この後もルーファスは、1977年に「アスク・ルーファス」、1978年に「ストリート・プレイヤー」と順調にアルバムをリリースしていきますが、そんな中、1978年にチャカ・カーンはファースト・ソロ・アルバムとなる「恋するチャカ」をリリースします。
ソロ・デビュー曲は、後にホイットニー・ヒューストンがカバーしたことでも知られる「アイム・エブリ・ウーマン」です。
ルーファスとの掛け持ちでのソロ・デビューですが、チャカ・カーンはここから新たなキャリアをスタートさせることになります。
録音スタッフは、プロデューサーのアリフ・マーディン以下.、コーネル・デュプリー(ギター)、フィル・アップチャーチ(ギター)、ハミッシュ・スチュワート(ギター)。ウィル・リー(ベース)、アンソニー・ジャクソン(ベース)。スティーヴ・フェローン(ドラムス)、P.リチャード・ティー(ドラムス)などなど当時の一流プレイヤーがずらりと顔をそろえています。
恋するチャカ
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Stompin' at the Saboy
1982年にリリースされたルーファス&チャカ・カーン最後のアルバム「ライヴ/サヴォイでストンプ」は2枚組で集大成となるライブ・アルバムです。
収録曲のうち、13曲が前年のライヴで4曲がスタジオ録音の新録曲となっています。そのスタジオ新録はとても素晴らしい出来栄えで、そのうちのひとつ「Ain't Nobody」はヒットしました。
ライヴ/サヴォイでストンプ
Rufus & Chaka Khan - Live: Stompin' at the Savoy – Amazon(アマゾン)
ルーファス解散後は、ますます精力的に活動するチャカ・カーン。いろんなジャンルを歌いこなしていますが、80年代末にはマイルス・デイヴィスと度々共演し、ジャズ歌手としても高い評価を得ています。
近年でも衰えることなく活動を続けているというのは素晴らしいですね。いつまでも素晴らしい歌声を聴かせてほしいものです。