なんてったってアイドル
小泉今日子
80年代のトップアイドルといえば、それはやはり松田聖子と中森明菜でしょう。その2強に割って入ったのが小泉今日子、キョンキョンです。
最近では女優として見かけることが多くなりましたが、歌手としても2013年に天野春子名義で出した「潮騒のメモリー」の大ヒットは記憶に新しいですね。
そんな小泉今日子ですが、デビュー当時いかにもアイドルらしいアイドルであったキョンキョンが「なんてったってアイドル」になる前まで、スリリングな80年代前半までのキョンキョンを追ってみます!
マイ・ファンタジー(1982年8月21日)
小泉今日子は、1982年3月にシングル「私の16才」でデビューしました。
デビュー当時のキャッチフレーズは「微笑少女。君の笑顔が好きだ」。ええ、確かに君の笑顔が好きだし、微笑少女というのも言いえて妙ですね。
ファースト・アルバムは同年8月の「マイ・ファンタジー」です。
マイ・ファンタジー
中森明菜も同年のデビューです。デビュー曲の「スローモーション」から「少女A」、「セカンド・ラブ」とたて続けにヒットを飛ばした中森明菜と比べるとトップアイドルと言うにはまだまだといった感じですかね。
詩色の季節(1982年12月16日)
この時期、松田聖子や中森明菜に比べると確かに見劣りはしますが、それでもアルバム「詩色の季節」にも収録されている3枚目のシングル「ひとり街角」はオリコンで13位と、徐々に人気を伸ばしてきています。
詩色の季
それにしてもカワイイじゃないか、微笑少女!
Breezing(1983年7月5日)
3枚目のアルバム「Breezing」。さて、いよいよここからですかね。キョンキョン伝説が始まるのは。
髪の毛をバッサリ切って、微笑んでもいません。イメージチェンジしたこのアルバムには4枚目のシングル「春風の誘惑」と5枚目のシングル「まっ赤な女の子」が収録されています。
ランキングはそれぞれ10位と8位です。
Breezing
なるほどアルバムの1曲目に持ってきただけあり「まっ赤な女の子」良い曲です。しかし、動画で見る方が断然素晴らしいんですよね。何といつても振付が。特にサビの部分の振り付けはたまらんです。
WHISPER(1983年12月16日)
ショートカット路線はそのままですが、ジャケットでまた白い歯をみせてくれている4枚目のアルバム「WHISPER」。帯に付けられていたキャッチコピー「今日子…ささやき つたえたい。」がいい感じです。出来ることなら耳元でささやいてほしいです。