夕方で最高視聴率16%!ダウンタウン伝説の番組『4時ですよーだ』

夕方で最高視聴率16%!ダウンタウン伝説の番組『4時ですよーだ』

ダウンタウンが、大阪での人気を不動のものにした夕方4時の帯番組『4時ですよーだ』。今田耕司や東野幸治、130Rなど、後の「ごっつメンバー」も多数出演し、最終回には、浜田・松本共に号泣するというアツ過ぎるこの伝説的番組について振り返っていきます。


ダウンタウンの名を一躍世に知らしめた『4時ですよーだ』

ダウンタウンがブレイクするきっかけとなった番組…。こう書くと、あなたは何をイメージするでしょうか?『ごっつええ感じ』?『夢で逢えたら』?『ガキの使いやあらへんで』?…さまざまな意見が挙がることでしょう。

しかし、80年代後半に多感な青春時代を関西で過ごした方であれば、十中八九『4時ですよーだ』を推すに違いありません。

大阪・毎日放送の『4時ですよーだ』が放送開始されたのは、1987年4月6日。今から30年ほど前のことです。ダウンタウンの2人は当時23歳。若い女の子からアイドル的人気を誇った彼らが受け持った最初の冠番組であり、おそらく、最初で最後の帯番組でした。

台本型メモ帳&筆箱

「4時ですよ~だ」グッズ

浜ちゃんが!

当時のことを振り返り浜田は「夕方の4時からの放送なんて誰が見るねんと思った」と語り、松本に至っては放送開始1週間前から、下痢が止まらなかったといいます。
若手時代から舞台上で人を食ったような態度を取っていたダウンタウンも、さすがに、自身初の看板番組を持つにあたり、相当緊張していたようです。

今や大御所の2人にも、そんな時期があったのです。

2丁目BOOK―ダウンタウンからピーチパイまで | 吉本興業 |本 | 通販 | Amazon

ハイヒール、今田、東野など…番組を彩った出演芸人たち

同番組には、ダウンタウン以外にも、数多くの人気芸人を輩出したことでも知られています。以下が主だった出演タレントたちです。

ダウンタウンと同じ大阪NSC1期生。ダウンタウンと対等に接することができる唯一の女芸人。

ハイヒール(リンゴ・モモコ)

漫才 ハイヒール モモコ リンゴ - YouTube

岡八郎を師匠に持つダウンタウン・ハイヒールと同期の芸人。今もなお劇場を中心に活躍する実力派。

おかけんた・ゆうた

おかけんた・ゆうた 漫才 ええ声 - YouTube

「NHK上方漫才コンテスト 優秀賞」「上方漫才大賞 新人奨励賞」など受賞歴多数の実力派コンビ。ダウンタウンの一年後輩にあたる。

まるむし商店(磯部公彦・東村雅夫)

YNN | LIVE STAND 08「KAWAKI-MON」 まるむし商店 - LIVE STAND 08

大阪外国語大学(現在の大阪大学外国語学部)卒の高学歴な女性コンビ。今田耕司、リットン調査団、130Rと同期にあたる。

非常階段(シルク・ミヤコ)

シルク コンビ時代「非常階段」 - YouTube

ファンクラブまで結成されていた美人お笑いコンビ。1993年にレイコの結婚を機に解散してしまう。

ピンクダック(ミチ・レイコ)

551蓬莱 CM 1991年 ピンクダック - YouTube

今田は、言わずと知れたダウンタウンの盟友的存在。『4時ですよーだ』スタート当時はデビュー2年目のペーペーだった。

東野も番組開始時はまだ19歳。ちょっと前まで浜田と『ごぶごぶ』に出ていたり、松本とは『ワイドナショー』で今も共演していたりと、いまだに信頼厚い後輩の一人。

今田耕司・東野幸治

Wコウジステッカー 【タレント・お笑い芸人】 - ラクマ|中古/未使用品のフリマアプリ

1988年10月より加入。1989年4月から6月までの司会を、今田、東野とともに務めました。

石田靖

Amazon | 風、スローダウン [DVD] | 映画

今田・東野とともに、後に『ごっつええ感じ!』で旋風を巻き起こす板尾とほんこんも1988年10月から『4時ですよーだ』に出演していました。

130R(板尾創路・ほんこん)

130R ネタ - YouTube

コンビ仲が悪いことで知られ、結成から5年余りで解散してしまったコンビ。ヒロは吉田ヒロと芸名を改め、現在も芸能活動を続けています。

ボブキャッツ(ヒロ・雄大)

ボブキャッツ 2 - YouTube

後に松本から「俺のために生まれてきたような男」と評されるキム兄も、『4時ですよーだ』出身。

オールディーズ(木村祐一・栩野進)

130R(板尾・ほんこん)・オールディーズ(木村・栩野) コント・漫才 - YouTube

ザ・ぼんちを解散したばかりの里見まさととコンビを組んだ女漫才師。2009年に劇症型心筋炎発症し、42歳の若さでこの世を去りました。

亀山房代(左)

里見まさと・亀山房代 漫才 1994年1月 - YouTube

活動期間は、1985年から1988年までのわずか3年足らず。早々に解散した理由は、「不思議ちゃん」キャラが先輩から不興を買ったためなのだとか。

メンバメイコボルスミ11(ビク・トリア、ココ・シャネル)

menbameicobolsumi11 - YouTube

先輩芸人として「のりお・よしお」も番組に華を添えました。

西川のりお・上方よしお

あぁ懐かしい!昭和のベスト演芸4|BSジャパン

1989年4月からは本木雅弘も参加!東野と犬猿の仲に!

また、芸人たちもモックンを快く思っていない人間が大半だったらしく、特に敵意をむき出しにしていたのが、東野幸治。目の前でモックンがあいさつをしても完全無視。コントのネタ合わせでも、演出家を介してしかコミュニケーションをとらないという、無礼極まりない態度を取っていたそうです。

なお、2016年10月16日に2人は『行列のできる法律相談所』で27年ぶりの共演を果たし、一応の和解(?)をしています。

本木雅弘、因縁の東野幸治と27年ぶり対面 和解ムードも一触即発の事態に!? | ORICON NEWS

初回放送には、明石家さんまが登場

初回放送には、明石家さんまがスペシャルゲストとして出演しています。これは、番組のチーフ放送作家・寺崎要が、桂三枝(現:六代桂文枝)司会の番組『ヤングおー!おー!』時代から、さんまと知己を深めていたおかげ。松本曰く「チカラワザ」でこのスーパースターの招へいに成功したそうです。

この様子をテレビで観ていた、ダウンタウンの幼馴染で後に同番組の放送作家になる高須光聖は、「ダウンタウンがさんまさんと絡めんねや、もう」と驚いたとのこと。当時既に『ひょうきん族』『男女7人夏物語』で、全国区の人気タレントとなっていたさんまが、まだまだ駆け出しだったダウンタウンの番組にサラッと登場した光景は、視聴者へ絶大なインパクトを与えたのです。

1988年発売のサンキューより

明石家さんま

Amazon | サンキュー | 明石家さんま | J-POP | 音楽 通販

今となっては『笑っていいとも!』の最終回よろしく、特殊中の特殊な機会にしかあり得ない、超大物同士の邂逅。が、これほど貴重な共演なのにもかかわらず、当時のVTRはどこにも保管されていなかったといいます。以下は、視聴者のVHSから抜き出された貴重な映像です。

夕方4時台では、異例の最高視聴率16%をマーク

そんな個性豊かなタレントたちが出演した『4時ですよーだ』でしたが、一番のみどころといえば、やはり、ダウンタウンの2人です。
同番組のプロデューサー・田中文夫曰く「最初から出来上がっていた」という浜田と松本は、誰の手を借りることなく、自分たちだけでどんどん成長していき、お笑い界のモンスターへと変貌を遂げていきました。

放送開始したばかりの頃こそ、視聴率3%台に伸び悩んだものの、徐々に数字を上げていき、全盛期には7~8%を記録。夏休みには10%台、最高視聴率は、今やゴールデンのバラエティでさえ困難であろう「16%」に達するという、驚異のおばけ番組へと進化していきました。「夕方4時になるとミナミから人が消える」そんな逸話さえ語られていたというから、半端ではありません。

ダウンタウンの2人が大号泣!今では絶対見られない、感動の最終回

しかし、そんなモンスター番組も、ダウンタウンの出世によって終わりの時を迎えます。『笑っていいとも!』や『夢で逢えたら』など、東京へのレギュラー番組が次々と決まっていた彼ら2人の才能を、大阪だけにとどめておくことはもはや不可能でした。

最終回が行われたのは、1989年9月29日。大阪府吹田市にあったミリカホールから2時間の生放送を行い、華々しい終幕を飾ったのです。観客はもちろん全員大号泣。ダウンタウンも、客前で歌を歌いながら、人目をはばからず泣きじゃくっていました。このシーンひとつとっても、いかに『4時ですよーだ』が、2人にとって思い入れのある番組だったか分かるというものです。

最終回から20数年。今ではすっかりお笑い界の大御所となったダウンタウン。2010年には、当時の思い出を振り返る『7時ですよーだ』なる特番を放送していることからも分かるとおり、どんなに時が流れても、今なお、『4時ですよーだ』が彼らにとって、そして古くからのファンにとって大切にしたい番組であることに変わりはないのでしょう。

(こじへい)

関連する投稿


【8月生まれの有名人】生年月日が全く同じ!同じ日に生まれた意外な美女と・・・!?

【8月生まれの有名人】生年月日が全く同じ!同じ日に生まれた意外な美女と・・・!?

メディアでは報じられることの少ない有名人の生年月日。実は、同じ生年月日の有名人は数多くいるものの、巷ではあまり知られていないの実情です。今回は、1950年頃〜1980年代の8月生まれの有名人を対象に、生年月日が全く同じ有名人の組み合わせをご紹介します。


“結果発表オーディション”の完全版!『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』のBlu-ray&DVD第29弾が発売!!

“結果発表オーディション”の完全版!『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』のBlu-ray&DVD第29弾が発売!!

よしもとミュージックより、Blu-ray&DVD『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!(祝)放送36年突破記念Blu-ray 永久保存版(29)(音)結果発表オーディション完全版』の発売が決定しました。


リットン調査団  芸歴34年目、19年ぶりに単独ライブを行うまで

リットン調査団 芸歴34年目、19年ぶりに単独ライブを行うまで

お笑いという正解がない世界で「自分がやりたいことをやる」という信念を貫き、ダウンタウンから「リットンは面白い」といわれながらも全然売れず、たくさんの後輩に尊敬されながら追い抜かれ、ある意味で他の追随を許さない最強コンビ。


「WOW WAR TONIGHT~」から30年が経過!浜田雅功による初のアルバム「結果発表 of BEST ALBUM」が配信決定!!

「WOW WAR TONIGHT~」から30年が経過!浜田雅功による初のアルバム「結果発表 of BEST ALBUM」が配信決定!!

日本テレビ系バラエティ番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」で2024年に開催された、浜田雅功の「結果発表オーディション」から誕生したアルバム「結果発表 of BEST ALBUM」の配信が決定しました。


山里亮太  初めてのコンビ「侍パンチ」で相方を死神にし「足軽エンペラー」で巨人師匠に怒られ、山崎静代と略奪愛で  「南海キャンディーズ」を結成。

山里亮太 初めてのコンビ「侍パンチ」で相方を死神にし「足軽エンペラー」で巨人師匠に怒られ、山崎静代と略奪愛で 「南海キャンディーズ」を結成。

赤淵メガネ、殺し屋の眼光、鋭いツッコミ、独創的な言葉選び、そして根がクズ。


最新の投稿


昭和100年を祝う夜!グランドプリンスホテル広島でTEPPANの歌謡ライブ&打ち上げ花火が開催決定

昭和100年を祝う夜!グランドプリンスホテル広島でTEPPANの歌謡ライブ&打ち上げ花火が開催決定

2026年5月5日、グランドプリンスホテル広島にて「昭和100年」を記念したスペシャルイベントが開催される。広島発の4人組ボーカルグループ「TEPPAN」による昭和歌謡ライブに加え、夜空を彩る打ち上げ花火も予定。ライブ観覧は無料。さらにホテル上層階のレストランではCD付きの特別ディナープランも登場する。


樋屋奇応丸の倉庫から幻の音源発見!デューク・エイセスが歌う昭和のCMソングが高音質で蘇る

樋屋奇応丸の倉庫から幻の音源発見!デューク・エイセスが歌う昭和のCMソングが高音質で蘇る

「ひや・きおーがん」のフレーズで親しまれる樋屋製薬の社内倉庫から、長らく歌唱者不明だった過去のCMソング音源が発見された。調査の結果、昭和を代表するコーラスグループ「デューク・エイセス」による歌唱と判明。当時のクリアな歌声を再現した「高音質版」が公開され、昭和歌謡ファンを中心に大きな話題を呼んでいる。


福岡の食のテーマパーク「直方がんだ びっくり市」が50周年!大盛況で幕を閉じた「半世紀祭」をレポ

福岡の食のテーマパーク「直方がんだ びっくり市」が50周年!大盛況で幕を閉じた「半世紀祭」をレポ

1976年の創業から50周年を迎えた福岡県直方市の「直方がんだ びっくり市」にて、2026年4月17日から19日までアニバーサリーイベント「半世紀祭」が開催された。銘柄牛が50%OFFになる「肉袋」や名物セールの復活、地元ヒーローの参戦など、半世紀の感謝を込めた熱気あふれる3日間の模様を振り返る。


『メタルスラッグ』シリーズ30周年記念プロジェクト始動!新作開発や特設サイト、記念映像が一挙公開

『メタルスラッグ』シリーズ30周年記念プロジェクト始動!新作開発や特設サイト、記念映像が一挙公開

アクションゲームの金字塔『メタルスラッグ』が2026年4月19日に誕生30周年を迎えた。株式会社SNKはこれを記念し、シリーズの再燃・リブートを掲げた記念プロジェクトを始動。新作ゲームの開発を含む多彩な企画の推進や、歴史を振り返る記念映像の公開、特設サイトの開設など、世界中のファンへ向けた展開が始まる。


山下達郎ソロ・デビュー50周年記念!JOURNAL STANDARDとコラボした限定Tシャツが発売

山下達郎ソロ・デビュー50周年記念!JOURNAL STANDARDとコラボした限定Tシャツが発売

ソロ・デビュー50周年を迎えた音楽界のレジェンド・山下達郎とJOURNAL STANDARDが特別なコラボレーションを実現。1stアルバム『CIRCUS TOWN』収録の名曲「WINDY LADY」をテーマにしたTEEがリリースされる。音楽史に刻まれた名盤の空気感を纏える、ファン垂涎の記念アイテムが登場だ。