Chaka Khan

チャカ・カーン
アレサ・フランクリンと並びR&Bを代表する女性ボーカリスト、チャカ・カーン。
ホイットニー・ヒューストンをはじめ多くのボーカリスト達に影響を与え、70~80年代に大活躍しました。
キャリアの始まりは、ファンクバンドであるルーファスのボーカルとしてのものでした。
1973年のファースト・アルバムをリリース以降、解散するまでに8枚のスタジオ・アルバムを発表しています。
Rags to Rufus

Rufus
Rufus (band) - Wikipedia
チャカ・カーンを語るうえで避けて通れないのがファンクバンドのルーファスですが、先ず聴いて頂きたいのが、ルーファスのセカンド・アルバム「ラグズ・トゥ・ルーファス」です。
このアルバムには、スティーヴィー・ワンダーが提供した「Tell Me Something Good」が収録されています。というか、「Tell Me Something Good」が収録されているのが本作ですと言った方がいいかもしれません。
それほどの名曲であり大ヒット曲でもあります。

ラグズ・トゥ・ルーファス
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Rufusized
1974年リリース、ルーファスのサード・アルバム「ルーファサイズド」、これはもう掛け値なしの名盤といえます。
本作よりボビー・ワトソン(ギター)、ジョニー・メイデン(ベース)がメンバーに加入したことで、サウンドがよりファンキーでタフになり、チャカ・カーンのヴォーカルが冴えわたっています。
アルバム・ジャケットの写真を撮ったのはノーマン・シーフという有名なカメラマンですが、さすがに素晴らしい瞬間を捉えていますね。

ルーファサイズド
ルーファス&チャカ屈指の人気作。30年後の今日でも古さを感じさせない理由は当時21歳のパワフルな天才歌姫の歌声あればこそですが、脇を固めるルーファスの堅実なファンキー・サウンドも充分魅力的。
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Rufus featuring Chaka Khan
ローリング・ストーンズのマークを彷彿とさせるアルバム・ジャケットが印象的な1975年にリリースされたアルバム「ルーファス・フィーチャリング・チャカ・カーン」には、ファンキー、ディスコ、バラードがバランスよく収められていて、ファンキーなチャカ・カーンの魅力を存分に味わうことが出来ます。

ルーファス・フィーチャリング・チャカ・カーン
よりfunkyなChakaを堪能するなら、この1枚。 思わず腰が動くどころか、うねっちゃいます。
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Chaka
この後もルーファスは、1977年に「アスク・ルーファス」、1978年に「ストリート・プレイヤー」と順調にアルバムをリリースしていきますが、そんな中、1978年にチャカ・カーンはファースト・ソロ・アルバムとなる「恋するチャカ」をリリースします。
ソロ・デビュー曲は、後にホイットニー・ヒューストンがカバーしたことでも知られる「アイム・エブリ・ウーマン」です。
ルーファスとの掛け持ちでのソロ・デビューですが、チャカ・カーンはここから新たなキャリアをスタートさせることになります。
録音スタッフは、プロデューサーのアリフ・マーディン以下.、コーネル・デュプリー(ギター)、フィル・アップチャーチ(ギター)、ハミッシュ・スチュワート(ギター)。ウィル・リー(ベース)、アンソニー・ジャクソン(ベース)。スティーヴ・フェローン(ドラムス)、P.リチャード・ティー(ドラムス)などなど当時の一流プレイヤーがずらりと顔をそろえています。

恋するチャカ
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Stompin' at the Saboy
1982年にリリースされたルーファス&チャカ・カーン最後のアルバム「ライヴ/サヴォイでストンプ」は2枚組で集大成となるライブ・アルバムです。
収録曲のうち、13曲が前年のライヴで4曲がスタジオ録音の新録曲となっています。そのスタジオ新録はとても素晴らしい出来栄えで、そのうちのひとつ「Ain't Nobody」はヒットしました。

ライヴ/サヴォイでストンプ
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ルーファス解散後は、ますます精力的に活動するチャカ・カーン。いろんなジャンルを歌いこなしていますが、80年代末にはマイルス・デイヴィスと度々共演し、ジャズ歌手としても高い評価を得ています。
近年でも衰えることなく活動を続けているというのは素晴らしいですね。いつまでも素晴らしい歌声を聴かせてほしいものです。