これ覚えてる?『私たちにはあたりまえだったこと』昭和の小学校の授業編2

これ覚えてる?『私たちにはあたりまえだったこと』昭和の小学校の授業編2

昭和の頃、あたりまえのように受けていた授業。今、思い出しても懐かしいですね。前回の体育・理科・音楽・国語に続き、違う教科も振り返ってみたいと思います。


ああ、まさにこの通りに教えられ、この通りに塗っていました!
もっと早く、あの頃これを知りたかったです。
あなたはいかがでしたか?

また、大人になってからですが「絵の上手な人は箱に入ってる緑色や黄緑色の絵の具をあまり使わない」ということを聞きました。
「風景画の緑は、青や黄色の絵の具で自分で作る」
そうだったのか!
子どもの時の風景画に抱いていた、違和感の原因がやっとわかりました。

最低限必要な色: 色は無限にありますが、基本は3つの色(3原色)です。 絵の場合は【赤】【青】【黄】となります。 この3色の混合で殆どすべての色を出せます。 色の濃さは絵の具の濃さ・つまり水の量で調整します。 黒も作れます。 白はどうするかというと、透明水彩の場合は基本的には塗り残します。 塗り残しが難しい場合があっても方法がありますので心配はいりません。 それでも難しい場合のみ、絵の完成間近に上から白を置きます(ハイライト等)。 (中略) 黒に関してはほとんど使いません。 ついつい影の部分に塗りたくなりますが、風景をよく見れば影の部分はあくまで【暗い色】であり、 黒ではありません。 思い込みで色を置いて行くとつい黒を多用してしまいそうになりますが、 実際の風景を見たときに本当に黒い部分はそうそうありません。 例えば茶色い壁に影が差してもその部分は黒ではなく暗褐色になります。 ただし、混色が苦手な場合や、混色の手間を省きたいときにどうしても使いたいときがあります。 その場合、黒だと色が強すぎるのでグレー系の絵の具を用意しておくと失敗が少なくて済みます。

http://silver.zero.jp/wind-moon/lecture/needcolor.html

簡単な水彩風景画の描き方〜ちょっとしたコツと裏ワザ:最低限必要な色〜

色を混ぜれば違う色ができることは、もちろん知っていました。
でもその方法を使うのは、ピンクとか紫とか水色とか、18色や24色などの「高い方」のセットを買わないと入っていない「ない色」を作るためが主でした。
すでにある色をわざわざ「作る」なんて、自分の中で結びつかなかったのです。
人工的な「緑色」ではなく、自然に近い緑色を自分で作れば良かったんですね。

三原色の混色表

赤・青・黄の絵の具があれば、それだけで風景画が描けるなんて、昭和の小学校の先生は誰も教えてはくれませんでした。
子どもの頃に、こんな先生に出会いたかったですね。

版画なんて何十年もやってないなあ

図工と言えば、版画もありました。
木彫りの版画に紙版画、いも版画。
彫刻刀なんて授業以来触っていない気がします。
懐かしいですね。

版画で作る自画像は、紙であれ木彫りであれ、なんかこわい顔になりました。
ふだん意識しない歯とか目や鼻の形が強調されてしまうんですよね。

「手を切らないようにきをつけなさい!」と先生に何度注意されても、やっぱり授業時間中に必ず指を切る子がいました。
「せんせー、保健室行ってきてもいいですかー」
指を切った子が、なぜか自慢げにみんなに指を見せながら退場していきました。

彫刻刀の正しい使い方(広い面をほるとき)

今どきの彫刻刀は安全カバー付き。
持ちやすい、さびにくい、刃の形がわかるマーク付き。
至れり尽くせりですね。

今どきの彫刻刀

いろいろなものが変化・進化していく中で、「バレン」は相変わらずこのままの姿!
なんかちょっとほっとします。

バレン

これ覚えてる?道徳のテレビの歌

最後に、あの頃の「道徳」の授業の時、教室のテレビで観ていた番組の主題歌をひとつ紹介しますね。
前回の記事の時は『みんななかよし』を紹介しました。
『 ♪くちぶえふいて~、あきちへいった~ 』です。
今回は『明るい仲間』です。
『 ♪あいつをはじめて知った時、ジロリとにらんだだけだった~ 』
きっと覚えていると思いますよ。

これ覚えてる?『私たちにはあたりまえだったこと』昭和の小学校の授業編 - Middle Edge(ミドルエッジ)

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