超立体映画『空飛ぶ十字剣』!「君にも刺さる!」の宣伝文句に日本中が興奮!

超立体映画『空飛ぶ十字剣』!「君にも刺さる!」の宣伝文句に日本中が興奮!

1977年に日本で公開されたウルトラ・キュービックという新方式による立体映画『空飛ぶ十字剣』当時としてはケタ外れの立体感が味わえると評判だった本作に付けられた名称は、その名もズバリ『超立体映画』!40年前に公開されて以来、未ソフト化の『空飛ぶ十字剣』を振り返ってみよう!


驚異の脚力、主演のレオン・タンの足技が凄い!

本作主演のレオン・タン

本作の主人公タンを演じたのは、カンフー・スターのレオン・タン。
日本の映画ファンにはジャッキーチェンの未公開作品『ジャッキーチェンの秘龍拳』で主役をやった俳優、と言った方が分かりやすいだろうか?

『帰ってきたドラゴン』劇場パンフより

ミドルエッジ世代には懐かしい、あの名作『帰ってきたドラゴン』で主演の二人が披露していた、狭い路地の壁に両足をかけて、そのまま少しずつジャンプしながら壁を上っていく!という驚異の技「壁虎功」!実はその「壁虎功」の第一人者が、このレオン・タンなのだ。

とにかく足技が凄い!

この『空飛ぶ十字剣』では、壁ではなく二本の木の間を足の力だけで高く登って行く!という荒業を見せてくれるレオン・タン。
本作ではこのシーン以外にも、彼のその自慢の足技を存分に楽しむことが出来る。

そもそも、タイトルの十字剣って何?

飛ぶ前の状態の十字剣がこれだ!

その名前だけでも最強の武器っぽい、空飛ぶ十字剣。実はそれは、敵のラスボスであるツァオが普段着ている、鎖かたびらの様な防具のこと。身に着けていたこの防具を広げて、片手で回し始めると遠心力で画像の様に広がるのだ!

英語版ビデオのタイトルシーンより

映画の内容的には、英語タイトルの『DYNASTY(王朝)』が現す通りの時代劇なのだが、奇想天外な武器や秘密兵器が登場する本作の内容は、日本の『仮面の忍者赤影』を連想させて、当時の子供たちにも大人気だったのだ。

巨大な十字剣がブーメランの様に飛ぶ!

防具としても最強でありながら、広げて飛ばすと最強の武器にもなるという、この十字剣の威力!
果たしてこの最強の武器に、主人公のタンがどうやって立ち向かうのか?その勝敗の行方が非常に気になるところだ。

最後に

劇場公開後、東京12チャンネル(現在のテレビ東京)の『木曜洋画劇場』で放送された際に、やっと憧れの『超立体映画」』の全貌に触れられた、というミドルエッジ世代の方も多いはずの本作。

確かに、最近の3D技術の進歩の前には比較対象にもならないクオリティだが、やはり当時のままの『超立体映画』として、一度は体験してみたい!と思うのも事実。70年代に咲いたこの異色の作品の一日も早いソフト化と、イベントなどの特別上映が実現することを願って止まない。

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