RX系ガンダムの変遷と後継種ガンダムの発展を調べてみました。(15)

RX系ガンダムの変遷と後継種ガンダムの発展を調べてみました。(15)

今回はMSZ-006 Ζプラスのヴァリエーションのご紹介です。宇宙世紀でいえばグリプス戦役の終盤(ペズンの反乱)といったところが中心になっていきます。記事の順番が前後してしまいますが、MSVの中でも重要な機体だと思いますので、ここで一気に書いてみたいと思います。


リア ヴュー

ウエーブ・ライダー モードWR

「ガンダム・センチネル」でα任務部隊にSガンダム、FAZZと共に編隊を組み物語中、重要な役割を背負っていた機体です。WRモードでの形状がビームスマートガンを組み込んでいるため、他のZプラスと明らかに違って見えるのが特徴ですね。本来の意味でのWRとして大気圏再突入可能なスペックが最後の1機の生還を可能にしています。
ただ、Zプラスの開発はカラバとAE社の共同開発からスタートしていたはずなんですが、この機体は地球連邦軍が運用しているというのがどういういきさつだったのかは判りませんでしたね。この機体の開発が始まった時点ではティターンズは健在であり、ペズンの反乱もグリプス戦役の最中に起こっていたはずですので・・・

MSZ-006C1/2

ΖプラスC1/2型

全高	21.11m
頭頂高	19.86m
全長	24.9m(WR・標準装備時)
(ビーム・スマートガン装着時:36m)
本体重量	36.18t
全備重量	77.04t(標準装備時)
(ビーム・スマートガン装着時:86.77t)
装甲材質	ガンダリウムγコンポジット
出力	2,070kW
推力	18,600kg×4
12,400kg×4
(総推力)124,000kg]
センサー
有効半径	17,000m(標準装備時)
(ビーム・スマートガン装着時:21,000m)
武装	バルカン×2
大腿部ビームカノン×2
ビーム・サーベル×2
ビームスマートガン
ハイメガキャノン(テスト型)
その他	姿勢制御バーニア×8

この機体も地球連邦軍が運用していますが、特にカラバが使用していたA2型の頭部に換装しているところが何故そう言う改修が可能だったのかがよく呑み込めないところがあります。いずれにせよ宇宙用の機体であるところから頭部メガキャノンの意味合いはうなずけるところがありますし、後のZZにデータが反映されたことでしょう。

MSZ-006C1[Bst]

ΖプラスC1Bst型(ハミングバード)

ガンダムセンチネル小説版ヴァージョン   MSモード

MSZ-006C1[Bst] Zeta Plus C1 "Hummingbird" | The Gundam Wiki | FANDOM powered by Wikia

WRモード

あのMSA-0011[Bst]PLAN303Eディープストライカーと編隊行動可能な超高速WRと言った機体だったのですね。いづれにしてもそれだけの高速で敵に突入すれば直進方向にかかる慣性をどうやって制御して旋回、運動性能を確保するのかは大変問題があったはずです。まさに一撃離脱のみを考えた結果MSモードを犠牲にせざるを得なかったのではないでしょうか?

MSZ-006C4

ΖプラスC4型

全高	21.11m
頭頂高	19.86m
全長	24.64m(WR時)
本体重量	32.56t
全備重量	84.15t
装甲材質	ガンダリウムγコンポジット
出力	2,770kW
推力	124,000kg
センサー
有効半径	16,600m
武装	バルカン×2
ビーム・サーベル×2
変形用サブ・ユニット・ビーム・カノン
その他	姿勢制御バーニア×14

MSモード

Gundam Sentinel Special Edition 大日本絵画

WRモード

Gundam Sentinel Special Edition 大日本絵画

大気圏の境目ともいえる微妙な空域が主戦場となる機体で、本来のWR形態を具現化した云わば局地戦闘機のような役割を考えていたのではないでしょうか?引力からの脱出と大気圏の再突入を繰り返すような戦闘があり得るのかどうかは疑問ですが・・・

MSZ-006D

ΖプラスD型

全高	22.92m
頭頂高	19.86m
全長	24.64m(WR時)
本体重量	35.57 t
全備重量	106.17t
装甲材質	ガンダリウムγコンポジット
出力	2925 kW
推力	124,000kg
センサー
有効半径	不明
武装	バルカン×2
ビーム・カノン×2

MSモード

電撃HOBBY MAGAZINE 2002年4月号

WRモード

Gundam Sentinel Special Edition 大日本絵画

WikipediaではMS形態画稿は無いとのことでしたが「電撃HOBBY MAGAZINE 2002年4月号」で模型作品例として画像がありましたので出典させていただきました。AE社に対する要求スペックはA1型の操縦性とC型のパワーを併せ持つことが条件であったようで、この機体は見事にその要求を満たしていたようです。しかしながらコストはそれなりにかかってしまう機体だったようで少数の生産としか記録がありませんでした。

MSZ-006E

ΖプラスE型

詳細は不明

EWAC仕様機ともなれば高価になるのは当たり前なのでしょうが、おそらく形状も他のZプラスとはかなり違ったものになっていたのではないでしょうか?他の機種にもEWAC仕様機があるものがありますが、それぞれ原型からはかけ離れたものになっていましたから。

MSZ-006R(RGZ-006)ΖプラスR型

ΖプラスR型

全高	不明
頭頂高	19.86m
全長	不明
本体重量	22.75 t
全備重量	不明
装甲材質	ガンダリウムγコンポジット
出力	2770  kW
推力	不明
センサー
有効半径	不明
武装	バルカン×2
ビーム・カノン×2

こんなところにリ・ガズィの原形があったんですね。この機体、非変形機で正確にはZプラスと呼んでいい物かどうかよくわかりませんね。まぁC1型の流用品と考えればそういえなくもないのでしょうが・・・そもそも実戦投入の予定は全く無かった機体でしょうからあくまでも実験機としての扱いなのでしょう。このR型からの流用ということでリ・ガズィのプロトタイプが3機制作されていますので最もR型に近いと思われる機体をご紹介させていただきます。

Zガンダムの量産計画の発動にともない、ZプラスR型をベースとする案が選択された。これはガンダムMK-ⅡとGディフェンサーの合体システムからヒントを得たもので、武装プラットフォームとなりうる高機動戦闘航空機と、MSを合体させることで、可変MSと同等の運用を可能としたものだった。
こうして量産機計画は数機の実験機をロールアウトさせた。本機RGZ-91-X2はその2番目の試作機でBWS(バックウェポンシステム)というよりも、Gディフェンサーに近い機体になっていた(因みにX1はGアーマーのような巨大航空機との合体案。X3はBWSを洗練させたモノだった)。だが、そのどれもが名機Zガンダムに及ばないものだった。そう、グリプス戦役中のような一点豪華主義的なMS開発は鳴りを潜め、時代はシンプルで多機能なMSの方をもとめていたのである・・・。

RGZ-91Re-Gz(x2)

モデルグラフィックス2002年3月号

(MSZ-006C?)ΖプラスCX型

カラバとAE社が開発した、Zガンダムの量産機Zプラス。大気圏内専用機として高い性能を示したことで、地球連邦軍にも採用され、宇宙機として再設計されることとなった。とはいえ、コストを上げることは許されなかったため、AE社は宇宙開発実験チームを設立。Zぷらすを宇宙先頭に対応させるための(かつ、コストを抑える)方法の模索が始まった。当初はプロトゼータの設計に立ち返り、それをどのようにしてコスト削減に持っていくかが検討されたが、複雑なフライングアーマーの設計で作業は立ち止まってしまった。しかしWRの大気圏突入システムを廃し、A1型と同様のウイングバインダーを装備。脚内部の主機をA1型の熱核ジェットエンジンよりも1ランク低コストの熱核ロケットエンジンに、背部にもサブエンジンをセットすることで、予算と出力に余裕を持たせる事が出来た。プロペラントタンクを増設することで空間戦等に対応できるTMSが完成したのである。その1号機がこのZプラス空間戦闘実験機である。スマートガンこそバランスを見るためのダミーだが、基本的な性能は制式採用機(C1型)となんらかわりはない。 

WRモード

モデルグラフィックス2002年3月号

C型のプロトタイプといったところでしょうか。正式にカラバや地球連邦軍からの依頼があって製造されたものでは無いのでしょう。(型式番号が無いことからも想像できます)しかしこの機体の制式採用機C1型が地球連邦軍の所属となっているところを見ると、連邦軍の意向がかなり強く反映していたことがうかがえます。

MSZ-006P

Ζ>(ゼータプロンプト)

「機動戦士ガンダム ムーンクライシス」で登場した機体です。この作品自体が公式設定が細かく設定される前の物なので、現在の公式なものとは別の解釈がされている部分が大きいようです。

(型式番号無し) ΖプラスS2型

ハイパー・メガ・カノン
インコム×2
その他詳細は不明

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