これから到来する社会を見据えた、適切なマーケティング戦略は?
そんな切り口で、データを集めてみました。
「単身ミドル・シニア世帯」そんなキーワードが登場する時代が訪れるかもしれません。
▽大人社会化とソロ社会化の同時進行により「若者・家族」重視のビジネスでは成長は見えない。企業はマーケティングの転換を迫られている。

Amazonの電子書籍/雑誌の読み放題サービス「Kindle Unlimited」の「サービス開始前」(2016年7月)と「サービス開始後」(2017年3月)の年代別のアプリMAU
書籍・雑誌読み放題のおじさんウケがすごい〜Kindle読み放題開始で40代以上男性が2.3倍に‐ App Ape Lab

女性向けのメディアアプリ「LOCARI」(株式会社Wondershake)のデモグラフィック(男女年代比率)

キュレーションマガジン「antenna」(株式会社グライダーアソシエイツ)のデモグラフィック(男女年代比)
インターネット関連サービスにおいて、40代や50代の旺盛な消費欲が数値から見て取れますね。
もっとも、40代や50代のほうが10代、20代に比べて人口がはるかに多いことを考えると、まだまだ伸びしろがあるのはこの世代?なんて考え方も出来るかもしれません。
日本の高齢化社会の実態として「40代以上が大人の8割」という「社会全体の大人化」が急速に進んでいる。
「超」がつく高齢化社会への、不可逆的な進行が進んでいますね。

人口ピラミッドデータ「2020年の将来推計人口」

人口ピラミッドデータ「2030年の将来推計人口」

人口ピラミッドデータ「2050年の将来推計人口」
すでに大人社会化により主要顧客が若年層から中高年層へシフトし続けている。
この人口シフトを、企業が考慮するのはもやは必然の流れではないでしょうか。

「40代以上が大人の8割」という「社会全体の大人化」が急速に進んでいる。
大手コンビニエンスストアでは主要顧客が若年層から中高年層にじわりとシフトしている。大手コンビニは中高年の一層の利用を促す。
消費市場でシニアを中心とした中高年の存在感が高まっている。大手コンビニエンスストアでは50代以上の来店客数が近く20代以下を上回る見通し。
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO46630880Y2A920C1EA2000/中高年、コンビニなど「若者市場」で存在感 消費の主役に :日本経済新聞
ローソン、特保のそば、コンビニ各社、中高年に的、独自商品。 | フランチャイズ・ショー
様変わりするコンビニ 「シニア向け商品」続々投入で競争激化 | 日刊ゲンダイDIGITAL
ネット通販でも中高年の注文が増加中。20代を上回る例が目立つ。

シニア層の訪問者数が多いショッピングサイトのランキング
サービス消費もアクティブな中高年が主役となりつつある。

「高齢者世帯特化サービス」は右肩上がりで推移している。
ロングセラー商品を「大人化」した商品が増えている。ターゲットは「子ども」から「大人」の市場へ戦略転換が進む。

お菓子が「大人化」 お菓子市場のターゲットは子どもから大人へ。
「大人をターゲットにした商品開発に菓子メーカー各社が注力しており、こうした大人消費がここ数年の流通菓子市場を下支えしている」と矢野経済研究所は分析する。
http://style.nikkei.com/article/DGXMZO07686440X20C16A9000000?channel=DF260120166489お菓子が「大人化」 おつまみサイズなどで狙い撃ち|MONO TRENDY|NIKKEI STYLE
お菓子が「大人化」 おつまみサイズなどで狙い撃ち|MONO TRENDY|NIKKEI STYLE
2035年「人口の5割が独身」時代がやってくる。未婚化・非婚化に加え、離婚率の上昇や配偶者の死別による高齢単身者の増加など、確実に進行する日本のソロ社会化。

超ソロ社会 「独身大国・日本」の衝撃 (PHP新書) 荒川 和久 (著)
2035年「人口の5割が独身」時代がやってくる 15歳以上の全人口に占める独身者(未婚+離別死別者)数は、20年後には男女合わせて4800万人を突破し、全体の48%を占めます。
http://toyokeizai.net/articles/-/1542622035年「人口の5割が独身」時代がやってくる | ソロモンの時代―結婚しない人々の実像― | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
中高年が消費を牽引する時代。大人社会化とソロ社会化の同時進行により「単身ミドル・シニア世帯」が主流に。

単身世帯の貯蓄額は、2人以上世帯よりも高水準にあるのが特徴

「未婚男性」は趣味娯楽の行動者率も「既婚男性」を上回る
単身者は、男女年齢を問わず、全般的に高所得で貯蓄も多いということでした。中でも未婚男性35~59歳は消費支出金額も旺盛です。
http://www.focusmarketing.co.jp/column20170318.html消費意欲の高い男性単身ミドル | 株式会社フォーカスマーケティング
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中高年の中核的な3つの消費行動原理 「ノスタルジー消費」(思い出消費) 「自己復活消費」(時間解放型消費) 「夢実現消費」(時間解放型消費)
中高年の消費行動『ノスタルジー消費』と『時間解放型消費』の考察 - Middle Edge(ミドルエッジ)
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https://middle-edge.jp/articles/4qEQA中高年の消費行動『ノスタルジー消費』と『時間解放型消費』の考察 - Middle Edge(ミドルエッジ)