その歌詞の内容は…
『Dear John』:サザンオールスターズ
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『吉田拓郎の唄』⇒吉田拓郎
なんとストレートなタイトルでしょうか。桑田は著書『ロックの子』の中で「フォークソングは嫌いだったけど、唯一、拓郎だけは歌謡曲の延長みたいで好きだった」という旨の発言をしています。
さらには、自身のラジオ番組で「色んなフォークが流行ってたんだけど、拓郎さんだけが輝いて見えた」とコメントしていたことからも分かるとおり、このフォークのプリンスに、かねてより強い憧れを抱いていたことは間違いないようです。
吉田拓郎
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その歌詞の内容は…
そんな拓郎について歌ったのが『吉田拓郎の唄』というわけですが、そこは桑田佳祐。単純な拓郎賛歌ではありません。
『吉田拓郎の唄』:サザンオールスターズ
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実はこれ、ちょうどこの時期にライブ活動引退宣言をしていた拓郎に対する、叱咤激励の気持ちを込めた歌だったのです(3年後の1988年に撤回)。
なお、『吉田拓郎の唄』をめぐる話には続きがあります。 2003年にサザンの野外ライブツアーでこの楽曲を歌った際、桑田は歌詞を大幅に変更。
このように、拓郎を全面的に賛美する内容へと改変されていたのです。ちょうどこの時期は、拓郎が肺がんの手術で療養していたとき。そんな「My hero」への激励を、よりストレートな表現で示したかったのでしょう。本人が弱っているときに、「フォークソングのカス」なんて歌ったら、それこそ、問題になりそうですし。
以上のように、さまざまなスターへの献歌を発表している桑田佳祐。これらの楽曲の背景にある想いまで汲みとって聴くと、また違った味わいがあることでしょう。
(こじへい)