今人気の”ものまね”番組の基礎になった伝説の番組『象印スターものまね大合戦』、笑いを誘うと言うより感動することが多かった!!

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現在、各局で放映されているTV番組の中で連続ドラマなどが1クール終了し、新しい物が始まる前には必ずと言って良いほど、”ものまね”番組がオンエアーされている。実はこのような”ものまね”番組の元祖と呼べる伝説的な番組が存在しました。それが『象印スターものまね大合戦』でした。今オンエアーされている”ものまね”番組と比べると、ものまねを披露使用とする「芸能人」の本気度がハンパないことでした。


三田明はかなりデフォルメした森進一のものまねを披露していますが、これは森進一ものまね元祖の堺すすむ直伝のネタです。元々、三田のショーの司会を務めていた堺が三田に伝授したという話を度々、堺自身がテレビで話しています。

森進一のものまねを披露する三田明

上記の写真は三田明が森進一のものまねを披露した時の写真ですが、当時、三田明と言えは超!の付く程2枚目歌手だったのですが、(整形疑惑あり!)森進一のものまねでは一転して顔まで歪めて物凄いカッコになってやっているのには見ている観客や視聴者がドヨメき、爆笑の渦になったのを憶えています。まさに彼が元祖コロッケかもしれませんね。
また、彼の十八番は橋幸夫の「潮来笠」で、目をつぶって聞いていると、まさに本物が歌っているかのような錯覚をしてしまうくらい、似ていました。
WEBでその姿や音源を捜しましたが、あいにく存在しませんでした。今年の1月4日(水) 19:00~21:48 テレビ朝日で『蘇る歌謡曲』という番組で三田明が出演し、コロッケと橋幸夫の「潮来笠」のものまねデュエットをしたそうです。(おしい!!私は見逃しました!!)

男で”ものまねの横綱”と言えるのは、やはり五木ひろしでしょうか!?

ものまねのレパートリーが当時の芸能人男性の中では一番多く、梅沢富美男、森進一、一節太郎、ぴんから兄弟・・・最後には美空ひばりの真似までしていました。まさにタレント(才能)ですね。

ちあきなおみは張出横綱でしょうね!!

ちあきなおみは、島倉千代子や美空ひばりなどが十八番で、三田明に負けず劣らず、今日のコロッケのルーツと思わせるような「顔面模写」付きで、会場を沸かせていた。美空ひばり本人の前で真似してる回では、ひばりも大ウケで爆笑、ご機嫌だったようである。ちあきなおみが芸能界を引退してしまい、本当に残念に思うのははたして私だけでなのでしょうか?

また、ちあきなおみはよく”ものまね”をされる側でもあった。大きな付けぼくろで顔のほくろを強調されていました。今ではコロッケの定番になってしまいましたが・・・

極めつきは森昌子!!

まだデビュー間もないながらも、既に人気実力ともに抜群だった森昌子ですが、いかんせん子供みたいな顔と年なので、初めは誰も期待してませんでした。ところが彼女はスターものまねの概念を根底から覆したと言っても過言ではなかった。声は勿論、発声から振りからどれもソックリで、まるでものまね芸人といってもおかしくなかった(言葉は変ですが・・・)。
しかも、そんなレパートリーが他の歌手に比べて異常に多い!!彼女こそこの番組のMVP、最高殊勲歌手と言って良いと思います。
アグネス・チャン、風吹ジュンなど、誰でもできるものは当然として、ポップスからど演歌まで記憶に残る歌声は数知れません。

最後に

現在のものまねと当時のものまねを比べると、当時のものまねは、まねされる方に対して敬意があったように思う。歌がうまいとかどうかではなく、この人の真似がしてみたいという感覚である。
本来、赤ちゃんが、母親の真似をして、ことばを覚えるように、こうなりたい、あるいはこんな自分を表現したい、そんな自然の発露ではなかったかと思う。

当時、何よりすぐれているのは、芸能にかける意気込みはもとより、まねをするというより、『させてもらっている』という精神が伝わってくる。そして、自分にない何かを吸収しようとする姿勢や意気込みがある。これが70年という時代人の精神だと思うのである。

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