アイアン・イーグル

アイアン・イーグル
映画 アイアン・イーグル Iron Eagle (1986) | 映画情報 ウェブ・ムービー・シアター
メインキャスト

ダグ・マスターズを演じるジェイソン・ゲドリック

チャールズ・”チャッピー”・シンクレアを演じるルイス・ゴセット・ジュニア

テッド・マスターズを演じるティム・トマーソン
ストーリー(ネタばれ)

ダグ(ジェイソン・ゲドリック)は、空軍基地の町ビーチャーに住む18歳の高校生。

父のテッド(ティム・トマーソン)がFー16の空軍大佐であることから、テッドはクラスメートたちとイーグル・フライング・クラブを結成、いつの日か父と一緒に大空を飛ぶことを夢見ていた。

そんな時、父が中東上空をテスト飛行している時に某国のミグと遭遇、被弾して捕虜となったという連絡が入った。しかも、軍事裁判で死刑の判決が下ったのだ。

ダグは悲嘆にくれる母エリザベス(キャロライン・ラガーフェルト)を伴って父を救出してくれるように空軍へかけあうが、軍も政府も救出の手だてがないという。

いらだつダグは、自らの手で救出するしかないと決意したものの方法がない。そのダグの前に心強い味方が現われた。黒人の退役空軍大佐チャピー・シンクレア(ルイス・ゴセット・ジュニア)だ。ダグはチャピーに父親救出作戦に協力してほしいと申し出るが、彼はセスナの操縦やシミュレーション飛行の経験だけで最新鋭戦闘機Fー16は乗りこなせないと拒否。

処刑まであと3日。ダグはイーグル・フライング・クラブのメンバーの協力を得て基地内に潜入、敵の防衛機密や飛行データを盗み出した。そんなダグの熱意にチャピーが折れ、マン・ツー・マンの厳しい実戦訓練が始まった。

ダグは次々と知識を吸収し、腕を上げた。

出発日を向かえ、2人は空軍から2機のFー16を無断借用し、6000マイル彼方に向かってテイク・オフ。チャピーの巧みな誘導をウォークマンから流れるロック・ビートに鼓舞されてダグの心がはやる。

そして、いよいよ敵の領空に入り、向かえうつミグ21の編隊と凄絶なドッグ・ファイトが展開される。初ファイトとは思えぬダグの活躍で敵機を壊滅させるが、チャピーは被弾し海中に落下していった。

1人になってしまったダグは、カセットに録音されたチャピーの誘導に従って、単身敵地に殴り込みをかけた。

そして、処刑寸前の父の救出に成功した。

帰還したダグを母や友人たちが出迎えてくれた。

しかも、死んだと思っていたチャピーの姿が。2人は成功を祝して固く抱き合った。数日後、2人は軍に呼び出され、今回の事は他言さえしなければ罪を問わないと温情あふれる判決を言いわたされた。だが、チャピーはニヤリと笑いながら言い返した「しかし、ダグは口が軽いから、空軍士官学校に放り込んで隔離した方がいいでしょう」。
主人公が、凄く熱意が溢れていて素敵でした。また劇中でのスカイアクションは、迫力があってとてもカッコいいです。
映画解説
劇中に登場する戦闘機

イスラエル空軍のF-16

イスラエル空軍のクフィル
映画で使用された音楽
エリック・マーティンの「Eyes Of The World 」や、クイーンの「One Vision」、そしてキング・コブラの「Never Say Die」やベイジル・ポールドゥリスの曲が流れ、映画は盛り上がりました。
主人公が壮大な空を飛行機で駆け巡り、父親を助け出す所が、ドラマチックで爽快感溢れる作品でした。是非ご覧ください。