今でも”ナウい”と思って「昭和言葉」を使っていると『老人』扱いされますよ!!①

今でも”ナウい”と思って「昭和言葉」を使っていると『老人』扱いされますよ!!①

先日、若い会社の同僚と雑談していて、「昭和言葉」を何気なく織り交ぜたら、その”言葉”が分からないのか、逆に突っ込まれそうになったことがあった。読者の皆様もそのような経験はありませんか??。逆に突っ込んだご経験??。そんな「昭和言葉」をいくつかご紹介したいと思います。40歳以上の方だったら懐かしい言葉でしょうし、逆に若い方には”トリビア”としてご理解されれば幸いです。


「言葉」は”川の流れのように”・・・

「言葉」というものは時代とともに変化していくものだ。同じ日本でも平安時代の日本語と現代の日本語では通訳が必要な程、違っている。また、現在においても何となく日本語は流行りの表現や古い表現の回転のスピードが速いようにも感じる。例えばたかだか30年前ごろまで使っていた言葉なのに、気がついたら誰も使っていなくて恥ずかしい思いをした事がある人もいるのではないだろうか??。

私のような男には女性を表す語彙が豊富に思い出される!!

マブい、おきゃん、ブサイク、など女性を形容する「昭和言葉」が存在する。また、名詞形ついても、かわいこちゃん、トランジスタ・グラマー、ピチピチギャルなど女性を表す「昭和言葉」も多数ある。

マブい:眩しい程に美しいこと。
使用例:肌が透き通る程のマブい女がいるなあ!!

かわいこちゃん:可愛い女性を呼ぶ時に、きざったらしく使う言葉。私は美人より可愛らしい
        中・高校生というイメージがある。
使用例:そこのかわいこちゃん! そこで落し物したでしょう?

おきゃん:活動的な女性、若干男勝りな女性にも使われた。
使用例:鉄棒が得意だなんて、ずいぶんおきゃんな女の子だね!!。

ブサイク:容姿や見た目が醜い様子を指す。元は細工(工芸品)の出来が悪いことをいい、
     転じたて、物事一般に体裁が悪いこと、好ましくないことを指す。
使用例:ブサイクな顔であきれるな!!。

単語+固有名詞の形態も「昭和言葉」には多い!!

いまさらジロー、冗談はヨシ子さん(ちゃん)、など単語+固有名詞の形態も「昭和言葉」を代表する形態の一つだ。

いまさらジロー:小柳ルミ子の歌で1984年5月に発売された38枚目のシングルで
        「今さらジロー」って言う歌があるのですが、男と女の別れ話を
        女の視点で歌っている。女は捨て台詞で「♪今さらジロー~」と
        言葉を吐き捨てるのが人気に火をつけてとうとう「いまさらジロー」
        だけが一人歩きをするようになった。
使用例:今になって謝ってくれても、いまさらジローだろーて!!!。

つまり、「いまさら」と言うときに、「ジロー」をくっつけて言ってたんですね!!。

冗談はヨシ子さん(ちゃん):冗談を言うのを止せ、冗談はよしな、といった意味合いで
         やんわりと人名風に表した言い回し。冗談をやめよと冗談めかして
         言う語。
         どうも鈴木由美子さんの同名の漫画が語源らしい。
         (使用された年 1986年 ~ 1987年頃)
使用例:うっそ!!、電車が止まっただなんて冗談はヨシ子さん!!!

真偽の程は分かりません!!。

ジョーダンはよしこちゃん (講談社コミックスミミ) 単行本 – 1986/9

余裕のよっちゃん:余裕がある、朝飯前だ、といった意味で使用される。
          よっちゃんには特別な意味はなく、ただの語呂合わせにすぎない。
          中には、「余裕のよっちゃんイカ」と言う人々もいる。
使用例:この仕事を明日の朝まで仕上げるのは余裕のよっちゃんだぜ!!

あたり前田のクラッカー:1962年~1968年に朝日放送製作でTBS系列で放映されていた
             「てなもんや三度笠」にて、藤田まことがスポンサーである
             前田製菓の「前田のクラッカー」を胸から出して言う台詞。
             当たり前と前田製菓のクラッカーをドッキングさせた言葉。
             意味は『当たり前』を強調するらしい!!。
使用例:「おれがこんなに強いのも、あたり前田のクラッカー!!」

さて、ここらへんでコーヒータイム!!

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死語 昭和言葉

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