「結婚しようよ」のライブ動画
テレビへの売り込み中心の音楽業界への反発もあり、日本のミュージシャンで初めて、PAや照明などのスタッフを帯同してのツアーを敢行しました。会場設備などの関係で、会場が取れないなどのトラブルもありましたが、現在では一般的になっています。
それまでの地元の興行師が開催するという形態から、地方のイベンター、チケット事業、情報サービス業などの新たな産業が生まれることになりました。
また、大ホールでの連日公演や、つま恋でのかぐや姫とのオールナイトライブなど、それまでの常識を覆すイベントの先駆けともなりました。
コンサート・イン・つま恋のジャケット
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2006年には31年ぶりにつま恋でかぐや姫と「吉田拓郎&かぐや姫コンサート・イン・つま恋2006」が開催され、かまやつひろしや中島みゆきと共演し、主催者発表で3万5千人の入場者数でした。
同じ時代を生きた年代と、その子供や孫が一緒に楽しむ姿も見られました。
「結婚しようよ」のカバー
「結婚しようよ」は、チェリッシュや青い三角定規、ペドロ&カプリシャスなど多くのアーティストがカバーしていますが、福山雅治もカバーアルバムでカバーしています。
フォークのプリンスと言われた吉田拓郎も70歳。2度の離婚と再婚やガンの克服など、様々な経験を経て、少し角が取れたような印象もありますが、まだ現役で活動している吉田拓郎の歌を、この機会に一度聞いてみてはどうでしょう?