとか。30年越しのわだかまりも解けて良かったですね(^^)/

最多出場は誰?
テレフォンショッキング最多出場は、ゴッドねえちゃんこと和田アキ子さんでした!
22回も出演されているそうですよ!
ちなみに、浅野ゆう子さんと藤井フミヤさんは21回だそうです。
なんども出演されている方って、それだけ芸能界での人脈が広い証拠ですよね。
それにしても、下の和田アキ子さんの画像、素晴らしくないですか?
ゴッドねえちゃんの真骨頂の様な表情をされています。
好きだなぁ 和田アキ子さん(^^)/

矢田亜希子が大竹しのぶに「はじめまして」
テレフォンショッキングが長年続いていた友達紹介形式から、ゲスト形式に変わったのには理由がありました。
それは、2012年3月8日の矢田亜希子さんがゲストの時、紹介する前に「お友達では無いんですけども大先輩の大好きな女優さん」と切り出したうえで大竹しのぶさんに電話をしたところ、開口一番に「はじめまして」と言ってしまったんですねぇ(笑) 大竹しのぶさんも数秒沈黙した後で「こんにちは」と笑い交じりに挨拶をしたエピソードがありました。
この1ヶ月後からお友達紹介システムが廃止されました。
まぁ暗黙の了解とはいえ、長年続けるには無理があったのかもしれませんねぇ

子供番組のキャラクターが出演
2010年4月5日にガチャピンとムックが登場したのを見ましたか?!
これ感動でしたよねぇ(^^)/
アニメ・子供番組のキャラクターとしては番組初のテレフォンゲストでした。
最初はガチャピンのみが登場し、途中からムックが登場しており、2人のやり取りを見たタモリさんは「子供番組ってこういう感じなんだなぁ」とコメントしていました。
また、この時ガチャピンの担当声優である雨宮玖二子さんとムックの担当声優である松田重治さんが生でアテレコしていました。
尚、2010年8月17日にはハローキティがテレフォンゲストとして登場しました。この時のアテレコは担当の林原めぐみさんでした。

いいとも最初と最後のゲスト
1982年10月4日の記念すべき第一回の時は桜田淳子さんでした。
そして、2014年3月31日の最終回はビートたけしさんが出演し、自前の表彰状を披露していました。
ちなみに、このテレフォンショッキングが始まったきっかけをご存じですか?
もともとはタモリさんが当時大ファンであった伊藤つかささんに会うためにゲストによる“友達の輪”を繋いでいき、伊藤つかささんをテレフォンゲストに招くことを目的に始まったものでした。尚、この目的は1985年7月8日に達成されています。

【テレフォンショッキング】 懐かしの出来事10選を振り返ってみて
懐かしのテレフォンショッキングを振り返ってみていかがだったでしょうか?
生放送だけに、色々なことがありましたね!
このテレフォンショッキングは1982年10月4日にスタートし、2014年3月31日に終了したのですが、 全8,054回という膨大な収録回数となりました。
まさにお昼のお茶の間の定番でしたね!

いいともが終わり、タモリさんも最近では仕事の回数を減らしている様子ですが、いいともは歴史に残る番組でしたし、テレフォンショッキングも印象深いコーナーだっただけに、なんだかとても懐かしく感じました。
タモリさんはこれからもお仕事は続けていかれると思うので、やれるところまで頑張って頂きたいですね。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。