八神純子について

3歳からピアノを、小学校1年生から日本舞踊を習った八神純子さんは幼少期からザ・ピーナッツやシャーリー・バッシーなどを歌っていたそうです。
高校在学中の16歳の時、初めて自ら作詞・作曲した「雨の日のひとりごと」で第8回POPCON優秀曲賞に入賞しました。尚、この「雨の日のひとりごと」で、八神純子さんはプレ・デビューすることになります。
プロとしての本格デビューは八神純子さんの20歳の誕生日にリリースされた「思い出は美しすぎて」になります。
その後、あの有名な「みずいろの雨」などのヒット曲を世に送り出し、活動の拠点をアメリカのロサンゼルスに移します。
やや活動が緩やかになった様ではありましたが、東日本大震災を受けて日本での活動を活発化させています。
今回は、そんな八神純子さんの名曲である「Mr.ブルー 〜私の地球〜」を中心に振り返ってみたいと思います。
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名曲「Mr.ブルー 〜私の地球〜」を聴き直す
「Mr.ブルー 〜私の地球〜」は、1980年11月にリリースされた八神純子さんの10枚目のシングルです。
この曲はNHK総合の「パノラマ太陽系」のテーマソングとして起用されました。

これって昔のレコードのあるあるなのか判りませんが、ジャケットの裏面にコード進行が書かれた楽譜が載ってるんですよね・・・
かなり親切な心意気だと思います。
こんなレコードなら欲しくなるなぁ(^^)/

かなり壮大なテーマを曲にしています。
"故郷(ふるさと)を聞かれた まよわず地球と答えるの"
地球を愛する心がなければ、この様な曲は生まれないと思うんですよね。
ニューミュージックと呼ばれる楽曲ですが、子気味の良い軽快なリズムにしっかりしたサウンドが乗り、八神純子さんの透き通るような伸びやかな声が一段と引き立っている印象を受けた曲でした。
楽曲に携わった人達
作詞:山川啓介
山川啓介さんは長野県出身の作詞家で、本名を井出隆夫といいました。
数々の楽曲に携わっており、宇宙刑事シリーズや子供向け番組の曲や脚本などを手掛けていました。
しかし、個人的に最もインパクトがあったのは、矢沢永吉さんの「時間よ止まれ」を作詞されていたことです。あの至極の名曲の作詞をされているというのは、本当に凄いことだと思います。
作曲:八神純子

この曲は八神純子さん自ら作曲を行っています。
八神純子さんは比較的作詞は別の方、作曲は自らという楽曲が多いようですね。
編曲:大村雅朗
編曲は大村雅朗さんなのですが、この方、ほんとにどんな曲でも編曲対応してしまう方で、今まで編曲に携わったリストを確認してみても、ジャンルが定まってないんですよね。
これって凄いことで、相当マルチな才能が無ければ出来ないことだと思います。
ちなみに、八神純子さんの他の楽曲では、代表曲である「みずいろの雨」の編曲も大村雅朗さんでした。
「Mr.ブルー 〜私の地球〜」を聴き直してみて
八神純子さんというと真っ先に思い浮かぶのが「みずいろの雨」だと思いますが、「Mr.ブルー 〜私の地球〜」も名曲でしたね!
ニューミュージックやAORのミュージシャンは数多くいますが、八神純子さんの存在感は際立っていると思いました。
また、日本での活動を活発化させてくれてるのは、ほんとうに嬉しいことですよね。
八神純子さんには、これからも活躍して頂きたいと思います(^^)/