自分のじいちゃんばあちゃんや、両親や、親戚など
周囲の年上の人から言われてきたものの中に
「おばあちゃんの知恵袋」的なものとはまたちょっと違う
「いや、科学的根拠ないでしょ、それ」と突っ込みたくなるようなものがありますね。
「○○を見ると縁起がいい」とかいう、あれです。
もちろん、メディアで知ったものもあるとは思いますが
根拠はたぶんないし、ご利益が本当にあるかどうかもわからないけど
でもなんとなく信じてみたくなる「幸運のしるし」を集めてみました。
「縁起がいい」「幸運の前兆」昔からの言い伝え
定番の3大ラッキー
流れ星
定番中の定番ですね。
流れ星が消えるまでに願いを3回言うと叶う
とか言いますが
あっと言う間に流れちゃうんで。
そもそも「えっ、願い、ええっとどうしよう」とか考えてるうちに消えちゃうんで。
まあ、願い事は言えなくても
流れ星見ただけで充分ラッキーですよね。
四つ葉のクローバー
これも定番ですが発祥は西洋。
wikiによれば、四つ葉の出現率は1/10000だそうで
見つければラッキーと言われるのも納得かも。

四つ葉のクローバー
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バイオ技術が発達して、最近では四つ葉しか生えないクローバーもあるらしい。
ありがたみ全くナッシング。
四つ葉のクローバーはレアだからこそいいんです。
ずっと探していて見つかったら、ラッキーなのもそうだけど
自分に根性があると褒めたいですね。
茶柱が立つ
これこそ「ザ・日本の日常縁起モノ」茶柱。
ここのところペットボトルのお茶しか飲んでないアナタ
たまには急須でお茶を淹れてみてはいかが。

茶柱が立った!
茶柱 - Wikipedia
ちなみに、いい(値段の高い)お茶ではめったに茶柱は立ちません。
ほうじ茶か番茶で、あっつい湯でワイルドに淹れると立ちやすいと
その昔うちの会社のお局様がおっしゃっておられました。
人の体に出る「吉兆」
人の体にはまあ、いろんなものが出ますよね。
しわだったりシミだったりあざだったり、出てほしくないものもありますけど。
でも、これが出たら
「いいことあるかも!」というものも、あるんです。
手のひらにほくろ
手のひらって、ほくろができにくいところらしいです。
いつも動いていて代謝の早いところなので、メラニンが溜まりにくいとかなんとか。
それでも、手のひらにほくろができると
「星」と呼ばれて
強運のあかし、金運を手にするあかしと言われます。

手のひらにほくろ
ケロリン
ほくろがあるだけではなく、
手を握った時に、握りこぶしの中に隠れる場所にあると
「星を手に握る」という意味がさらに上乗せされて、最強なんだそうですよ。
体から1本だけ出る白い長い毛
夏にノースリーブになった時に
「えっ? なんでこんなところに」
と二の腕のど真ん中に見つけたことのある、この毛。
生えたことのある人いますか?
生える場所はいろいろ。耳とか、あごとか、首とか
腕とか腹とかふとももとか。
実はこれ「宝毛」とか「福毛」とか呼ばれて
縁起のいいものとされています。
なんでこんな毛が生えてくるのか、なんで1本だけで、白くて、長いのか
メカニズムはほとんどわかっていないそうですが、
へえ~。そうなんだ。
これが額のまんなかにあると、いわゆる仏さまの「白毫(びゃくごう)」とイメージが重なって
とてもとても縁起がいいので
幸運の象徴に受け取られているのだということです。
ちなみに、黒くて長い毛は・・・幸運かどうかわかりません(笑
爪の中に出る白い星
これには一応病名があります。
「点状爪甲白斑(てんじょうそうこうはくはん)」って名前で
爪がつくられる際に不完全だったり、空気が入ることでできる星です。
でも、めったに出ないものなので、幸運のしるしとされています。
何だかよくわからないけど「いいことの前兆」かも
服をうっかり裏返しに着て、人に指摘される
服を意図せずに「裏返し」に着てしまい
全く気付かずにいて、誰かに「裏返しですよ」と言われると
ラッキーなんだそうです。
え?そんなことあるの、と思って調べたら
そういう文献がけっこうあったんですよ~。
ゾロ目とかぴったりの数字を見る
なんか作業していて、ふっと顔を上げて時計を見たら
デジタル表示が「11:11:11」だったとか
スーパーで買い物をしたら合計がぴったり1000円だったとか
そんな偶然性に「おおっ?」と思っちゃうことありませんか。
本当に小ネタですけど、地味~にじんわりと幸せになりますよね。
ちょっと懐かしい「幸運のしるし」のおまけ
ビートルを3台見るといいことがある
まだ初代ワーゲンが街中をがんがん走ってた頃の話ですね。
とにかく形で目立つ車だったし
そこそこ台数が出回っていたこともあって
けっこう都市伝説的に、こんな占いめいた話が流行ったことがありました。

初代ビートル
フォルクスワーゲン・タイプ1 - Wikipedia
いわく、
・目的地に着くまでに3台ビートルを見たら、いいことがある。
・黄色のビートルを見ると幸せが来る。
・水色か黒のビートルを見ると、それまで見た数がリセットされてしまう。
水色ビートルのオーナーからすれば「なんだそりゃ」な話ですが
こんなたわいもない占いを
当時の中高生は修学旅行や社会科見学のバスの中で
やってたりしたんですよ。
希有な、レアなことだからこそ、ありがたい

虹もきれいに見えるのはレア
流れ星だけでなく、虹や彩雲といった自然現象
ちょっと不思議な日常のことがらなど
なかなかお目にかかれないことが、偶然に起こる
そういう現象を見て「いいことあるかも」と思うのは
きっと自然なことなんでしょうね。