歴代の航空自衛隊【主力戦闘機】を調べてみました

歴代の航空自衛隊【主力戦闘機】を調べてみました

冷戦時代も含め現在も領空侵犯してくる国籍不明機は後を絶たず、スクランブル発進は日常茶飯事となっていることをご存知ですか?昔から今も日本の空を守り続けてきた戦闘機を時代順にご紹介させて頂きます。


ファントムⅡ

全長	19.20 m (63 ft 0 in)
全幅	5.02 m (16 ft 6 in)
全高	5.0 m (16 ft 6 in)
主翼面積	49.2 m2 (530.0 ft2)
空虚重量	13,757 kg (30,328 lb)
全備重量	18,825 kg (41,500 lb)
最大離陸重量	28,030 kg (61,795 lb)
最高速度	Mach 2.23 (2,370 km/h、1,472 mph) / 12,190 m (40,000 ft)
実用上昇高度	18,975 m (60,000 ft)
上昇率	210 m/s (41,300 ft/min)
フェリー航行時航続距離	2,600 km (1,615 mi、1,403 nmi)
エンジン製造者	GEエアクラフト・エンジンズ (GEアビエーション)
メインエンジン	ゼネラル・エレクトリックJ79-GE-17A 軸流圧縮式ターボジェットエンジン × 2基
ドライ推力	52.53 kN (11,808 lbf) × 2
アフターバーナー推力	79.62 kN (17,898 lbf) × 2
推力重量比	0.86 (全備重量時)、0.58 (最大離陸重量時)
爆撃コンピューターや空中給油装置が外されている。

F-4EJ

すでに実戦投入されることはないそうですが、未だに7機が保有されているそうです。
全世界で使用され、5000機以上が生産されたそうで、アメリカ製超音速戦闘機の
最大生産機体だそうです。まさに傑作中の傑作の名機と言えるでしょう。
ホントは海軍機だったらしいんですが、当時としては比類ないほどの高性能から
空軍でも使用されるようになったということです。
日本仕様のこの機体には侵略戦はない専守防衛力として、対地攻撃能力や空中給油能力を
排除した装備となっているそうです。

三菱 F-1

国産高等練習機T-2改良型

乗員: 1名
全長: 17.85m(ピトー管含む)
全幅: 7.88m(翼端ランチャー含まず)
全高: 4.45m
主翼面積: 21.17m²
主翼前縁後退角: 42.29度
下反角: 9度
基本運用重量: 6,550kg
最大離陸重量: 13,700kg(30,140ポンド)
燃料搭載量
胴体タンク: 1,010ガロン(約3,823リットル)
増槽: 220ガロン(約833リットル)×3
エンジン: IHI TF40-IHI-801A ×2基
推力: アフターバーナー使用時 32.5kN (3,310kg) / 非使用時(ミリタリー) 22.8kN(2,320kg)
最大速度:M1.6
失速速度:117kt
航続距離:(3個の増槽を加えたフェリー飛行):2,590km
戦闘行動半径
要撃戦闘時(AAM×2、機内燃料のみ):280km
対地攻撃時(500ポンド爆弾×8、増槽×2):350km
対艦攻撃時(Hi-Lo-Hi飛行、ASM×2、増槽×1):560km
荷重制限: +7.33~-3G
実用上昇限度:15,240m
固定武装: JM61A1 20mmバルカン砲×1門(750発)
兵装類最大搭載重量: 2720kg

国産初の支援戦闘機F-1

日本国内で初めて独自開発されたのがこの機体だったんですね。
練習機のT-2の後部座席を取っ払って電子機器を詰め込み攻撃能力を与えたということですが
やはり初めての機体だったので問題点も多く指摘されていあたようです。
超音速飛行はもちろん、高い対艦攻撃能力を持つ反面、運動性能は低く
戦闘機というより対艦攻撃機の性格が強く出た機体だったそうです。
現在は後継機種F-2に後を譲り、全機退役したそうです。

F-4EJ改 

スーパーファントム

乗員	2人(縦列複座=タンデム型)
全幅	11.7m
全長	19.2m
全高	5.0m
エンジン搭載数	2基
名称	J79-GE-17
J79-IHI-17
推力	8,120kg(A/B使用)/1基
型式 アフターバーナー付ターボジェット・エンジン
離陸重量	約26t
最大速度	マッハ約2.2
航続距離	約1,600nm(約2,900km)
武装	M-61A1 20mm機関砲×1門
空対空レーダーミサイル×4発
空対空赤外線ミサイル×4発
出典:http://www.mod.go.jp/asdf/equipment/sentouki/F-4/index.html

F-4EJ改

全機F-4EJを改造した機体だそうです。耐用年数は伸ばせたのでしょうがさすがに
長く使いすぎの感がありますね。次期主力戦闘機に選定されているF-35が配属される
事によって順次退役されるようです。現在の保有数は90機ということです。

F-15J/DJ

イーグルドライバー

乗員	1人
全幅	約13.1m
全長	約19.4m
全高	約5.6m
エンジン
搭載数	2基
名称	F100-PW(IHI)-220E
推力	約8,600kg/1基
型式	アフターバーナー付ターボファン・エンジン
全備重量	約25t
性 能
最大速度	マッハ約2.5
実用上限限度	約19,000m
最大航続距離	約2,500nm(約4,600km)
武装	M-61A 20mm機関砲×1(940発)
空対空レーダーミサイル×4発
空対空赤外線ミサイル×4発
出典:http://www.mod.go.jp/asdf/equipment/sentouki/F-15/index.html

F-15J/DJ(DJは複座)

40年以上たつ機体ながらも未だに世界的に一線級の優秀な機体ですね。
航空自衛隊でも間違いなく主力戦闘機として存在感を見せています。
ただお値段が非常にお高いそうで世界でも運用している国は日本、アメリカのほか
2か国しかないそうです。
しかしながらその空戦能力は非常に高く評価され、安定感は抜群らしく、空対空での交戦で
撃墜されたことが1回もないという優れものなのだそうです。
拡張性も高く技術向上に対応し、随時バージョンアップしているそうでまだまだ現役として
第一線で活躍してくれるでしょう。

F-2A/B

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