子どもにとって、車掌さんは笛を吹くひと。
ながーいきれいな音で笛を吹くんだよね。
それから、車内で切符に穴を開けてくれる人です。
「お乗り越しのお客様はいらっしゃいますか~」
って声をかけながら、車内を移動します。
いつも大きながま口をぶら下げてます。
おなかからぶら下げます
巨大がまぐち - 能登半島
この中に車掌グッズが一式入っている。
乗り越し用の改札切符と、パンチと、お金。
補充券と言うんだね
補充券 - Wikipedia
どちらから乗られましたか、どちらまで乗りますか
答えると、ぱちぱちっと穴を開けてくれます。
どうしてずれないで開けられるんだろうと、子ども心に不思議でたまらなかった。
穴が数か所あけられます
そうだ 福島に行こう! Vol.2|まつもと発 自転車+鉄道の旅
大事に取っておきたかったんだけど、
降りるときに改札に出さなきゃなんないんだよね。残念。
電車内はこんな感じ
床が黒光り
◆DEADHEAD & NO SERVICE◆: 蒲原鉄道
木の床の電車。
もうさすがにそんなに数はなかったと思うけど
ときどきこの電車が来ると、ぷーんと機械油のにおいがした。
そんでもって、この床はえらくすべるんだよ。
ドアのまん前に支柱が
『佐久間レールパーク』 [静岡]のブログ・旅行記 by 大劇グランドミリオンさん
この支柱に子どもはまつわりついて
ぐるぐるぐるぐるまわったりする。
まわりは超メイワクだったと思うけど、楽しかったよ。
三枚羽だね
2014年9月 北関東SLの旅 (SLモオカ 50系客車・車内 2)|モハ蔵の鉄道部屋
当然夏は扇風機。
電車にエアコンが入るのは1975年以降。
エアコンのある電車は、屋根に室外機がドコドコ乗っているので、遠目に見てもわかる。
電車を待っているとき、エアコンがあるかどうか確かめて
室外機がないとがっかりしたりしました。
手動で開け閉め
時の流れに郷愁紀行 珍し、窓開けつまみ
窓も開閉可能で、もちろん手動。
V字の金具を両手で持って持ち上げる。
子どもには重いので、近くの大人が開けてくれて
しかも席を譲ってくれたりしたもんです。
もちろん靴を脱いで正座して車窓にはりつきましたとも。
けっこうかたいんだ、これが
最後の夏☆窓を開け夏の海風を感じられる列車【さよならJR東日本 非冷房 気動車キハ40&48②】|湘南軽便鉄道のブログ(Shonan.Lightweight.railway)
この窓も開閉可能
阪神5001形連結面窓 - 何でも図鑑
連結部分の小窓も、開閉可能でした。
そこを開けると、けっこう速度のある風が入ってきて
連結器の下の揺れる部分とかを、飽きずに眺めてました。
何がおもしろかったのかね。