「三畳一間の小さな下宿」って今でもあるの?
まずは「神田川」を復習しましょう
70年代の若者文化を象徴する楽曲のひとつに数えられている、かぐや姫「神田川」。
その歌詞の中には当時の世相を色濃く反映した言葉がたくさん登場します。
その中で、「三畳一間の小さな下宿」という言葉にスポットをあて、現在もそのような間取りのアパートが果たして残っているのか、調査してみました。
実際に調べてみた!
今でも同じ間取りのアパートはあるのか?
賃貸物件の掲載数に定評のある大手不動産サイト「リリカルホームズ」で、東京都23区内に「3畳一間」があるのか調べてみました。
が、なかなか見つからない・・・
「家賃3万円以下」「部屋の広さ10平米以下」など、悪条件を揃えてみても4畳半までの部屋しか出てきません!
既にそういう間取りのアパートは建て替えで取り壊されてしまったのか?と思ったその時・・・
「3畳一間の小さな下宿」ありました!
豊島区巣鴨に健在でした
東京都豊島区巣鴨4丁目の賃貸アパート|賃料2.7万円、ワンルームの物件【LIFULL HOME'S】
外観
これが間取り。
部屋の中
共同トイレ!
キッチンも共同!
「小さな石鹸 カタカタ鳴った」
じゃあ銭湯は残ってるの?
神田川の歌詞の中には「横丁の風呂屋」「小さな石鹸カタカタ鳴った」という
銭湯に行く表現が出てきます。
間取りを見ての通り、アパートにお風呂はありません。
当時は銭湯に行くのが当たり前だったんです。
じゃあ今は近所に銭湯はあるんでしょうかね?これも調べてみました!