PASSENGER
1987年9月1日にリリースされたアルバム「PASSENGER」のジャケットを見て「おやっ」と思ったファンは多かったと思います。
花田裕之が坊主頭になってる!いえ、そのことではありません。ベースの柞山一彦とドラムスの灘友正幸が居ないっ!です。
PASSENGER
そう、この2人はここで脱退してしまうのです。リズム隊を一気に失うというのはバンドにとっては致命的といっていいでしょう。ルースターズは致命的に次ぐ致命的を抱え込んだ、故に孤高のバンドなんです。
初の海外録音(フランス:パリ)ということも影響しているのでしょうか?ポップで不思議な透明感があるアルバムになっています。
また、ルースターズ最後となるシングル「BURNING BLUE」を収録。
FOUR PIECES
柞山一彦と灘友正幸のリズム隊は弱いという指摘は以前からありました。まぁ、その前の井上富雄 (ベース)と池畑潤二 (ドラムス)のコンビが強力だったから尚更そう感じたんですね。
しかし、まぁ、その弱点を補うべく、三原重夫 (ドラムス)と穴井仁吉 (ベース)を加入させます。
THE ROOSTERZ
三原重夫はローザ・ルクセンブルグ。穴井仁吉はロッカーズと二人とも強力なキャリアとテクニックの持ち主ですね。
この4人で作り上げたアルバムが悪かろうはずがありません。1988年5月1日リリースの「FOUR PIECES」です。
FOUR PIECES
しかしまぁ、「FOUR PIECES」というアルバムの中に「再現出来ないジグソウ・パズル」という曲があることから想像できるように、これがルースターズのラストアルバム(ベスト盤、ライブ盤を除く)となります。
この頃は花田裕之と下山淳の人間関係はギクシャクしており、穴井仁吉曰く「下山のルースターズには参加できたが、花田のルースターズには参加できなかった」という発言を残しています。
多くのミュージシャンにリスペクトされているルースターズの歴史はここで一旦閉じられます。2004年にオリジナルメンバーが再集結し、以降度々再結成していますがアルバムのリリースは今のところありません。