映画『約束』

二人は偶然出合う舞台は、日本海を北上する北陸本線の列車の中。

女は受刑囚です。過去に夫の暴力に耐えきれず殺人を犯してしまったのです。模範囚として刑期を務めました。そして今は、仮出所中の身であり、女監視員とともに母親の墓参りに行く途中でした。

この列車、編成や走る区間からして、当時金沢〜青森間を走っていた急行『しらゆき』でしょうか?
http://cedarben.blog.so-net.ne.jp/2015-03-21新幹線開通記念?映画『約束』の北陸本線風景:Cedarの今昔写真日記:So-netブログ
孤独を抱えた女と男・墓参りと逢瀬


海には漁へ向かう漁船の明かりが見えます。
男はその明かりを見て「あっ、蛍だ!」と叫びます。
女は男のその言葉に涙がこみ上げてきます。
二人は翌日、海辺の休憩所で会う約束をします。

男が休憩所へ着いた時には女は帰った後でした。
代わりに女から預かったという腕時計を店主に渡されます。

女はホームへの階段を登る、ホームのベルが鳴った。
男は階段を駆け上がり、汽車に飛び乗ります。
できることなら…


夜汽車は再び走り出す~そして刑務所へ


男は「おじさん、一番高い奴を三つくれ」とラーメンを頼みます。
監視員の女は黙って食べています。しかし、岸恵子演じる年上の女は食べませんでした。
監視員は食べ終わると「幾ら?」と尋ね、ラーメン代金を支払います。
女と監視員は刑務所の門の中へ入っていきます。
逮捕

男は走り出し洋品店を見つけると閉まっている店を叩き開けて貰います。
そして、「女の着る物で暖かそうなものをくれ。何でも良いから」と頼みます。
そこへ二人組の刑事入って来ます。客のフリをして男の様子を伺いながら、男が金を払い店を出ようとした瞬間、「朗っ」と呼び止め、背後から男を羽交い絞めにし逮捕します。
男は必死に抵抗し泣きながら「嫌だ。女に差し入れさしてくれって言ってんだよ」と叫ぶ。
約束のあの公園

映画『約束』岸恵子とショーケン(萩原健一)

岸恵子
思い出の名画(5)「約束」:ぴーやしのイラヨイほりでい

ショーケン(萩原健一)
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