ホームランキング 王貞治の1本足打法   Flamingo Style Butting of Homerun King Sadaharu Oh.

ホームランキング 王貞治の1本足打法 Flamingo Style Butting of Homerun King Sadaharu Oh.

王貞治の澄んだ瞳と誠実さは尋常ではない。 個性とバカ話が渦巻く野球界にあって、ひと際、異彩を放っている。 しかし単なるお人好しじゃない。 鉄拳制裁や、、道場通い、刀を握っての練習などは、まさに鬼の所業だった。 三振王からホームラン王に、さらに世界の王となった現役時代の王貞治の軌跡を、一本足打法を中心にまとめてみました。


王貞治と長嶋茂雄の巨人の2枚看板は、「ON砲」と呼ばれた。

OH砲

張本勲とのコンビは、「OH砲」といわれた。
王と張本は同い年で、「親友」ではなく「心友」の仲である。

王シフト

広島の白石勝巳監督が、初めて対王貞治守備体系「王シフト」を行った。
王の打球は、ライト方向に集中していることから、野手6人をライト側に守らせた。
しかし王は動じることはなくバックスクリーンの右へホームランを叩き込んだ。

バッキー荒川事件

阪神のジーン・バッキーから危険球を投げつけられ、王はバッキーに詰め寄った。
そして荒川がバッキーと乱闘。
2人が退場となった。
更に交代した権藤正利の投球が王の頭を直撃。
その後、長嶋が権藤からレフトスタンドに3ランを叩き込んだ。
王は頭部陥没骨折の重傷を負ったが、懸命の治療で大事に至らず、2試合欠場しただけで復帰。
復帰した試合では2本の本塁打を放った。
バッキーは荒川との乱闘で、指を骨折し、投手生命を絶たれた。

868号

かつてはベーブ・ルースの通算714号がホームランの世界記録だった。
1974年にハンク・アーロンが、715号を放ち、その記録は引退までに、755本に伸びた。
1977年8月31日、王はアーロンに並ぶ755号を放ち、引退までに、868本まで記録を伸ばした。
1本足打法は、アメリカでは「フラミンゴ打法」といわれた。
1970年の日米野球では1試合2本のホームランを放ち、敬遠さえされた。
1976年には、アメリカのスポーツ雑誌:スポーツ・イラストレイテッドに、日本のプロ野球選手として初めての表紙を飾った。
一方、日本では「世界のホームラン王」だったが、世界では「Japanese homerun king Sadaharu Oh.」といわれ、あくまでも日本のホームラン王だった。
その理由は、日本の球場の狭さにあった。

868号を放ったバットは、徳光和夫が所有している。
徳光はそのバットが868号を打ったバットとは思わずに、自宅で青竹踏み代わりに使っていた。

鉄拳

あるとき、試合のため来ていた名古屋の宿舎でのことである。
そのときチームの調子が悪く、選手たちは、自主的に遊びを自粛しようということになった。
だからその夜、外出したのはわずかだった。
堀内恒夫もその中にいた。
堀内は、門限の1、2分前に帰り、玄関で
「俺は門限を破らなかったぞ!」
と大声で言った。
そしてその後、ロビーで長電話を始めた。
現在のようにホテルではなく、3階建ての旅館だったため、堀内の話し声は館内に響いた。
『いい加減にしろ』と、舌打ちや咳払いをする者もいた。
やがて
「俺がいってくる。」
といって立ち上がった先輩を王は止めた。
「いや、私が行ってきます。」
そしてロビーに降りていき、堀内の電話が終わるのを待った。
そして堀内が受話器を置いた途端、胸倉をつかみ、大部屋へ引きずり込み、いきなり殴った。

野村克也

野村克也と王が偶然、銀座で会って、一緒に飲んでいたとき、王は、
「荒川さんと練習があるから失礼します。」
と帰ろうとした。
引き止めても行ってしまった王をみて野村は思った。
「いつかこいつに抜かれるなあ…」

松井秀喜

松井秀喜の背番号「55」は、王の年間最多ホームラン記録:55本に因んでいる。

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