2020年の東京オリンピック記念コインのデザインが決定!
財務省がこのたび、2020年の東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会を記念する貨幣のデザインを発表しました。

東京オリンピック競技大会の記念貨幣
記念貨幣は、大会開催までに4回に分けて30種類程度を発行する予定となっており、その第一次発行分として、一万円プレミアム型金貨幣(1種類)、千円プレミアム型銀貨幣(2種類)及び百円クラッド貨幣(2種類)の図柄がこのたび決定されました。

東京パラリンピック競技大会の記念貨幣
記念貨幣の申し込み予定時期は2018年7月頃を予定しており、価格はそれぞれ一万円金貨幣が12万円、千円銀貨幣が9,500円となっています。百円クラッド貨幣の引き換え時期は、今後財務省から発表されます。
記念貨幣詳細:東京オリンピック競技大会
一万円金貨幣


千円銀貨幣


百円クラッド貨幣


記念貨幣詳細:東京パラリンピック競技大会
東京パラリンピック競技大会の記念貨幣ですが、第一次発行分では一万円金貨幣は発行されません。千円銀貨幣、百円クラッド貨幣のラインナップとなります。
千円銀貨幣


百円クラッド貨幣


上記画像の出典:財務省ウェブサイトを加工して作成
http://www.mof.go.jp/currency/coin/commemorative_coin/2020_olyparagames/20180223.html
過去のオリンピックの記念貨幣を振り返る!!
札幌オリンピック
1972年に開催された、アジアで初めて開催された冬季オリンピックである「札幌オリンピック」。当時も今回と同様、記念貨幣として100円白銅貨が制作されました。


札幌五輪では、スキージャンプ70m級で日本人選手が表彰台を独占するなど活躍を見せましたが、一方でアメリカのジャネット・リンが「札幌の恋人」「銀盤の妖精」と呼ばれ、日本中で大人気となりました。
長野オリンピック
1998年に開催された、20世紀最後のオリンピックである「長野オリンピック」。このときもやはり記念貨幣は制作され、1万円金貨、5千円銀貨、500円白銅貨が登場し人気を博しました。

長野五輪では、札幌の時と同様に日本勢が大活躍。特にスキージャンプにおいては、金を2個(ラージヒル個人・船木和喜、ラージヒル団体・日本代表)、銀を1個(ノーマルヒル個人・船木)、銅を1個(ラージヒル個人・原田雅彦)獲得するなど、メダルラッシュを果たしました。
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