昔は普通に使われていたけど、今使うと炎上しそうな単語を集めてみた!

昔は普通に使われていたけど、今使うと炎上しそうな単語を集めてみた!

「死語」というと使われなくなった流行語というイメージがありますが、社会に合わなくなり使われなくなってきた単語というのも存在します。


企業戦士

企業のためにがむしゃらに働く社員のこと。自分の身や家族よりも会社を第一優先にして働く会社員を兵隊のようだと例えられた言葉ですね。

1968年頃には丸善石油(現・コスモ石油)のCMの「モーレツ」から「モーレツ社員」と呼ばれるようにもなりました。

1988年にはリゲインのCMで「24時間戦えますか?」という言葉が流行語になりましたね。

時代が変わり、バブルは崩壊。リストラも行われるようになり、過労死などの問題も浮上しこのような言葉は問題視されるようになりました。

最初はいい意味で使われていたと思いますが、だんだん会社の言いなりになっている人をからかう単語のような感じにもなっていましたね。

家族サービス

続いては、「家族サービス」。企業戦士たちが使っていたであろう言葉ですね。今でも時々使っている人を見かけますが、問題視されることも多いですよね。

サラリーマンが家族のためにすることを家族サービスと読んでいました。家事や育児をを手伝ったりすることならまだしも、家族で出かけることも「家族サービス」と呼ぶのは今考えるとおかしいですよね。

海外の方からすると本当におかしい日本の文化だったようです。ですが最近の若いお父さんは家族を中心に考えている人も増えてきていると思います。少なくとも「家族サービス」という言葉を使う人は減っていますね。

家族と出かけるだけでなく、家事や育児も女性がやって当たり前という時代は終わっていますからね。ちなみに家族サービスという言葉は男性しか使いませんよね。女性はどんなに家族に尽くしてもこの言葉は使わないでしょう。

オールドミス

婚期を逃した女性のことです。Old(古い)Miss(未婚女性)という意味ですね。和製英語で英語圏では使われません。「嫁がず後家」なんて言葉もありますが、同じ意味です。

1960年代から1980年代頃まで使われていた言葉です。何歳からオールドミスという言葉は特にありませんでしたが、特に30歳を過ぎるといわれていたのではないでしょうか。

今よりも結婚適齢期(むしろ、適齢期という言葉も今や死語ですね)が若く、「クリスマスケーキシンドローム」なんて言葉もありました。24歳まではありがたがられるけれど、25歳過ぎたら大安売りという何とも失礼な言葉です。現在では24歳で結婚している人の方が少ないですね。

結婚の多様化や、初婚年齢が上がることで使われなくなってきました。女性にはこのような言葉がたくさんあるのに男性にはないというのも問題ですよね。逆に「男は30からだ」なんて言う人もいるのはなんとも理不尽ですね。

ちなみに、結婚して会社を辞めるという「寿退社」という言葉も使わなくなりましたね。使うこと自体はNGではないでしょうが、結婚する人に対して「寿退社するの?」と聞くのはNGでしょう。

飲みにケーション

こちらは比較的新しい言葉に感じますが、すでにNGになっています。

「飲みにケーション」とは、居酒屋などでお酒を飲みながら行うコミュニケーションのこと。もちろん、双方同意の上なら問題ないですが、最近は若者のお酒離れが進んでいて、強制的に参加させられることに苦痛を感じる人もいるそうです。

また、酒の席で酔った勢いで説教をしたり、セクハラをしたりというのはもってのほかですね。昔は宴会芸や一気コールなどがあったのがうそのようですが、現在はそういったコミュニケーションはあまり喜ばれませんね。

また、喫煙者が喫煙所で話をする「タバココミュニケーション」というのもあります。こちらもあまり推奨はされませんね。

どちらも参加しない人が蚊帳の外になってしまうというのも問題なのではないでしょうか。

女性活用

「女性活用」も比較的最近の言葉です。女性を社会で活用しよう、という意味の言葉ですが、「活用しよう」ということは、今は何もしていないように感じます。今までも社会で働いている女性もいますし、女性の政治家やリーダーもいます。芸術家や作家などの女性も多いですよね。女性が活躍していない、活用されていない、という意識がまず問題です。女性を活用しようという考えに男性の女性蔑視が見受けられますよね。

結婚や出産後、社会に出ていない女性に社会に出てもらおうという意味ですが、社会に出なければ世間の役に立っていないという考え方も問題です。家事や育児は仕事のうちに入らないのでしょうか。

「暇な女性は社会に出ろ」という考え方はあまりにも雑ですよね。

昔は普通に使われていたけど今では問題になるようなワードを集めました。今でもまだ使われている単語もあったと思います。ついつい使ってしまってはいないでしょうか。意味を考え、なるべく人を傷つけないような言葉を使っていきたいですね。

関連する投稿


レトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」より『トラぶるCHASER 第1話』『3Dテニス』が配信スタート!!

レトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」より『トラぶるCHASER 第1話』『3Dテニス』が配信スタート!!

レトロゲーム関連の復刻・配信ビジネスなどを行うD4エンタープライズが運営するレトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」にて、新規コンテンツ『トラぶるCHASER 第1話 トラブルは空から未来から(PC-9801版)』『3Dテニス(MSX版)』の配信がスタートしました。


抜群のスタイルで💦世の脚光を浴びた『広田恵子』現在は?!

抜群のスタイルで💦世の脚光を浴びた『広田恵子』現在は?!

高校時代からモデル活動を始め1986年に「カネボウ・スイムウエアイメージモデル」として脚光を浴びた広田恵子さん。現在は家族で〇〇を組んで活動している・・・。


「おかあさんといっしょ」の『にこにこ、ぷん』が令和に復活!公式YouTubeチャンネル開設&グッズ展開決定!!

「おかあさんといっしょ」の『にこにこ、ぷん』が令和に復活!公式YouTubeチャンネル開設&グッズ展開決定!!

NHK「おかあさんといっしょ」の人形劇コーナーとして1982年から1992年までの10年間にわたり放送され、累計2,000話以上の物語が制作された人気シリーズ『にこにこ、ぷん』が、令和の時代に新たなかたちで帰ってきます。


「世界・ふしぎ発見!」のミステリーハンターも務めた女優『ジュリー・ドレフュス』!!

「世界・ふしぎ発見!」のミステリーハンターも務めた女優『ジュリー・ドレフュス』!!

1991年3月にミステリーハンターとして登場されると出演回数8回で、出演回数ランキング33位となるジュリー・ドレフュス さん。2013年出演のドラマ「老舗旅館の女将日記」を最後にメディアで見かけなくなり気になりまとめてみました。


創刊20周年特集は過去20年間の国内ソフト売上ランキング!ゲーム業界のデータ年鑑「ファミ通ゲーム白書 2025」が発売!

創刊20周年特集は過去20年間の国内ソフト売上ランキング!ゲーム業界のデータ年鑑「ファミ通ゲーム白書 2025」が発売!

角川アスキー総合研究所より、国内外ゲーム業界のデータ年鑑『ファミ通ゲーム白書2025』が発売されます。発売予定日は8月7日。


最新の投稿


世界が熱狂!葛飾商店街×『キャプテン翼』コラボ「シーズン2」開催!新エリア&限定メニューで街を駆け抜けろ!

世界が熱狂!葛飾商店街×『キャプテン翼』コラボ「シーズン2」開催!新エリア&限定メニューで街を駆け抜けろ!

葛飾区商店街連合会は、2025年10月10日より『キャプテン翼』とのコラボイベント「シーズン2」を亀有・金町・柴又エリアで開催。キャラクターをイメージした限定メニューやスタンプラリーを展開し、聖地巡礼と地域活性化を促進します。


キン肉マン愛が英語力に!超人たちの名言・名場面で学ぶ『キン肉マン超人英会話』発売

キン肉マン愛が英語力に!超人たちの名言・名場面で学ぶ『キン肉マン超人英会話』発売

人気アニメ『キン肉マン』の「完璧超人始祖編」の名言・名場面を題材にした英会話学習書『キン肉マン超人英会話』が、2025年11月29日(土)にKADOKAWAより発売されます。超人たちの熱い言葉を通じて、楽しみながら実用的な英語表現をインプットできます。TOEIC満点保持者やプロレスキャスターなど、豪華プロ集団が監修・翻訳を担当した、ファン必携の英語学習本です。


【カウントダウン】あと2日!古舘伊知郎&友近「昭和100年スーパーソングブックショウ」いよいよ開催迫る!豪華ゲスト集結の東京国際フォーラムは「昭和愛」で熱狂へ!

【カウントダウン】あと2日!古舘伊知郎&友近「昭和100年スーパーソングブックショウ」いよいよ開催迫る!豪華ゲスト集結の東京国際フォーラムは「昭和愛」で熱狂へ!

開催直前!TOKYO MX開局30周年記念「昭和100年スーパーソングブックショウ」が10月16日に迫る。古舘伊知郎と友近がMC、豪華ゲストと共に贈る一夜限りの昭和ベストヒットに期待高まる!


ギタリスト 鈴木茂「BAND WAGON」発売50周年記念ライブを東阪ビルボードで開催!

ギタリスト 鈴木茂「BAND WAGON」発売50周年記念ライブを東阪ビルボードで開催!

ギタリスト 鈴木茂が、『鈴木茂「BAND WAGON」発売50周年記念ライブ~Autumn Season~』を11月13日にビルボードライブ大阪、16日にビルボードライブ東京にて開催する。今回は、1975年にリリースされた1stソロアルバム「BAND WAGON」の発売50周年を記念したプレミアム公演となる。


【1965年生まれ】2025年還暦を迎える意外な海外アーティストたち!

【1965年生まれ】2025年還暦を迎える意外な海外アーティストたち!

2025年(令和7年)は、1965年(昭和40年)生まれの人が還暦を迎える年です。ついに、昭和40年代生まれが還暦を迎える時代になりました。今の60歳は若いとはと言っても、数字だけ見るともうすぐ高齢者。今回は、2025年に還暦を迎える7名の人気海外アーティストをご紹介します。