「聖飢魔Ⅱ信者」蓮実クレアの悪魔教布教活動！第2回

そもそも聖飢魔Ⅱとはなんなのか？
とても簡単に説明すると

しかし彼らはそんな短い言葉では表しきれないほどの魔力、魅力、中毒性を多く含んでいるバンドだ。

聖飢魔Ⅱは世を忍ぶ仮の大学生の時に早稲田フォークソングクラブ（WFS)内にてダミアン浜田殿下を中心として結成された。
その後悪魔達はあの手この手で試行錯誤しながら活動していくことになる、解散の時をはじめから決めて活動するバンドなんて、少なくとも私は聞いたことがない。

最近になってあっという間にドハマりした私がこんなことを言うのもなんだが、聖飢魔Ⅱというのはもしかしたらあまり取っ掛かり安いバンドではないのかもしれない。

私自身セクシー女優という人前に出る身としていつも思うことは”人の興味を引くのはとても難しい”ということだ、どんな職業にも同じことが言えるだろう。
その為に人はあらゆる手段を用いて目立とうとし、興味をそそるようなパフォーマンスをするわけだ、それは我々人間だけでなく悪魔達も同じことなのである。

聖飢魔Ⅱはデビューの８５年から解散の９９年まで最後の別れのその時がくるまでアーティスト活動、バラエティ番組、CM 出演など１５年間多方面に渡って活躍する。
しかし一見順風満帆かと思われていた彼らにも実は密かにバンド活動継続の危機が訪れて
いる。
それは解散の４年前、９６年のことだ、あらゆることが重なり色々な歯車がうまくかみ合わない、思うように進まないということがあり解散寸前までいったことがあった。
結果的にはみんなで解決の糸口をみつけ、そこからは当初の公約どうりの解散に向けて猛進撃がはじまる。

全ての信者達の脳に、身体に、神経の隅々に残酷なまでに強烈で忘れたくても忘れられない聖飢魔Ⅱ形の痕を残して地球上から去っていったのだった。

８５年のデビューから季節が一つ巡る度に近づいてくる避けられない別れの瞬間を当時の信者達はどんな想いでいたのだろうか、今も昔も聖飢魔Ⅱを知ってはいたけれど深入りしなかった人たち、例えば見た目のインパクトが強すぎて曲を聴く気になれないや、変な格好をしているから歌もたいしたことないだろうと、もしかしたら人生で最高の出会いになったかもしれないチャンスを逃した人たちもいたかもしれない。

私の拙い文章でどれだけ聖飢魔Ⅱの魅力を表現できたか分からないが、一度素通りしかけた人も、全然知らなかった人も、もうどっぷり聖病だよという人も含めみなさんに改めて悪魔達の魅力に気づいてもらえればと思う。