これ覚えてる?『私たちにはあたりまえだったこと』昭和の小学校の授業編2

これ覚えてる?『私たちにはあたりまえだったこと』昭和の小学校の授業編2

昭和の頃、あたりまえのように受けていた授業。今、思い出しても懐かしいですね。前回の体育・理科・音楽・国語に続き、違う教科も振り返ってみたいと思います。


途中から導入され始めたOHP。
マジックで書いたものがスクリーンに映し出され、「すごーい!」と思った覚えがあります。
でもちょっと薄くて見づらかったですね。
休み時間にこのOHPに手をかざし、キツネとか鳩とか、影絵をやる子が必ずいました。
あなたが小学生だった頃、教室にこれはすでにありましたか?

OHP

教室や会議室に必須の備品といえばOHP(オーバーヘッドプロジェクター)だった! - Middle Edge(ミドルエッジ)

このソフトをインストールするとWord、PowerPoint®、OneNote®に小学生向けに開発された「きっずリボン」が追加され、小学校低学年でもわかりやすくスムーズに操作できるようになるそうです。今の小学校は、まとめ方も発表の仕方もスマートで、私たちの頃とは大違いですね。

小学生用の Office 2010アドインソフト「Dr.シンプラー2010 Lite

はたらくおじさん

社会科見学、どこに行った?

社会の授業で、大きな楽しみだったのは社会科見学でした。
お菓子工場や乳製品の工場、車の工場など、住んでいる地域によって、学校が選ぶ仕事場が違いました。
あなたは、どこに行きましたか?

工場見学

私はチョコレート工場だったので、おみやげの板チョコがとても嬉しかったです。
工場で見た機械や生産ラインの仕組みがすごい!とは思いましたが、やっぱり最後にもらうおみやげが、一番印象に残っているんですよね。

6年生の定番社会科見学、国会議事堂。
もしかしたら「修学旅行で行った!」という方もいらっしゃるかもしれませんね。
なんか重々しい雰囲気で「別世界」という感じがしました。けれど今は子どもに対してもっとオープンで、社会科見学用体験プログラムなども用意されているそうです。
議長や大臣の役を決めたり、模擬本会議場での押しボタン投票(子どもたちが議員役)で法律を成立させたりする体験をするそうですよ。

国会議事堂

図工の絵の具の水入れ

図工の時間、好きでしたか?
誰もが経験した絵の具。
絵そのものではなく、道具の方を思い出してみてくださいね。
絵の具を溶いたり、筆を洗ったりする水を入れるための「絵の具の水入れ」。
思い浮かべていただけたでしょうか。
あの頃、空き缶で作っていたことありましたよね?
えっ、知らない?もう、プラスチックの黄色いバケツだった?

手作り感いっぱいの水入れでした。
あの頃は、それがあたりまえだったんですけどね。
空き缶は水入れだけでなく、図工の工作などの材料にもよく使われました。
「今度、〇〇の工作をするからおうちから空き缶を持ってきてください。」なんて先生に言われて、小学校の6年間の間にいろいろなものを作りました。
貯金箱、ペン立て、風鈴みたいなもの、打楽器みたいなもの・・・。
でも、作っても絶対使わない(使えない)ものばかりでした。

懐かしの写生大会

今でもある写生大会。
懐かしいですね。
自分で描いた場所とか覚えていますか?

写生大会は、画板を持って学校内の好きな場所に座って、友だちとおしゃべりしながら描けるので楽しかったですね。
後でみんなが選んだ場所を見ると、それぞれ個性的で、自分と違うところに興味を持つ視点が、とてもおもしろかったです。

ただ、風景画って難しいですよね。
鉛筆で下描きを描くうちはいいのですが、絵の具で塗り出すとどうも絵がおかしくなる・・・。
子どもの頃、自分の絵がどうしてのっぺり、べったりしてしまうのかわかりませんでした。

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