「遊びをクリエイトする」みんな大好きナムコット!
私たち世代の多くは、ナムコがファミコンに参入した1984年からその存在を期待感を持ってウォッチするようになりましたね。
まだあのファミスタシリーズなども登場していない時代ですが、初期からのファミコンユーザーなら「ギャラクシアン」「パックマン」「ゼビウス」「マッピー」のいずれかは持っていたのではないでしょうか。
ナムコ初期のナンバリングタイトルについては下記事に詳しいですが、個人的にはNo6のディグダグまでが、ゲーセンの香りを運んでくれた初期ナムコのイメージですね。
「namcot」ブランド時代、ナムコのCMってとてもキャッチ―で印象に残っていませんか?
あのキャッチを、CMと当時のチラシとともに振り返ってみましょう。
初期ナムコ84年〜86年発売のファミコンソフトは箱やカセットにナンバーリングがされていました。 - Middle Edge(ミドルエッジ)
「オモいカルチャーをオモチャーと言う」
何といってもこれが衝撃でした。
「重いカルチャ―」なのか「思いカルチャ―」なのか、とにかく「オモチャー=おもちゃ」ってすげーんだ!って気持ちにさせられたCMです。ある意味、部屋で遊ぶ後ろめたさみたいなものを払しょくしてくれたキャッチといってもよいかもしれません。

オモいカルチャーをオモチャーと言う
このCMをみて「ゲーセンがファミコンに来た!」と感じた方は多かったはずです。
「クーソーは、頭のコヤシです」
子供心には「クーソー=糞」がほぼ確定で刷り込まれたこのキャッチ。
オトナになると更に「クーソー(糞)からの肥やし」という更に上手いキャッチであることが分かります。
外でゲームをしている構図が、実に当時のファミコンを取り巻く状況を表しているように、勝手に感じてしまいます。

クーソーは、頭のコヤシです
個人的にはこの「ディグダグ」がもっとも当時のゲーセンの香りを運んできたタイトルでした。
「クーソーしてから、寝てください」
もうこのキャッチになると「クーソー=糞」がインプットされていますから、「糞して寝ろよ!」とあたかも「8時だョ!全員集合」ラストの加トちゃんの台詞にもダブって聴こえてきたのだから不思議なもんです。
ちなみにこのチラシのスターラスターはクリア出来ませんでした(涙。

クーソーしてから、寝てください
このCMの「ディグダグ2」に加えてNo9「バトルシティー」、No17「ワルキューレの冒険」が、初期ナムコで大好きな作品でした。
皆さんは、初期ナムコ作品だと何が好きでしたか?
「2001年の大人(クリエイター)たちへ」
素敵ですよね、2001年のクリエイターたちへ。
これは当時、ターゲットを何歳に定めたキャッチだったんでしょうね。
2001年というか「21世紀=未来」という意味合いが強かったようにも感じます。

2001年の大人(クリエイター)たちへ
この後のナムコは「ファミスタ」に代表されるファミリーシリーズなど、益々強力なラインナップをヒットさせていきましたね。
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「遊び心」って年を重ねると魅力的に映って来ませんか?
あの頃感じたワクワク感、いつまでも忘れずにいたいですよね。
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