イヴ・サンローラン
トップデザイナーとして40年にもわたり20世紀のファッション業界をリードした「モードの帝王」ことイヴ・サンローラン。帝王だけあって映画も2010年のドキュメンタリー映画「イヴ・サンローラン」、2014年には「SAINT LAURENT/サンローラン」などが制作されていますが、ご紹介するのは2014年のピエール・ニネ主演による「イヴ・サンローラン」です。
成功の陰で孤独と重圧に押しつぶされそうになっているイヴ・サンローランの繊細で複雑な内面を見事に描いています。
また、ピエール・ベルジュ-イヴ・サンローラン財団が所有する衣装の数々はこの映画の大きな見どころとなっています。
イヴ・サンローラン
バレンチノ
最後にもう一人、バレンチノをご紹介しましょう。イヴ・サンローランが「モードの帝王」ならバレンチノは「皇帝」です。そう言えば、ジョルジョ・アルマーニは「ファッション界の帝王」でしたね。
これだけでファッション業界は、恐ろしいところだという感じが伝わってきます。美しく、カッコイイ服を生み出すことが如何に大変であるかということでしょう。
映画は、ファッション業界の裏側と天才デザイナー・ヴァレンチノの姿を描いたドキュメントで、常に自己主張をし続ける個性的なアーティストたちだけがヴァレンティノとコラボすることが出来るという強烈な世界を描き出しています。
バレンチノ 最後の皇帝
世界で活躍するファッション・デザイナーは、みんな個性が強く波乱に富んだ人生をおくっていますね。将来デザイナーを目指している方は是非とも本編を観られることをお勧めします。