反体制の音楽だったフォークソングのイメージを一変させ、フォークのプリンスと呼ばれた吉田卓郎の「結婚しようよ」

反体制の音楽だったフォークソングのイメージを一変させ、フォークのプリンスと呼ばれた吉田卓郎の「結婚しようよ」

レコード会社の移籍と共に発表された「結婚しようよ」は、それまでの反戦運動や学園闘争など、反体制のシンボルとしてのフォークソングのイメージを一変させました。ブライダル業界へも影響を与えた「結婚しようよ」を振り返ります。


1972年、この教会で吉田拓郎は結婚式を挙げました。

軽井沢の聖パウロカトリック教会

jinさまのゆるい日記 軽井沢

ニューミュージック、J-ポップへの影響

吉田拓郎の「結婚しようよ」と、井上陽水の「傘がない」の登場で、日本の音楽界は大きく変わったというのは、よく言われていますが、アーティスト本人による作詞作曲、ダンガリーシャツにジーンズ、ギターとハーモニカというスタイルも、多くの若者たちが真似をするようになります。
字余り、字足らずの歌詞、自分の身の回りの出来事をシンプルでストレートな歌詞にのせて歌ったことで、ニューフォークという新しいジャンルから、ニューミュージック、J-ポップへと進化していきました。

外国人アーティストのコピーではなく、吉田拓郎のコピーをする若者が増え、フォークは中学生にまで広がりました。

ギターとハーモニカホルダーの吉田拓郎スタイル

「結婚しようよ」といったらよしだたくろうですね! | フォークソングは青春の歌

「結婚しようよ」の歌詞

「結婚しようよ」を聞いたことはあるけれど、全部は知らないという方は、以下のリンクから見ることができます。仲間を呼んで花をもらう、おそろいのシャツを並べて干す、ささやかな日常の幸せが歌われています。

結婚しようよ  吉田拓郎 - 歌詞タイム

「結婚しようよ」の映画化

2008年、吉田拓郎の大ファンだったという映画監督の佐々部清監督により、映画「結婚しようよ」が公開されました。全編に吉田拓郎の楽曲が流れる、ホームドラマですが、主人公である父親と同年代の世代には、同じ時代を感じることができる作品と言えるでしょう。

三宅裕司、真野響子の夫婦と2人の娘の4人家族の日常が描かれています。

映画「結婚しようよ」

結婚しようよ - 作品情報・映画レビュー -KINENOTE(キネノート)

映画「結婚しようよ」のあらすじ

不動産会社に勤める平凡なサラリーマンの香取卓は、専業主婦の妻幸子と2人の娘との4人家族でした。夕食は必ず家族全員で共にするという決まりを守ってきました。卓はかつて、吉田拓郎に憧れ、フォーク歌手になる夢も持っていましたが、今は家族のために人生を捧げていました。
娘たちの成長と共に、卓の大切にしていた夕食の習慣も継続することが難しくなり、怒りと動揺に翻弄されますが、親は娘たちの夢を、娘たちは親の青春時代を知り、和解していきます。

長女の結婚、次女のバンドデビューと、卓と幸子夫婦の出会いなど、将来への夢と希望や挫折など、日々の生活が描かれています。

香取家の夕食シーン

結婚しようよ : 場面カット - 映画.com

映画「結婚しようよ」の主な出演者

娘たちの成長に戸惑う父親を三宅裕司が演じています。

香取卓:三宅裕司

三宅裕司 - 映画.com

夫が使っていたギターを大切に保管する妻幸子を真野響子が演じています。

香取幸子:真野響子

真野響子 | DrillSpin (ドリルスピン) 検索

長女詩織を藤沢恵麻が演じています。

香取詩織:藤沢恵麻

藤澤恵麻 - DrillSpin データベース

次女歌織を中ノ森文子が演じています。

香取歌織:中ノ森文子

中ノ森文子 - DrillSpin データベース

卓の昔のバンド仲間でライブハウス「マークⅡ」のオーナーを岩城洸一が演じています。

榊健太郎:岩城洸一

岩城滉一 - DrillSpin データベース

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