日本テレビ動画の解散により、当時の資料の大半が焼き払われてしまったのです。その結果、日テレ版の資料は当時のスタッフが個人的に所有していたもの以外、ほぼ残っていません。こういった経緯も、パッケージ化への壁になっているのかもしれませんね。
また、原作者の藤子・F・不二雄が「再放送を嫌がっていた」という証言もあります。日テレ版は原作のドラえもんとイメージが異なっていたためだそうです。再放送をしてほしくない意向をテレビ局に伝え、再放送が打ち切られたケースもあります。そういった経緯から、現在も再放送は困難となっていると推測されます。そして、日テレ版は「封印作品」として世間に認知されることとなったのです。
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様々な経緯から「幻の作品」「封印作品」となっている日テレ版ドラえもん。個人的には是非その内容を視聴してみたいものですが、果たして今後実現することはあるんでしょうか?気になるところです。なお、他の封印作品についても詳細に言及している書籍が刊行されていますので、興味のある方は是非どうぞ!
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