近未来警察072
ミドル世代の方なら強烈な印象が残っているであろう、みなさんのおかげでしたのコント『近未来警察072』
072からして卑猥なナンバーですが、当時まだ新人だった松嶋菜々子さん(ナナ隊員)が下っ端の女隊員として出演し先輩隊員のとんねるずの二人から、セクハラ的イジメを受けながら卑猥なセリフを言うのがお約束となっていたコントコーナーの事です。
ストーリー
西暦2038→2039年の日本を舞台に災害救助や犯罪捜査に挑む3人の戦士の活躍を描く。
題名の「072」とは、作品世界において台頭し始めていたニュータイプ人類の染色質72のことである。どう考えても敵の「ブラック・ダダーン」が関係してないと思われる事故や事件も、
ジョーとゴンの二人が「ブラック・ダダーンの仕業だ」とこじ付けて話を進めるのがお約束のパターンで、ブラック・ダダーンの存在にすら懐疑的なナナを、暴力やセクハラなどで無理矢理納得させていた(その一連のシーンを後に番組内で、ナナが思わず言った一言にちなんで「クネクネ」と呼ばれていた)。
登場人物
ジョー(演・石橋貴明)
早稲田一男=ジョー(サニー・バシタカ / 石橋)…072実働部隊のリーダー。
近未来警察スクールを首席で卒業。IQは210。冷静沈着だが、任務におけるナナへの態度は無論、「ブラック・ダダーン」の存在を信じてないという理由で救助活動を急かす市民に対しても手を上げたり、女性署員や大助と親しい少年の姉に一目ぼれしてはナナの嫉妬を買ったりとエリートとは思えぬ言動が目立つ。
ゴン(演・木梨憲武)
金子大助=ゴン(木梨)…072実働部隊のムードメーカー。
射撃のエキスパートで「ビックリ関節はずし」なる特技を持つ。任務がない時は並木橋の中華飯店「有昌」で働いている。
ナナ(演・松嶋菜々子)
吉田恵子=ナナ(松嶋菜々子)…072実働部隊の紅一点メンバー。
空手3段、柔道5段、剣道3段。普段は六本木のクラブ「茜色」のホステス。ジョーとゴンに無理やりペースを合わせようとしては毎回蹴られるなどして卑猥な言葉を連発していた。
隊長(演・長門裕之)
松本三郎=隊長(故・長門裕之)…ジョーたちの上司で良き理解者である。任務がない時は魚屋「魚松」の店主。