ピロスマニの人生の映画化
1日の糧と酒のために、酒場に絵を描くという日々を過ごしたピロスマニの人生は、映画化もされました。女優マルガリータとの出会いの場面も描かれています。
「放浪の画家ピロスマニ」の一場面
放浪の画家ピロスマニ : フォトギャラリー 画像 - 映画.com
生前は認められず、死後に評価が高まるというのは、画家に限らずよく聞きますが、彼の描いたグルジアの風景や農民や動物たちは、故郷への愛情を感じさせるものかもしれません。
孤独と放浪の中で亡くなったピロスマニの人生は、広場をバラで埋め尽くしたという逸話を、実話として感じさせるものがあります。
アーラ・プガチョワの歌う「百万本のバラ」
日本語版
日本では、作詞家の岩谷時子や映画監督の松山善三のほか、何人もが訳詩をしていますが、加藤登紀子の訳詩が一般的には知られています。
もともとは、アルバム「時には昔の話を」に収録されていましたが、問い合わせが相次いだため、1987年にシングル版として発売されました。
アルバム「MY STORY 時には昔の話を」
Amazon.co.jp: MY STORY 時には、昔の話を: 加藤登紀子: デジタルミュージック
加藤登紀子とは
1965年、東京大学在学中にアマチュアシャンソンコンクールで優勝し、デビュー後は「赤い風船」でレコード大賞新人賞を受賞、1969年に「ひとり寝の子守歌」で、1971年には森繁久彌作詞作曲の「知床旅情」でレコード大賞歌唱賞を受賞しています。
加藤登紀子
プロフィール| 加藤登紀子 | 日本コロムビアオフィシャルサイト
歌手以外の活動
夫と共に、千葉県鴨川市に鴨川自然王国を設立し、東京からも近いこの地で、多くの人々が農業体験に参加しています。
WWF顧問、WWFパンダ大使、UNEP親善大使などに就任し、アジア・オセアニア各地で自然環境の現状を伝え、音楽を通しての交流も重ねています。
鴨川自然王国
鴨川自然王国について « 鴨川自然王国
女優・声優として
「居酒屋兆治」での高倉健の妻役のほか、スタジオジブリの「紅の豚」でも主人公ポルコの昔馴染みジーナ役で出演し、主題歌「さくらんぼの実る頃」、エンディング曲「時には昔の話を」を歌っています。
「紅の豚」のジーナ
1987年、中森明菜へ「難破船」、石原裕次郎へ「わが人生に悔いなし」を提供し、自身の「百万本のバラ」もヒットしました。
ロシア語版「百万本のバラ」をベースにしています。