ベルばらでのフェルゼン
アニメでは

主人公の4人
池田理代子先生の設定ではオスカルの親友となっています。しかしオスカルの自分に対する恋心を知りとまどいます。
宝塚のシーンより

宝塚のフェルゼン
実在の人物です

ハンス・アクセル・フォン・フェルセン
生い立ち
出生は1755年9月4日 スウェーデン、ストックホルム
スウェーデンの名門貴族、フレデリック・アクセル・フォン・フェルセン侯爵の子
フランスを愛して止まなかった父フレデリックは家庭内ではフランス語を話していたということです。
因みに名前なんですが物語においてフェルゼンとなっていますが正しくはフェルセン(フェセン)です。フルネームはハンス・アクセル・フォン・フェルセン、伯爵です。
若き日のフェルゼン

若き日のフェルゼン
貴族の修行も大変だったようで
18歳でフランス・パリの社交界でデビューするまでは貴族としての知識を身に着けるためヨーロッパ各地を回り、そして長身、雄弁のイケメンに育ったようです。少なくとも3年間以上はそうした修行をつんでいたようです。
勿論普通の基本的な勉強もこなしているということはかなりの努力が必要だったはずですね。
社交界デビュー!

社交界のご婦人方
いよいよ物語に登場した時期です
1773年12月、18歳の時フランス・パリの社交界にデビュー、たちまちパリの上流階級の御婦人方に大人気となったようです。そして運命の出会い、1774年1月、仮面舞踏会でフランス王太子妃マリー・アントワネットとの初めての出会いを果たします。始めはマリー・アントワネットにとっては数多い取り巻きの1人だったはずですね。だけどたまたま同い年ということもあって意気投合、当然のなりゆきのように親密になっていったというのも必然のようですが実はこれはスウェーデンの国策として時のスウェーデン国王グスタフ3世の意図があったとされています。
1774年5月にルイ15世が逝去、王妃となったマリー・アントワネットの事を思うと自分とも関係がスキャンダルになるのを恐れ、スウェーデンに帰国したということはやはり本気で彼女のことを想っていたのでしょう。
貴族として、軍人として

軍装のフェルゼン
本当はかなり忙しい人でした。
アメリカ独立戦争に参加とありますがどのような関与の仕方だったんでしょうね。
第一次ロシア・スウェーデン戦争にも従軍したということは軍人としても前線とはいわないまでも戦闘に参加したんだと思います。(勝手な想像です)
一途な愛

王妃に奉げた献身的な騎士道
マリーアントワネット一筋に生きた人
フェルセンはあまたの結婚話をすべて断ったそうです。ただただ王妃マリー・アントワネットに愛を注ぎました。にもかかわらず王妃の不幸は大きく増大していきますが、ますます献身的になり、支え続けるのです。もうこのころになると男女の愛とは一概に言えなくなっているのではないでしょうか?しかしフェルセンの行為、行動はは、スウェーデンにとって利益にはなりましたが、次第にスウェーデン国王の考えとは異なり始め、グスタフ3世は駐仏大使となったスタール男爵を信用するようになっていきます。
フランス革命!!

フランス革命の一場面
物語はいよいよクライマックスを迎える時期です
物語ではバスティーユ監獄襲撃事件をもってクライマックスを迎えますね。アンドレの死、そして市民側として戦闘に参加したオスカルの戦死・・・。架空のキャラクターといえど主人公殺しちゃう漫画ってそれまではあまり例がなかったんじゃないでしょうか?でもアンドレは幸せを一瞬でもつかんだのでしょうか・・・。

バスティーユ監獄陥落
フェルゼンのその後

人臣極めたフェルゼン
性格もすっかり変わってしまって最期は・・・
民衆だけでなく軍部内でも反感を持たれていました。これでは軍の最高地位にいても何の意味もなさない結果となっていきました。
フェルゼンの最期

フェルセンの撲殺
ベルばらのファンの皆さんご存知でしたか?

惨殺されたフェルセンの最期
こんな最期を迎えた人だって知ってました?僕も今回調べていて初めて知ったんです。それにしても因縁めいた日に、こんな悲惨な死に方をするとは・・・。