清志郎の母親は、戦地から送られてくる夫のハガキを、丁寧にアルバムに貼って保管していたそうです。自分が生まれる前の出来事ですが、反戦や反核を、歌で表現していた清志郎は、「DNAに組み込まれていたのかと思った」と語っています。
大きな力につぶされそうになっても、眉をひそめられても、言わなければいけないことは言うという姿勢が、多くの人々の共感を呼ぶのでしょうか。
一方的に非難するのではなく、自分を含めてすべての人に問いかけるような歌に、ハッとさせられた人も多いのではないでしょうか。
普段は物静かでシャイな、子供の誕生を素直に喜ぶ父親の一面も持つ清志郎の歌を、もっと聞いていたかったと思います。
